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恋の記憶のback number [back number]

back numberといえば、4thアルバムの『ラブストーリー』が出た頃までは、よく聴いていた。

LPやCDなどのメディアで音楽を聴くことが多いボクは、iPodやiTunesを利用することが少ないので、「プレイリストを作って聴く」という習慣もないんだけど、back numberについては、その頃作ったプレイリストがある。

題して「恋の記憶のback number」。
嗚呼、なんて恥ずかしい!

以前のブログに、このプレイリストに合わせて書いた記事があるので、転載してしまおう(笑)


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1.わたがし

    ♪ 想いがあふれたらどうやって
    ♪ どんなきっかけタイミングで
    ♪ 手を繋いだらいいんだろう

中学のときに好きだった女の子の顔が、何となく思い浮かぶ。
夏祭りデートをしたことがあるわけじゃないけれど、彼女と二人、肩を並べて歩いたことは何度かあって、そのとき、こんなことを考えてたような考えてなかったような・・・(笑)
思い出してキュンとするのである。


2.恋

    ♪ ぼんやりと君を眺めていたんだ
    ♪ 校舎の窓から やっぱりかわいいなって

高校の頃の片思いは、隣のクラスのあの子。
一足早く登校しては、教室の窓から彼女が登校するのを眺めるのが日課だった時期がある。
ある意味、ストーカー的である(笑)
まぁ、でも、このぐらいはかわいいもんでしょ?(えっ?だめ?きもい?)


3.高嶺の花子さん

    ♪ 君の恋人になる人は モデルみたいな人なんだろう
    ♪ そいつはきっと君よりも年上で
    ♪ 焼けた肌がよく似合う 洋楽好きな人だ

その「隣のクラスのあの子」っていうのが、これまた、ものすごーくかわいい子で、まさに「高嶺の花子さん」だったのである。
清水さんじゃないけど、「どうせ俺なんか君」が心の中を支配して、ろくに話もできなかったなぁ。

高校を卒業したあと、思い切って彼女の誕生日にカードとプレゼントを贈った。
彼女からお礼の電話がかかってきて、なんとデートの約束にこぎつけた。

でも、デートのときには、緊張のあまり(緊張してたのはボクだけだけど 笑)会話もまったく弾まず、何日かあとに電話で話したときもまったく脈は感じられず・・・
結局それだけで終わってしまった。

やっぱり、「高嶺の花子さん」に恋してもダメなのである(笑)


4.fish

    ♪ さよなら まだ私を呼ぶ声が 頭の中をまわるまわる
    ♪ さよなら ねぇまだ間に合うから 私の震える肩を抱きしめてよ

ボクにだって、これまで実った恋はいくつかある。
理由はいろいろだけど、まぁ、最後はボクがふられて終わったなぁ・・・
あっ、でも浮気してふられたことは一度もない。
こう見えて(見えないか・・・)一途なんである。

だから、実った恋の終わりの場面を思い浮かべると、そこには未練タラタラのめめしい自分がいつもいた。
女性目線の歌だけど、この歌は、そんな自分を思い出させるのである。


5.エンディング

    ♪ あの日二人で観た映画のエンディングみたいだねと
    ♪ 君がふと笑いだす
    ♪ 最後の最後になっていま
    ♪ 君の代わりなどいないと気付いたのに

デートで観に行った映画には恋愛映画も多いけれど、別れの場面で終わる映画を二人で観た記憶はない。
ただ、記憶の中で映画のワンシーンのように残る別れの場面というのはある。

最後の別れ話が終わったとき、夜はすでに明けはじめていた。
早朝のはりつめた空気のなか、ボクは、彼女のアパートをあとにした。
車にのりこみ、発進させ、走り去ってゆくボクを、彼女はずっとベランダから見送っていた。
それが、車のミラー越しに見えた。

ここまでは、もうずいぶん昔の記憶・・・


6.風の強い日

    ♪ 公園の角の桜の木が綺麗だねって
    ♪ 貴女に言いたくなる
    ♪ ああそうか もう逢えないんだった

素敵な音楽や素敵な映画に出会うと、ボクはすぐに彼女に話した。
直接話すこともあれば、メールを送ることもあった。

逢えなくなったあとも、素敵な音楽や素敵な映画に出会うと、ボクはすぐに彼女に話したくなる。

    ♪ 貴女を想うたびに 心が苦しくなるよ
    ♪ 貴女を思い出すたびに 心が割れそうになんだよ

こんな痛み、いったいいつまで続くのかなぁ?


