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Jimmy Page & Robert Plant, No QuarterのUS盤 [Led Zeppelin]

1月9日は、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)の誕生日である。

レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)はなにかと日常的に聴くことが多いので、しばらく聴いていなかったこのレコードを引っ張り出してお祝いしていた。


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1994年に、ジミー・ペイジとロバート・プラント(Robert Plant)が連名でリリースした"No Quarter"である。

Discogsで確認すると、当時、アナログ盤は、US盤とUK盤のほかに、ブラジル盤とギリシャ盤が出ていたようだが、ボクが持っているのはUS盤(Atlantic 82706-1)だ。
US盤以外はFontanaからリリースされているから、AtlanticからリリースされたUS盤が、気分的には一番良いよね(個人の感想です 笑)。

US盤とUK盤は音がだいぶ違うというような話も聴いたことがあるが、聴き比べたことがないので、よくわからない。
少なくともうちのUS盤は、すこぶる良い音で鳴る。
立体的に広がる音場も、ギターの音色やボーカルの生々しさも、申し分ない。

サブスクで簡単に聴ける時代だが、これはアナログで聴いて欲しいなーと思ってDiscogsのマケプレを見たら、もはや気軽におススメできるような価格ではなくなっているじゃないか・・・
数年前までは数千円だった気がするんだけどなー

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おめめがぱっちり~Led Zeppelin, Presence [Led Zeppelin]

リアルタイムで購入した日本盤は、オリジナル盤を集め始めた頃、UKオリジナルを手に入れたときに手放してしまったので、このたび見本盤を入手して、ようやくわが家も英米日がそろったLed Zeppelin(レッド・ツェッペリン)"Presence"だが、"Presence"といえば、ヒプノシスの遊び心?溢れる英米のジャケ違いのことも思い浮かぶよね(日本盤はUS盤と同じ)。

とはいえ、レコード・コレクターズ2015年9月号の紙ジャケ探検隊の記事を読むまで、ボクは英米のジャケ違いにはまったく気づいていなかった。


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並べると、日本盤見本盤のジャケのシミが目立つが、盤はNM(ニア・ミント)だったし、税込780円だったので、なんの不満もない(購入場所は例によって、近所のブックオフ)。
おっと、話がそれた。
英米のジャケ違いの話だった。

並べれば違いは歴然としているのだが、以前は、聴き比べはよくしていたものの、ジャケットを見比べる習慣がなかったので、まったく気づいていなかった。

紙ジャケ探検隊が指摘した違いは、内ジャケ向かって左側の右下の写真の違いである。


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上がUS盤で、下がUK盤のジャケットだが、一目瞭然、オベリスクを運ぶ人たちが(服装は同じだが)入れ替わっている。

内ジャケにはもう一つ違いがあるのだが、細かい違いなので紙ジャケ探検隊も気づかなかったのか、それとも気づいていたものの細かい違いなので無視したのか、レココレの記事の中では触れられていない。

オベリスクを運ぶ人たちの写真の上のカップルの写真にも違いがあるのだ。


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って、細かい違いなので、この写真だとわかりにくいよねぇ。

拡大してみよう。

こちらがUK盤のカップル。


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で、こちらがUS盤のカップル。


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UK盤の男性は、おめめがぱっちりになっている。
US盤のほうがナチュラルなので、おめめぱっちりのUK盤のほうが修正されたものだろうな。

ボクなんぞ、オベリスクを運ぶ人たちの写真の違いでさえ気づいてなかったくらいだから、こんな目の大きさを修正した違いなんて、気づいてない人がすごく多いんじゃないかと思うのだが、そんなことない?

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Led Zeppelin, Presenceの日本盤にもある [Led Zeppelin]

レッド・ツェッペリン(Led zeppelin)"Presence"の日本盤にもあるんである。


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「そりゃ、見本盤はあるでしょ。ついにボケたか?」と思った貴方、ボクはボケてなんかいないのである。

このブログを読んでくださっている方々にはすでにご存知のように、ホワイト・レーベルの見本盤も、第一見本盤と第二見本盤に区別できる(詳しくは、https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-10-12をどうぞ)。
その二種類の見本盤の存在が、このレッド・ツェッペリン"Presence"で確認できたのである。

まず、基本情報として、"Presence"日本盤の発売日を確認しておこう。
といっても、正確な発売日はよくわからない(わかる方、ぜひ教えてくださいm(_ _)m)。
ワーナーの見本盤には珍しく、”Presence”の見本盤には発売日が記載されていないからである。


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「全世界同音質を保証する輸入メタル・マザーによるプレス」だったために、発売日が見本盤プレスの段階では確定していなかったのかもしれない。

