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初盤もよう [アナログ・コレクターの覚書]

気がつけば、5月19日以来の更新である。
6月は、一つも記事を書いてないのかー

最近、確かに仕事も若干忙しかったのだが、それなりに自由な時間はあった。
ただ、その自由な時間は、テニスのために使ってしまっていたのである。
で、ブログを書く余裕がなかったのだ。

音楽は聴いていたのだが、ブログを書くのは、やっぱりそれなりに時間がかかるのよね・・・
8月に入ると、時間を拘束される仕事がかなり減るので、そしたらまた、ブログも少しは更新できるようになるかな?

それはさておき、『初盤もよう』である。
レコード・コレクターズ7月号と8月号の初盤道は、二回にわたって井上陽水『氷の世界』をとりあげて、『心もよう』ならぬ『初盤もよう』を描き出している。

この『初盤もよう』には、ボクも少しお手伝いさせていただいたこともあり、見本誌を送ってもらった。


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『氷の世界』については、エラー・ジャケットについては、こちらの記事に、

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2019-09-14

ビクター・プレスについては、こちらの記事に書いた。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2023-03-23


紙ジャケ探検隊が、さらに掘り下げた探求の結果、辿り着いた『初盤もよう』については、ぜひレコード・コレクター誌をご覧くださいませ。

タグ:井上陽水
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HBD カルメン・マキ [国内盤研究]

5月18日は、カルメン・マキさんの誕生日である。

&OZ以降のレコードは、たまにターンテーブルに載せるので、今日は1969年にリリースされたデビュー・シングル「時には母のない子のように」を聴くことにした。

つい先日、「そういや持ってなかったな」と買ったまま、まだ聴いていなかったということもある(笑)


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あぁ、なんて昭和・・・
しかし、このときのマキさんて17歳か・・・

そういや、今日、タイムフリーで聴いた16日木曜放送のTHE TRAD@TOKYO FMがボブ・マーリー(Bob Marley)特集で、彼が、父親が61歳で母親が16歳のときの子どもだと知った(父親がイギリス人で母親がアフリカ系ジャマイカ人だってことは知ってたけど)。
で、一瞬、がんばろうかと思った(笑)
もちろん、16歳の子に興味はまったくないが、マキさんみたいな娘が現れたらわからないな(笑)
「あなたが欲しい」(B面曲のタイトルです。)なんて言われたら、堕ちてしまうかも~

ところで手持ちの盤は、センターがスモール・ホールの初回盤(定価370円、カタログ番号CBS SONY SONA 86024)なのだが、マザー/スタンパーが1-A-20/1-B-13というのはともかく、マトがA2/B1なんである。
A1があるのか?

日本盤シングルのマトなんてDiscogsにも載ってないよなーと思いつつ、一応チェックしたら、マトA2/B1でマザー/スタンパーが1-A-7/1-B-3というのが登録されていた。
どうやら、A2/B1が初回マトでよさそうだ。

ちなみに、ラージ・ホール盤のマトも登録されていて、こちらはA2/B2なのだが、レイトでマトが進んだってことなのかしらん?

それはそうと、このシングル、UK、ブラジル、アルゼンチンでもリリースされてたのね・・・
ブラジルやアルゼンチンは日系移民向けにリリースされたんだろうけど、UKリリースにはどういう経緯があったんだろうね?

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Foreigner, Double Visionのこと [STERLINGの仕事]

5月号の初盤道で取り上げられたフォリナー(Foreigner)の"Double Vision"について書こうと思っていたのに、レコード・コレクターズは、まもなく6月号の発売日である。

ってことで、慌てて書くのである。


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USオリジナルの初盤について、紙ジャケ探検隊が書いていることに何か付け加えることがあるわけでもないので、別に慌てて書かなくてもいいと言えばいいのだが、個人的に、初盤道で触れられていないことに不満なことがあるのだ。

それはこれである。


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って、画像だけ示されてもわからないか(笑)

これは、日本初回盤の送り溝の画像である。
つまり、日本初回盤も、USカッティングなのだ。

マトは両面とも末尾Aで、もちろん、STERLING刻印もある。


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USファースト・プレスのジャケットには(日本盤ジャケットにも)書かれていないが、セカンド・プレスのジャケットから明記されることになるように、このレコードのカッティングはジョージ・マリノ(George Marino)の仕事なので、刻印は、彼の使用していた9mm刻印だ。
(STERLING刻印のバリエーションについては、https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2022-09-03 をどうぞ。)

日本には、ラッカーではなく、マザーが送られたようで、マトもLではなくMが使用されている。


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追加プレスをまかなえるほどのマザーは送ってもらえなかったようで、Discogsを見ると、PMが8-XY(つまり1978年11月)の追加プレスで、すでにマトは1-A-23/2-A-13と日本独自カッティングになっているので、USカッティングなのは初回盤だけなのかもしれない。
ちなみに、うちのはPMが8-6で1978年6月プレスである。

