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Gasoline AlleyのUKオリジナル [Rod Stewart]

昨日はロッド(Rod Stewart)の誕生日でもあったのに、"The Next Day"を繰り返し聴いていて、結局、ロッドのレコードを聴くことはなかったので、一日遅れだが、今夜、聴くのである。


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1970年6月にリリースされた彼のセカンド・ソロ・アルバム"Gasoline Alley"のUKオリジナル(Vertigo 6360 500)である。

トラッド風味が加わったバックに、色気のあるハスキーなロッドのボーカルが、なんとも味わい深い。
もうずっと聴いていられるな。

UKオリジナルといっても、うちのはファースト・プレスではない。

いや、最初はファースト・プレスだと思って買ったんである。
でも、まぁ、20年以上前のこと、「大渦レーベルならいいんでしょ。」ぐらいの知識だったので、ファースト・プレスを掴めなかったのも当然といえば当然だが。

このレコードのファースト・プレスは、ジャケットが深いテクスチャーになっている。
うちのは、普通のマット(つや消し)だ。


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もう、この時点で、ファースト・プレスの関門をクリアできていない。

ただ、マトは1Y▽1/2Y▽1だし、マザー/スタンパーだって117/114と、かなり若いんである。
ボクは、「もしかして、ジャケットが入れ替えらたのかな?」と期待した。
真正セカンド・プレスより、ジャケットはセカンド・プレスだけど盤はファースト・プレスのほうが良いじゃないか(そうか? 笑)

しかし、その淡い期待も、打ち砕かれた。


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ファースト・プレスのレーベルは、Side 2の楽曲クレジットがある面に、楽曲名のみが記載されており、ソングライター・クレジットはないのだが、うちのにはある。
つまり、セカンド・プレス・レーベルなんである。

まぁ、でも、真正セカンド・プレスでも、スタンパーも若いので、音は悪くないよ。

ところで、Discogsに、ファースト・プレス・レーベルに黒い星が二つ印刷されている盤が登録されているのだが、あれはいったい何?

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So Far Away [Rod Stewart]

新型コロナウイルスよりも花粉を避けるべく、自宅に籠っている週末、YouTubeにおススメされたのでなんとなく観てみたのだが、ロッド・スチュワート(Rod Stewart)"So Far Away"のこのMV、無茶苦茶かっこいい。

キャロル・キング(Carole King)のカバーだが、カバーそのものも素晴らしいうえに、とにかく映像がボクのツボだ。





オフィシャル・チャンネルで2か月ほど前に公開されたものだが、1996年に作られたもののようだ。
90年代以降のロッドはまったく追っかけてなかったので、知らなかったよ。

YouTubeの説明には、1996年リリースのCD”If We Fall in Love Tonight”に収録されているように書いてあるが、このバラードを集めた編集盤(タイトル曲など新曲も収録されている)、各国盤で収録曲が若干異なっている。

"So Far Away"は、US盤には収録されているが、日本盤やEU盤には収録されていないので注意が必要だ。

Spotifyは、US盤仕様。




Spotifyってアルバム単位でリンク貼れるのね。
ってことは、プレイリスト単位でも貼れるよね。

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もう少しだけ君のそばに・・・ [Rod Stewart]

どうやら、歌詞の解釈としては、ボクの解釈のほうが特殊らしいので、その旨加筆・修正しました。(10月9日14:30)

時制までずらしたサビの部分の意訳については、やはり、かなり説明が必要そうなので追記しておきました。(10月10日10:00)

今年ソロ・デビュー50周年を迎えるロッド・スチュワート(Rod Stewart)が、11月27日に、過去のヒット曲の数々をロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(The Royal Philharmonic Orchestra)のオーケストラ・アレンジで甦らせたアルバムをリリースする。



<画像をクリックするとAmazonにとびます。>


そのプロモーションで、10日ほど前に、YouTube上に" I Don't Want To Talk About It"のオフィシャル動画がアップされた。





     I don't wanna talk about it how you broke my heart ♪


サビは、思わずいっしょに歌ってしまうのである(笑)

この曲、「もう話したくない」なんて日本語タイトルがつけられてしまっていたせいで(GREATEST HITSの日本盤についていた歌詞の和訳のせいでもあるが)、ボクは長らく歌詞の内容を完全に誤解していた(誤解というわけではなく、その解釈が一般的で、むしろボクのいまの解釈のほうが特殊のようですσ^_^;)のだが、このどこまでも優しく語りかけるような曲調は、大切な人の傷ついた心にそっと寄り添おうとするものだよねぇ。

ファースト・コーラスをボクの解釈で訳してみよう。
(かなり意訳が入ります。時制をずらして訳している部分があるのは、日本語の感覚としてはその方が自然だと思ったので、あえてそうしています。)


     君の瞳を見ればわかるよ
     たぶん君はずっとそうやって泣き続けるんだろうね
     空に輝く星がどれほど美しくても君には何の意味もない
     君の瞳は鏡のようにそれを映すだけ
     君は何も見ていない

     話したくはなかったことだけれど
     泣き続けている君のことを考えると心が壊れそうになる
     もう少しだけここにいたら
     僕の気持に耳を傾けてくれるかなぁ

     
" I Don't Want To Talk About It"という歌を、ボクはこんな風に解釈している。

時制までずらしたサビの部分の意訳については、やはり、かなり説明が必要そうなので追記しておこう。

"I don't wanna talk about it how you broke my heart"は、そのまま訳せば「君がどんな風に僕の心を傷つけたかってことについては話したくない。」となる。
本人が話したくないと言っているわけだから、「君がどんな風に僕の心を傷つけたのか」の詳細はまったくわからない、と解釈すれば、ボクがしたような意訳は絶対に出てこない。

だから、そうではなく、ボクは、「君が僕の心を傷つけた」詳細を、「君」が、ずっと他の男のことを愛していて自分の気持にはまったく気づいていなかった(あるいは気づかないふりをしていた)ことが、「僕の心を傷つけた」んだと解釈したのである。

そして、いま、「君」はその愛している人を失った悲しみの底に沈んでいる。
君は、ほかの「誰か」のことしか見ていなくて「僕の気持」に気づかず「僕の心を傷つけた」だけでなく、その「誰か」を失った悲しみの底でいまもなお「僕の気持」に気づかず心を閉ざしている。
そんな「君」を見ていると「僕の心は壊れそうになる」んである。

サビのフレーズはそんな気持ちを表現していると解釈したわけだ。

しかし、あらためて文章化してみると、すっげぇ感情移入だなぁ・・・σ^_^;
この解釈は確かに特殊だわ・・・
でも、いつの頃だったかこういう解釈をするようになって、ボクはこの歌にものすごく共感したんだよね(笑)

日本語タイトルをつけるとしたら、"If I stay here just a little bit longer"って歌詞のほうを使って「もう少しだけ君のそばに・・・」かなぁ?

とにかく、ボクはこの歌が、ロッドの歌の中で一番好きだ。

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