とはいえ、USリリースが1976年3月31日、UKリリースは一週間遅れて4月6日なので、日本リリースはUKと同じかその後だろう。
歌詞インサートに掲載された渋谷陽一氏の解説の日付が1976.3.24になっているので、そこからは4月下旬のリリースが推測される。

仮に4月下旬リリースだったとすると、第一見本盤は3月プレスだった可能性もないわけではないが、4月初めだった可能性も否定できない。
リリースが4月中旬なら、第一見本盤はおそらく3月プレスだろう。

さて、では、ボクが手に入れた見本盤だが、東芝プレスだったので、送り溝にしっかりとPMが刻印されていて、いつのプレスか特定できる。


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4月プレスである。
リリースが4月下旬なら、第一見本盤の可能性が残る。

しかし、Side 1のこのスタンパーはあやしい。


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2Mの2を消して3にしてあるのはともかく、スタンパーが5である。
重要なのに見えにくいので、そっちに焦点をあてて撮ってみよう。


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間違いなく5である。

まぁ、でも、5は微妙かもしれない。

しかし、Side 2のこのスタンパーさすがに第一見本盤ではないだろう。


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M-A-12である。
これまた、重要な12が見えにくいので、そっちに焦点をあてて撮ってみよう。


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間違いなく12である。

もう、第二見本盤のにおいがぷんぷんと漂っている。

とはいえ、これだけでは決定打に欠けるのだが、幸いDiscogsに、うちのとは違う見本盤情報が掲載されている。

Discogsに掲載されている見本盤のスタンパー情報は、2M-A-3/2M-A-3である。

間違いない。
うちのは第二見本盤だ。

とはいえ、Discogs掲載の見本盤もPMは6-4なので、やはり日本盤リリースは4月下旬で、第一見本盤も4月の初めにプレスされたということだろう。

輸入マザーがなかなか届かなくてヤキモキしたのかな?
そんなことをふっと想像してしまった。

さて、スタンパー2M-A-3/2M-A-3の第一見本盤と、スタンパー3M-A-5/M-A-12の第二見本盤、音に違いがあるんだろうか?
まぁ、まったく同じということはないんだろうけど、大差ないといいなー

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Led Zeppelin, Coda日本盤で妄想が爆発 [Led Zeppelin]

妄想を爆発させながら、今日も、レッド・ツェッペリン(Led zeppelin)"Coda"日本盤(ワーナー・パイオニア P-11319)の見本盤を聴いている(笑)


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事の発端は、先日の記事に反応して、紙ジャケ探検隊が、送り溝を確認して報告してくれたことだ。
やはりPMはLK2Pだという。

ボクは、K2PというPMでプレスされたのはテスト・プレスで、見本盤はLが追加されたLK2Pのものしか存在しない(つまり、11月にプレスされたのはテスト・プレスのみで、見本盤は12月に入ってからプレスされたものしかない)と信じたいので、PMがLK2Pだったという報告は大歓迎である(笑)

そんなやりとりの中、探検隊から、「マトがLではじまってるから輸入ラッカー使用ってこと?」というような問いかけが・・・

それ、ボクも、謎だったのだ。


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確かにマトは2Lではじまっている。
Discogsにも2Lしか出ていないし、2L-1-1はファースト・スタンパーだろう(ちなみにSide 2は2L-2-1)。
で、Lではじまっているマトは、輸入ラッカー使用だったはずだ。

通常、輸入ラッカーを使用した場合には、送り溝に、手書きのレコード番号やらマスター番号やらエンジニアのサインやらの痕跡がはっきり残されている。
しかし、このレコードには、まったくそういった痕跡がない。

送り溝には、マトのほかに、当時のポリドール盤と同じ字体で刻印されたレコード番号があるのみだ(ほかに3という数字の刻印はある)。


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このアルバム、UK盤もUS盤も、トライデント・スタジオ(Trident Studios)にいたエンジニア、レイ・スタッフ(Ray Stuff)がカッティングしたようで、Side 1の送り溝に"RAYS"というサインがある(つまり、UKカッティングである)。

輸入ラッカーを使用したんだとすれば、"RAYS"のサインはないといけないんじゃ?
実に不可解なのである。

Lではじまるマトなのに、これは輸入ラッカー使用ではないのか?

そこで、ボクはあることに気づいた。
JISマークが刻印されていないんである。

これはやっぱり輸入ラッカー使用なのか?
だとしたら、いったい誰のカッティングなんだ?

