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微妙な距離~愛のパフォーマンス [Olivia Newton-John]

夕べはちょっとした心配事があって記事が書けなかったのだが、どうやら大丈夫そうなので、昨日書こうと思っていた記事を書いている。

実を言うと、先日のハードオフ&ブックオフめぐりは、掘り出し物的な収穫はなかったのだが、ブログネタ的には大漁で、少なくとも5枚については、記事にしなければならない使命感に燃えていたのである(大袈裟だっちゅうの 笑)。
ってことで、とりあえず、タイトルと簡単なメモだけ下書き保存してあるものが、この記事以外にも4つある(もっとも、過去の経験上、下書きだけで埋もれていく場合もあるので、すべて公開記事になるとは限らない 笑)。

では、本題に入ろう。

今回手に入れたのは、1976年日本ツアーの様子をおさめた(リリースは1981年)オリビア(Olivia Newton-John)のライブ盤『愛のパフォーマンス』(東芝EMI EMS-91010)である。
ポスター付きの完品だ。


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帯に「特大カラー・ポスター付き」とあるが、LPと一緒に写すと、その「特大さ」がよくわかる。

この特大カラー・ポスター、初回プレス10万枚に付いていたとのことだし、WIKI(英語版とハンガリー語版しかない。しかし、何故日本語版でなくハンガリー語版なんだ?)によると、このレコードは123,590枚売れたらしいので、ポスターも確実に10万枚は世に出たわけで、まったくレアではない。

ヤフオクで検索してみると、現在出品中のものでは、ポスター付きがひっかかってこないので、部屋に貼ったりした結果廃棄されてしまったものも多いのかもしれないが、それでも、かなりの枚数が現存していると思われる。
ボクが買ったのもブックオフで510円だったし、ヤフオクの落札相場を見ても、とくにポスター付きだからといって高額になっているわけでもない。

とはいえ、このレコード、再発もまったくされていなくて未CD化なので(13曲中6曲は、スタジオ・アルバムのCDにボーナストラックとして収録されているらしいが)、海外ではそれなりの需要はあるようで、Discogsのマケプレ出品では、かなりの価格設定になっていたりする。

でも、そんなことより、ボクが気になるのは、送り溝である。
ボクの買ったレコードのマトが、両面とも2Sだったからだ。

10万枚以上売れたレコードなので、最初からラッカー2枚くらいは切ってるかと思ったのだが、Discogsを見ると、両面マト2Sの盤しか登録されていない。
マト1Sは存在しないんだろうか?

ちなみに、うちの盤のPMは1-3なので、1981年3月プレスである。
発売日が正確にはわからないのだが、インサートの解説には、4年と少し前という表現があるから、76年12月のライブが4年と少し前ということは、インサートの解説を書いているのが81年の1月か2月だろう。
そうすると、発売日はおそらく81年3月か4月ってことかな?
ってことは、うちのは発売日前月または当月プレスということになる。
(発売日を正確にご存知の方は、ぜひ教えてください。)

Kaori Eさんから、見本盤のレーベル画像で3/21発売と判読できそうだという情報をいただきました。
ってことは、うちのは発売日当月プレスですが、月後半発売ということは、発売日前月プレスは存在しないかもしれません。

うちのマト2S盤が発売日前月または当月プレスということは、仮にマト1S盤が存在したとしても、やはり、最初からラッカー2枚は切っていたということだろう。

もう一つ気になるのは、タイトルにした「微妙な距離」である。
何の距離が微妙なのかというと、スタンパー・ナンバー間の距離が微妙なのである。


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この画像からわかるように、マトが2Sで、そのあとのマザー・ナンバーはなし(つまりマザーは1)で、スタンパーとして2と1が刻印されているのだが、これは21と読むにしては、2と1の距離が開きすぎていると思う。
マト2Sとスタンパー・ナンバー2の距離と、スタンパー・ナンバーの2と1の距離が、ほぼ同じである。
21なら、通常は、もっとずっとくっついている。
だから、これは21ではなく、間違えて1と打ってしまって、その前に2を打ち直したもの(あるいは、間違えて2と打ってしまって、その後に1を打ち直したもの)なんじゃないだろうか。
その場合、普通は1の方を二重線とかで消したりするが、それを忘れてしまったと。

実際、B面のスタンパーは2なんである。


20220812-3.jpg


両面のスタンパーが2で揃ってると気持ち良いじゃないか(笑)

