SSブログ

ウインブルドンまで [テニス]

ウインブルドンまであと一週間である。

ヴァージニア・アストレイの"From Gardens Where We Feel Secure"なんぞを聴いて、イングリッシュ・ガーデンからの爽やかな風に吹かれていると、気分がどんどん盛り上がってきて、待ち遠しくて仕方なくなってくる。

そういや、錦織選手が二回戦で負けたかと思いきや、ズベレフ選手も二回戦で負けてしまって、4連続の錦織vsズベレフ戦は幻に終わってしまったハレ大会は、結局どうなってるんだろう?
そう思ってATPアプリを開いたら、ズベレフ選手を下したアンベール選手と、ルブレフ選手の決勝なのね。

ルブレフ選手といえば、最初に見たときの印象は鮮烈だったなぁ。
確かメモがわりに記事を書いたなと検索してみたら、2015年だからもう6年前か。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2015-04-21-2

ランキングを見たら、ルブレフ選手ってズベレフ選手(6位)に続く7位なんだね。

ハレの決勝は9時開始か。
久しぶりにルブレフ選手のゲーム、観てみようかな。

<追記>
ルブレフvsアンベール戦、接戦だったけど勝敗自体は0-2であっさりと決まり、アンベール選手が優勝した。
いやぁ、今日のアンベール選手は強かった。
知らないうちに、実力のある若い選手が増えてるんだなぁ。
さて、それでは、一週間後のウインブルドン開幕をじっと待つとしましょうか。


コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

イングリッシュ・ガーデンからの爽やかな風 [アナログ・コレクターの覚書]

ここ最近、のんびりと過ごす朝や、ゆっくりと時間が流れる昼下がりには、必ずターンテーブルに載せるレコードがある。

ヴァージニア・アストレイ(Virginia Astley)が1983年にリリースしたアルバム"From Gardens Where We Feel Secure"だ。


20210619-1.jpg


かけるのは、朝はもちろん"Morning"と題されたSide 1、昼下がりはもちろん"Afternoon"と題されたSide 2である。

このレコードもまた、近所のブックオフで手に入れた。
ヴァージニア・アストレイは、1986年にリリースされた坂本龍一プロデュースの"Hope in a Darkened Heart"が有名で、これは、愛聴盤とまでは言えないが、ボクもときどき引っ張り出して聴くレコードなので、「彼女のレコードのUK盤(Rough Trade ROUGH 58, Happy Valley Records HA 001)が1180円ならお買い得だろう」と内容も知らずに購入したのだが、個人的には、"Hope in a Darkened Heart"よりもはるかに気に入った。

内容はといえば、小鳥のさえずりや虫の声や鐘の音がふんだんに盛り込まれ、ピアノやフルートといったアコースティックな楽器で奏でられるオーガニックな感触のアンビエント・ミュージックで、"Hope in a Darkened Heart"にも収録されている"A Summer Long Since Passed"には同様にラララというコーラスは入っているが、基本的にはインスト作品である。

これがねぇ、ホント、心地良いんだな。
まさにイングリッシュ・ガーデンからの爽やかな風に包まれているような気分になる。

このオーガニックな感触は、やっぱり、黒柿を装着したShure V15 VxMRで聴かないとね(多分に気分的なものである 笑)。


20210619-2.jpg


そういえばボクが手に入れたレコードってオリジナルなんだろうかとDiscogsを見てみると、どうやらこのレコード、1989年に日本でCD化されているものの、それ以前は、UK盤とポルトガル盤しか存在していなかったようだ。
ってことは、そもそもUK盤はオリジナルしか存在しないってことでいいのか?

そのとき、ボクの目にマーケットプレイスの価格表示が目に入って、目が点になった。
1万円を超えていたからである。
他の登録の出品を見るともう少し安いのもあったが、概ね1万円を超えている。

ってことは、もしかしてボクはものすごーくお得な買い物をしたってことか?

いや、そうではなくて、ボクの買ったのは、実はオリジナルとは違うもんなのか?

冷静になって観察してみる。
マトはA2/B1で同じみたいだ。
Side 2にはBiLBO TAPE ONEの刻印だってある。


20210619-4.jpg


しかし、ここでボクは違いに気づいてしまった。
Discogsに掲載されているアイテムのレーベル写真を見ると、どう見てもCBSプレスである。
うちの盤のレーベルは、どう見てもCBSプレスではないのだ。


20210619-3.jpg


ってことで、うちのは、"Hope in a Darkened Heart"をリリースしたときに、ドイツとかフランスのプレス工場に追加プレスを依頼したときのものかなぁ?

まぁ、UKオリジナルとして1万円で買った後に、レイトのドイツまたはフランス・プレスだと判明したらショックだけど、1180円なら、レイトのドイツまたはフランス・プレスでもきっとお買い得よね(笑)

タグ:Virginia Astley
コメント(0) 
共通テーマ:音楽

HBD ポール [The Beatles]

本日6月18日は、ポール・マッカートニー(Paul McCartney)の誕生日である。
79歳になったとのことだが、まだまだこれからも元気で活躍してほしいなぁ。

で、どのレコードを聴いてお祝いしようかと考えていたのだが、そしたら、ふっと思い出したことがある。





このプレイリストが何だかわかるだろうか?
これ、実は、ちょうど一年前の今日、THE TRAD@TOKYO FMで「勝手にお誕生日会―ポール・マッカートニー誕生祭」と題する特集が行われたときに放送された曲を、プレイリストにしたものなのである。