ビニールの材質やプレス品質は日本盤が最高で、輸入ラッカーや輸入マザーの日本盤は、本国オリジナルを凌ぐ音質だったりするので、このレコードも日本初回盤で持っていたい一枚なのである。

しかも、このレコードには、本国オリジナルにはないオマケがついている。


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先着2万名に日本公演写真集がプレゼントされたのだ。


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この写真集、大きさ的には、ジャケットの中に綺麗におさまるので、いっしょに保存していた人も多いんじゃないかと思う。

それに、これは個人的な好みかもしれないが、ボクは、USオリジナルよりも、日本盤のほうが、ジャケットの色味が好きなのだ。

うちには、PRプレスとMOプレスのUSオリジナルがあるが、ジャケットの色味はまったく同じである。
これらUSオリジナルと日本盤とは、明らかに色味が違う。


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表ジャケットの上半分は、USオリジナルが若干赤味を帯びているのに対して、日本盤は綺麗な白黒である。


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表ジャケットの下半分は、日本盤のほうが青が強くて、はっきりしている。


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裏ジャケットも、上半分は表ジャケットと同じ傾向の違いだが、下半分は日本盤のほうが緑が強くて綺麗だ。

音質については、日本盤最強だと思い込んでいたのだが、今日、じっくり聴き比べてみたら違った。
うちにあるのは、MO(モナーク Monarch)プレスが両面ともマト末尾A、PR(プレスウェル Presswell)プレスがマト末尾B/Aなのだが、日本盤は、MOプレスより良いが、PRプレスには劣る。
鮮度感が違うし、末尾BのSide 1は重心が低くてかなり違う音で鳴る。

マト違いによる音の違いはともかく、鮮度感については、おそらく、うちのPRプレスが初期プレスでスタンパーが若いおかげだと思うのだが、US盤は若いスタンパーを探すって言っても、手がかりがないよねぇ・・・

やっぱり、一般的には、輸入ラッカーや輸入マザーの日本盤は最強だと思うのである。
(探せば鮮度抜群の本国オリジナルが存在するとしても、特にUS盤の場合、売れたレコードでは、個体差が大きすぎて・・・)

タグ:foreigner
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ちょっとすっぱい想い出ってさ・・・ [国内盤研究]

5月5日放送のロック大陸漫遊記@TOKYO FMをタイムフリーで聴いた。

「ハムバッカーストラトで漫遊記」ってマニアックすぎるだろー(笑)

そうかと思えば、最後の「ちょっぴりタイムマシーン」のコーナーは、なんと、多岐川裕美さんの『酸っぱい経験』だと?
ロックじゃないのはいいとしても、別の意味でマニアックだ(笑)

草野さん、この曲を「良質な昭和ポップス」と評していたのだが、さにーさんのことを御存知なのかしらん?

それはともかく、『酸っぱい経験』である。
シングル(invitation VIHX-1519)を持っているので、引っ張り出してきた。


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美しいなぁ・・・
しかも、シャツのボタンを二つはずしたどころではないじゃないか。


     ♪ あなたの歴史のページの
     ♪ ちょっとすっぱい
     ♪ あたし 想い出にしてね


「甘酸っぱい想い出」ならプラトニックな恋の想い出だろうけど、「ちょっとすっぱい想い出」となると、これはやっぱり、年上の女性に奪われちゃう想い出ってことだよね。
そんな想い出、ないなー

例によって送り溝を見ると、これがなんと見本盤なみに若い。


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111※(点が4つなのでスタンパーは5)である(B面も同じ)。
やったー
と喜んだのも束の間・・・


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PMが、UVなんである。

Wikiによると、『酸っぱい経験』のリリースは1980年9月21年である。
Uは偶数年の9月、Vは10月を表すから、発売月の9月に一度使用されたスタンパーで発売翌月の10月にプレスされたものということになる。

PS裏側の歌詞の上(タイトル『酸っぱい経験』の上)にあるように、この曲ってカゴメ・トマト&レモンのイメージ・ソングで、そこそこヒットしたと思うんだけどな。
マト1のマザー1・スタンパー5で、使いまわしスタンパーを使用しての翌月プレスって、初動が遅かったのかしらん?