7.思い出せなくなるその日まで

    ♪ たとえばあなたといた日々を
    ♪ 記憶のすべてを消し去ることができたとして
    ♪ もうそれは私ではないと思う
    ♪ 幸せひとつを分け合っていたのだから

    ♪ 私の半分はあなたで
    ♪ そしてあなたの半分は私でできていたのね
    ♪ それならこんなに痛いのも
    ♪ 涙が出るのも仕方がないことだね

瞬間の積み重ね、その記憶の積み重ねが、その人を形作ってゆく。
二人で過ごした時間が長く、二人の結びつきが強ければそれだけ、積み重ねられ、自分を形作っている瞬間の記憶の多くは、自分ひとりで作った記憶ではなく、二人でいっしょに作った記憶だ。

「あなたとの記憶」を消し去ってしまえば、もうそれは「私」ではない。
「私の半分」は、「あなた」でできている。

そんな関係になれることを夢見てたんだけどな・・・


8.チェックのワンピース

    ♪ これからチェックのワンピースを どこかで見つけるたびに
    ♪ あぁ 君を思い出すのかな? やだなぁ やだなぁ
    ♪ それでもいつかまた出会えたら
    ♪ 僕ならもう大丈夫だと言えるように
    ♪ 君のいない明日を光らせよう

彼女がチェックのワンピースを着ていた記憶はまったくない。
だから、チェックのワンピースを見ても彼女を思い出すわけじゃない。

でも、彼女に似た後ろ姿を見つけるたびに、こんな場所にいるはずないって思いながら、彼女のことを思い出すってことはある。

生涯もう二度と逢うことはない人だから、「いつかまた出会えたら」ってことはないのだけれど、それでもいつか偶然会ったときのことを想像してみる。

「僕ならもう大丈夫」って言えるように「彼女のいない明日」を光らせるためには、新しい恋でもするしかないんだろうけれど、うーむ・・・


9.花束

    ♪ 君とならどんな朝も夜も夕方だって
    ♪ 笑い合って生きていけるんじゃないかと思うんだよ

これからの人生で、こんな風に思える人が、果たして現れるんだろうか?


10.日曜日

一昨年の彼女の誕生日。
ボクは午後から夕方まで仕事で、彼女は休み。
夜、誕生日のお祝いをする予定だったけれど、朝から彼女はうちに来て、映画を観たりして留守番しながらボクを待つことになった。

二人で軽いお昼を食べたあと、仕事に出かけるボクを見送るために、鞄をもって玄関まで出てきてくれた彼女が、「いってらっしゃい」とボクに鞄を差し出した。

    ♪ あの日君がこっちを向いて「おかえり」って笑ってくれたとき
    ♪ きっとあの時に変わったんだ こんな毎日を願う僕に

さて、もう一度、あんな気持ちになる出来事が、ボクの人生に訪れるんだろうか?


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あぁ、そうだった。
あの頃、ものすごーく好きな人がいたんだった。

何もすることがない日曜日、恥ずかしげもなく恋の記憶と戯れてしまったよ(笑)

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オールドファッション~「そんな感じ」ってどんな感じ? [back number]

届いてから車載USBに入れて聴いていたback number「オールドファッション」を、週末だし、リビングのオーディオでちゃんと聴いてみた。


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じっくりと歌詞の描く情景を思い描きながら聴いていたら、冒頭4行の歌詞の意味が、ようやくわかったよ・・・


    ♪ よく晴れた空に 雪が降るような
    ♪ ああ そう 多分そんな感じだ
    ♪ 変な例えだね 僕もそう思うよ
    ♪ だけど君はそんな感じだ


「そんな感じ」ってどんな感じだよ?
って、ずーっと思ってた。

天気雨ならわかるけど、天気雪なんて、経験したことないどころか、聞いたこともないし。

だけど、想像力を働かせれば、よく晴れた空から雪が舞い降りてくる情景を思い描くことは、そんなに難しくない。

雪が降った翌日、良く晴れた空の下で、積もった雪がキラキラ輝いているのを見たことは、誰にだってあるよね。

だとしたら、想像できる。

青い空から真っ白い雪が、陽のひかりにキラキラ煌きながら舞い降りてくるんだ。

そう、それはダイヤモンドダストが舞っているような情景。

でも、雪は、ダイヤモンドダストみたいに氷じゃないから、きっと、その煌きはずっと柔らかい。

それが、遠い空から絶え間なく舞い降りてくる。

それは、なんて美しい、奇蹟の情景だろう。


    ♪ だけど君はそんな感じだ


ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』で、真司の前に現れた尚は、まさにそんな奇蹟だったよね。

よし、週末だし、もう一回観よっと(笑)

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