「誕生祭」の選曲にしては、イントロダクションの"Band on the Run"はいいとして、その後が、”Junk”、"Martha My Dear"、"Day Tripper"ってちょっと考えられないのだが、これが実にポール愛に溢れた選曲なんだな(笑)

というのも、"Junk"を選曲したのはReiちゃん、"Martha My Dear"を選曲したのは元キリンジの堀込泰行さん、"Day Tripper"を選曲したのはハマくんで、それぞれポール愛に溢れたコメント付きで「私的ナンバーワン・ソング」として選曲しているからである。

ボクの「私的ナンバーワン・ソング」は何だろう?
やっぱり、"Black Bird"かなぁ?
ハマくんの選曲理由と似ているが、初めて弾き語りに挑戦した洋楽曲だから。
まぁ、ボクの場合は、普通にスリーフィンガーで弾いてただけなんで、完コピには程遠かったけどさ(笑)

さて、じゃ、"Black Bird"だけでなく"Martha My Dear"も入ってるし、ホワイト・アルバムのSide 2を聴いて、お祝いしようかな。

Happy Birthday, Paul!


20210618.jpg


"I Will"が流れ出して、ふっと思い出した顔がある。
「ビートルズの曲の中で"I Will"が一番好き。」って言ってた彼女、どうしてるかなぁ?
友だち以上恋人未満だった人のことって、思い出すとちょっとキュンとするよね(笑)

コメント(0) 
共通テーマ:音楽

ハレの2回戦 [テニス]

グランドスラムの中ではウインブルドンが一番好きである。
昨年は新型コロナの関係で中止になってしまったので、なおのこと今年の大会は待ち遠しくて仕方がない。

幸い、仕事のほうは、暇とまでは言えないが多忙でもない。
そんなわけで、前哨戦のハレ大会やロンドンのクィーンズ・クラブ大会なんかもついついチェックしてしまう。

まぁ、クイーンズ・クラブのほうはマレー選手の様子をチェックするくらいで、とにかく気になるのはハレのほうだ。
昨日は、なんと、フェデラー選手がオジェ・アリアシム選手に逆転負けしてしまった。
39歳のフェデラー選手に対してオジェ・アリアシム選手は20歳、ほぼ倍の年齢差である。
20歳だとまだグランドスラムで勝てるだけの身体ができていない気はするが、フェデラー選手に勝った経験てのは大きいだろうなぁ。

20歳といえば、今日の第一試合で錦織選手が対戦するコルダ選手も20歳みたいだ。
まったく知らない選手だったし、ズベレフ選手とやる前に芝にもう少し慣れるのにちょうどいい対戦相手ぐらいに考えていたのだが、さてどうなんだろう?

試合開始は、現地時間では午前11時、日本時間なら午後6時である。
仕事を早めに切り上げて、最初からリアルタイムで観戦するぞー

タグ:錦織圭
コメント(0) 
共通テーマ:スポーツ

Zって何さ?~北村英治/菅野邦彦『コラボレーション』 [国内盤研究]

最近アナログの扱いを始めた近所のブックオフ、どうやら掘り出し物がけっこう眠っているらしい。
先日紹介したアルバート・キング(Albert King)"Lovejoy"のUSオリジナル(Stax STS 2040)が650円というのも、かなりお買い得だったようだ。

このレコードが510円というのも、帯無しで裏ジャケに少々シミが浮いているとはいえ、掘り出し物だったんじゃないかと思う。


20210616-1.jpg


北村英治さんと菅野邦彦さんの『コラボレーション』(Audio Lab. Record ALJ-1007)である。

和ジャズには明るくないので、このレコードの和ジャズにおける位置づけとかはまったくわからないのだが、なんとも素晴らしい演奏がとんでもなく良い音質で収録されている。
一聴して、ボクはものすごく気に入ってしまった。


20210616-2.jpg


SPU-GTがほんのりと醸す色気が、このレコードの魅力を倍増させる(個人の感想です 笑)。

プレスはビクターなのだが、やっぱり、小鐵徹さんがカッティングしてるのかな?

それも気になるのだが、さらに気になるのは、これである。


20210616-3.jpg


Side 1の送り溝の111※※※(3つめは点が一つなので、スタンパー・ナンバーは12)はいいとして、その後のZHって何さ?
ビクターのPMにZなんてないはずなんだけどな・・・
PMはHだけでZは別の意味なのか?

このレコードは、1973年4月4日に録音されているがリリースはいつだったんだろう?
PMがHだとすると、1973年8月プレスかぁ・・・ちょっと微妙。
なぜなら、Side 2の送り溝がこうなっているからである。


20210616-4.jpg


121+なので、リカッティングした後の最初のスタンパー(マト2のマザー1番のスタンバー1番)だと推測される。
つまり、セカンド・プレスの匂いがプンプンする(笑)

こういう和ジャズのレコードで、4月に録音されたものが8月にセカンド・プレスって考えにくいよねぇ?
ってことは、うちのは1975年の8月プレスってことか?
もしかして、Zって二巡目ってこと?
いや、ちょっと待て。
PMで使われてるのはXまでだから、二巡目はYで、Zは三巡目か?
だとすると、うちのは1977年8月プレスか?

とりあえず、検証の必要なことがまた増えてしまったのであった。
何かご存知の方、ぜひご教示くださいm(_ _)m

コメント(0) 
共通テーマ:音楽