スタンパー・ナンバーが21と2ではかなりの差があるが、こんな風に離れていることも、まぁしばしば見られることではあるものの、初期スタンパーは、通常は、あんまり離れていない。
やっぱり、A面のスタンパーは、21ではなく、2(か1)な気がするなー


このレコードのマト1Sをお持ちの方、マト2SでA面のスタンパーが1か2をお持ちの方、ぜひ情報提供をお願いいたしますm(_ _)m

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持っているつもりでいた"Let Me Be There" [Olivia Newton-John]

持っているつもりでいたオリビア(Olivia Newton-John)のアルバム"Let Me Be There"を、近所のブックオフで拾ってきた。


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そう、持っているつもりでいたのは日本盤(東芝EMI EMS EMS-80077)だったので、ハードオフとかブックオフとかに転がってるだろうと探しにいったら、ハードオフにはなかったのだが、ブックオフの格安盤コーナー(価格表示なし税込110円のものだけを集めた、ハードオフのジャンクコーナーのようなものはなくなっていて、価格表示なし税込110円のものもあるが、500円くらいまでの格安盤もいっしょに並んでいるコーナーに変わっていた。)で発見し、捕獲することができたのだった。
帯無しのせいか、税込290円である。

で、手に入れてみて、何故持っているつもりでいたのか、その理由が判明した。

日本盤"Let Me Be There"の裏ジャケットは、US盤"If You Love Me, Let Me Know”(MCA Records MCA-411) の表ジャケットと基本的に同じ(トリミングと色味が少し違っているだけ)である。


20220811-2.jpg


US盤の裏ジャケットには、白黒写真だが、日本盤"Let Me Be There"の表ジャケットで使用された写真が載っている。


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ってことで、ボクは、日本盤"Let Me Be There"は、(曲目も確認せずに)US盤"If You Love Me, Let Me Know”と内容的に同じものだと思って、買うのを見送ったのだ(ということを思い出した 笑)。

しかし、日本盤"Let Me Be There"は、US盤"If You Love Me, Let Me Know”とは、まったく別物である。
まぁ、2曲はダブっているが、たった2曲である。

では、ジャケットがまったく同じUK盤"Music Makes My Day"(Pye International NSPL 28185)と同じかといえば、これまた別物である。
確かに、4曲ダブっているから1/3は同じだが、2/3が違うんだから、まったく別物だ。

それじゃ、ジャケットは違うもののタイトルが同じUS盤"Let Me Be There"と同じかと言えば、これまた違う。
こちらは、5曲ダブっているので、10曲入りのUS盤から見れば半分同じだが、12曲入りの日本盤から見れば、半分まではダブっていない。

要するに、日本盤"Let Me Be There"は、イギリスでのファースト・アルバム"If Not For You"、セカンド・アルバム"Olivia"、サード・アルバム"Music Makes My Day"から、12曲を選曲した編集盤で、イギリスでは、"First Impressions"(EMI EMC 3055)というタイトルでリリースされたベスト盤と同じ内容なのである。
US盤"Let Me Be There"も同じ3枚のアルバムからの編集盤なのだが、UK盤(および日本盤)と内容が半分(近く)違っているというのがおもしろい。

ということを、今頃知った(笑)
完全にファン失格なので、ボクはもうオリビア・ファンとは公言できない(すみません)。

初期のオリビアについては、これからボチボチ集めていくつもりなので、天国のオリビアにはそれで許してもらうことにしよう。

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R.I.P. Olivia Newton-John [Olivia Newton-John]

8月8日、オリビア(Olivia Newton-John)が亡くなった。

今日のボクのTLは、オリビアのレコード・ジャケットで溢れていた。

ボクだって、彼女のことは大好きだ。

とりあえず、棚から彼女のレコードを全部引っ張り出したきた。


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ダブっているのがあるのは、US盤とUK盤を揃えただけで、とくに掘ったわけではない。
"Let Me Be There"と”Totally Hot"も持っているつもりでいたが、買ってなかったっけ?
買わなきゃな・・・

あと、TLを見てて、日本では『詩小説』というタイトルでリリースされたグレテイスト・ヒッツが欲しくなった。
あのジャケットのオリビア、とんでもなく綺麗だよね。

しばらくは、毎日、彼女のレコードをかけて、追悼することにしよう。

R.I.P.

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