送り溝には、何の手がかりもない。
万事休すである。

頼みの綱は妄想力だけだ。
そこでボクは、妄想を爆発させた(笑)

Lではじまるマトで、送り溝には輸入ラッカー使用の痕跡がまるでなく、しかし、JISマークもないレコード・・・
どっかで見たことあるぞ。
そうだ、井上堯之『WATER MIND』(ATLANTIC/WARNER-PIONEER K-10001A)だ。
下記記事の後半で紹介しているレコードである。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2020-11-08

送り溝にまったく痕跡はないが、ジャケットに記載された情報から、ハリウッドにあるワーナー・スタジオのエンジニア、ボビー・ハタ(Bobby Hata)のカッティングであることがわかる。

つまり、少なくともハリウッドのワーナー・スタジオでカッティングされたラッカーは、送り溝にまったく痕跡を残さずに日本に送られてくることがありうるのだ。

ってことは、この"Coda"日本盤用のラッカーも、ハリウッドのワーナー・スタジオでカッティングされたんじゃ?

当時の状況を妄想する。

UKから送られてくるはずのラッカーが送られてこない。
ラッカーを送る約束だから、マスターテープは来ていない。
つまり、日本でカッティングはできない。

困ったワーナー・パイオニアは、「余ってるマザーでいいから送ってくれー」と、アメリカの親会社に泣きつく。
しかし、ツェッペリンである。
アメリカの親会社だって、余っているマザーなんてない。
しかし、スワン・ソング・レコード(Swan Song Records)にはアメリカ支社もあるから、マスターテープはまわしてもらえそうだ。
ってことで、アメリカの親会社のワーナーは、自分とこのエンジニアにカッティングさせて、日本にラッカーを送った。

こうして、送り溝に輸入ラッカーの痕跡がまるでない(でもJISマークもない)Lではじまるマトの盤ができあがったのであった。

いや、だから、妄想ですよ、妄想(笑)

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第4の委託先~Led Zeppelin, Codaの日本盤 [Led Zeppelin]

自社工場を持たないワーナー・パイオニアが、東芝や東洋化成にプレスを委託していたことは、以前、さだまさしさんのレコードがらみで記事にしたことがある。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2020-04-24

東芝や東洋化成以外に、CBS SONYにもプレス委託することがあったことは、柳ジョージさんや上田知華さんのレコードがらみで記事にしたことがある。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-03-06

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-07-04

そして、今回、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)"Coda"の日本盤(ワーナー・パイオニア P-11319)で、第4の委託先を発見したので、報告することにしたい。

このアルバム、ボクはUS盤しか持っていなかったのだが、先日、掘り出し物がよく見つかる近所のブックオフで日本盤の見本盤に遭遇した。
帯無しでジャケットが黄ばんでいるせいか、「見本盤」と明記されていながら、価格は税込み980円である。
盤のほうを確認すると、まったく聴いた形跡がなく、新品同様だ。
高いんだが安いんだか適正なんだかよくわからなかったが、980円なら買うよね(笑)


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送り溝に刻まれたPMはこうなっている。


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LK2Pである。

月をアルファベットで表すPMにはビクターやポリドールがあるが、ビクターのPMではKやLは奇数年で使われるものなので、ポリドールの方だと推測される。
それに、月を表すアルファベットと年を表す数字の組み合わせというのは、まさにポリドールPMの形式だし、何より最後についているPというのはポリドールのことだろう。

ポリドールPMでは、Kは11月、Lは12月だ。
つまり、LK2Pは、ポリドールの工場で1982年11月に最初に使用されたスタンパーが、12月に再度使用されて製造されたものという意味になる。

"Coda"は、USでは1982年11月19日、UKでは1982年11月21日にリリースされたようだが、日本盤のリリースは、12月18日だ。

見本盤なので、レーベル上に明記されている。


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ってことは、発売日前月の11月下旬に最初の見本盤が作られて、ボクが手に入れたものは、発売日当月の12月に追加で作られた見本盤ということだろうか?

この見本盤はポリドール・プレスに間違いないと思うが、確認のために、同時期のポリドール・プレスの盤とレーベル形状を比較してみよう。
沢田研二さんの『MIS CAST.』が1982年12月10日リリースだ。


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中心付近の円の大きさを計ると、どちらもちょうど直径30mmである。

ちなみに、このレーベル中央の円の直径は、東芝EMIでは35mm、CBS SONYでは24mmだ。
東洋化成はポリドールとほぼ同じだが、29mmと微妙に小さい。

レーベル形状的にも、ポリドール・プレスで間違いないと思う。

1982年になると、ワーナー・パイオニアは、ポリドールにもプレス委託してたんだねぇ。

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