まぁ、いいか。
ビクター・プレスのスッケスケだし(笑)


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B面の『魔性の女』もボサノバ風で佳曲だよね。

そういえば、10年くらい前だったか、渋谷のMt.RAINIER HALLのエレベーターで、娘さんの華子さんと乗り合わせたことがあったんだけど、やっぱりすごく綺麗な人だったな。

『酸っぱい経験』を聴きながら、そんなことも思い出したのでありました(笑)

タグ:多岐川裕美
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同世代ならわかる?~RCサクセション『RHAPSODY』の初回盤 [国内盤研究]

<紙ジャケ探検隊が、初回帯をお土産にもってきてくれたので、追記しました。>(2024年5月5日)

さて、考レコ学クイズ20の解答編である。

1980年6月5日にリリースされたRCサクセション『RHAPSODY』(Kitty Records 28MK 0001)のファースト・プレスとセカンド・プレスの違いはどこにあるのか?


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画像を見ると、RCサクセションの文字の色味が違う。
特色使用なので、退色とかではなく、実際少し違うのかもしれないが、そんな微妙な違いよりも、もっとはっきりした違いがある。

おっと、その前に、X(旧Twitter)で紙ジャケ探検隊から情報提供があって、うちの通常盤はセカンド・プレスではなく、サード・プレスといったほうがいいらしいので、その点を説明しておこう。

どうやらSUMMER SENSATIONロゴが印刷された帯が存在するというのだ。

このロゴである。


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これは、高中正義『T-WAVE』の初回盤(40000枚限定の青盤)帯のものだ。
『T-WAVE』は『RHAPSODY』の数日前にリリースされているから、『RHAPSODY』の初回盤帯にも、当然、このSUMMER SENSATIONロゴは印刷されていたということになる。

mat-mat-matさんからの情報提供で、PMがF0の盤(1980年6月プレス)に付属の帯がSUMMER SENSATIONロゴ付きであることも確認できた。

うちの通常盤に付属の帯には、SUMMER SENSATIONロゴは印刷されていない(初回帯は、RCサクセションのクの向かって左側にSUMMER SENSATIONロゴが印刷されている)。


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したがって、ファースト・プレスは、SUMMER SENSATIONロゴ帯付き、セカンド・プレスは、中身は同じだが帯からSUMMER SENSATIONロゴが消えたものということになり、うちの1982年プレスの通常盤は、サード・プレスということになる。


<以下、赤字部分は、2024年5月5日追記>
今日、探検隊がうちに遊びに来てくれたのだが、初回帯は帯だけ持ってる状態だからとお土産に持ってきてくれたので、見本盤に装着して大事に保存するのである。
いつもありがとー(感涙)


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見ての通り、向かって右側が初回帯で、クの向かって左側にSUMMER SENSATIONロゴが印刷されている。

Kossさんからご指摘いただいたように、裏側も違っていて、初回帯は、SUMMER SENSATIONキャンペーンのアンケート用紙になっている。


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セカンド帯の裏側はRCのディスコグラフィーだ。

SUMMER SENSATIONキャンペーンは、抽選で100名にCASIOのデジタル・ウォッチが当たるというものだったのだが、どのぐらいの人が応募したんだろう?
応募した人が多かったら初回帯の残存数って少なそうだよね。

それから、初回帯を装着してみて、帯とジャケットで文字色がちゃんと揃っているので、ファースト・ジャケットとセカンド・ジャケットの文字の色味の違いについても、退色とかではなく、最初から違っていたということを確信した。


ってことで、問題はファースト・プレスとサード・プレスの違いがどこにあるのかだが、セカンド・プレスも帯以外はファースト・プレスと同じだし、サード・プレスとの違いはジャケットにあるので、クイズは、ファースト・ジャケットとセカンド・ジャケットの違いを問うもの、ということになる。

ヒントは、「同世代ならわかりそう」である。

1980年、レコード業界にとって大きな出来事があった。
その出来事は、ボクたちの日常に大きく関わるものだった。

そう、レンタル・レコード店の出現である。
1980年に大学生が始めたレコードのレンタル・サービスというビジネスは、瞬く間に日本中に広がり、レコード業界は対応を余儀なくされたのであった。

ってことで、ファースト・ジャケットとセカンド・ジャケットの違いである。
裏ジャケットの下部に、セカンド・ジャケットでは、こんな一行が追加されているのだ。


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(もちろん、上がファースト・ジャケットで下がセカンド・ジャケット。)


「このレコードを賃貸業に使用することを禁じます。また無断でテープその他に録音することは法律で禁じられています。」

ところで、この一行、いつ追加されたんでしょうね?

セカンド・ジャケットに入っている盤で、うちの盤より若いPM(つまり、G2より若いPM)のものを見つけた方はぜひご一報を。

探検隊からの情報で、日本レコード協会規格 RIS 306「オーディオカセットテープレコードの表示事項及び表示方法」の制定が1980年7月25日だった、ということが判明した。
これだけ迅速に対応するというのは、当時の業界の危機感は相当なものだったのだろう。
ってことで、「このレコードを賃貸業に使用することを禁じます。・・・」という一行は、かなり速やかに追記されたのかもしれない。

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