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空を飛ぶ夢 [ハンバートハンバート]

子どもの頃、よく、空を飛ぶ夢を見た。
天使みたいに背中に翼がはえているわけでもないのに、両手を広げて羽ばたくと身体が浮き上がって、空を飛べるのだ。

空を飛ぶ場面はいろいろだったので、同じ夢を見たというわけではない。
「空を飛ぶ」というその一点だけが共通していた。

いつの頃からか、そんな夢は見なくなった。
中学生になった頃には、見なくなっていた気がする。

ハンバートハンバートの新曲『夢の中の空』を聴いていたら、思い出した。





     ♪ むかし むかし はるか彼方
     ♪ 人の背中には 羽があって
     ♪ 鳥のように 自由に空を
     ♪ 飛びまわっていたんだそうな

     ♪ ぼくには そのむかし話
     ♪ どうしても うそには思えない


ボクの夢では、羽もないのに飛べたんだけどね(笑)

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どこにいてもおなじさ [ハンバートハンバート]

9月28日(月)のTHE TRAD@TOKYO FMの午後4時台、ENTERTAINMENT MAPのゲストは、夫婦デュオのハンバートハンバートだった。

前にも書いたことがあるように、ボクはとくに彼らのファンというわけではないのだが、『おなじ話』という曲はものすごく好きなんである。
そんな彼らがゲストなので、とても興味深く聴いていたのだが、生演奏で披露された『どこにいてもおなじさ』という新曲は、『おなじ話』とも(歌詞的には違うが)曲調が似ていて、実に良い。

YouTubeにMVがあったので貼り付けておこう。





「これはお二人のことだよね?」という稲垣吾郎さんのツッコミに、「そうとっていただいてもかまいません。」という良成さん。
「佐藤良成さん作詞作曲ですから、遊穂さんへのラブレター?」という吉田明世さんのツッコミには、遊穂さんが「そうだと思ってます。」と即答。
いやぁ、いいよねぇ。
まさに理想の夫婦だよ。
吾郎さんじゃないけど、ホント、こんな風に思える人と出逢いたいよねぇ。

ボク的には、斉藤和義さんの『歌うたいのバラッド』とか、the pillows(ザ・ピロウズ)の『ストレンジカメレオン』とか弾き語りするのを、微笑みながら聴いてくれる人がいれば、人生それだけで勝ち組だと思っているが、現実は、一生負け組なんだろうな・・・

『どこにいてもおなじさ』は、9月8日にリリースされた『FOLK 3』に収録されている。


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一瞬買おうかなぁと思ったのだが、Apple Musicでハイレゾ・ロスレスで聴けるのよね・・・
アナログだとかなり食指が動くんだけどなぁ。


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おなじ話 [ハンバートハンバート]

どうやら新譜が出るらしく、YouTubeでハンバートハンバートの最新MVをおススメされた。

ボクはとくに彼らのファンというわけではないので、おススメされて聴いてみても「新譜のほうはまぁそのうちその気になったら聴いてみようか」と思う程度なのだが、その一方で、「ハンバートハンバート 」という名前を見るともう条件反射的に「おなじ話」という歌が聴きたくなる。

この歌だけは、ものすごーく好きなんである。

ってことで、今日も、YouTubeで聴いてしまった。





歌詞の解釈には、ただ「別れの歌」だとか、「亡くなってしまった恋人(つまり幽霊)との会話の歌」だとか、いろいろあるようだけど、ボクは違う解釈をしている。

歌詞の解釈なんて自由でいいし、むしろ、いろんな解釈を許して、聴き手が自分なりの解釈で共感できるってのが音楽の素晴らしいところだろう。

で、ボクがどんな解釈をしてるかっていうと、これは「夢の話」なんだというもの。
最後のフレーズに謎を解くカギが隠されているんだと思うのだ。

  ♪ さよなら ゆうべ夢を見たよ
  ♪ さよなら いつもおなじ話

「いつもおなじ話」なのはなぜか?
それは、二人の時間がそこで止まっているから。

ここから「亡くなってしまった恋人との会話」なんて解釈も出てくるんだろうけど、「夢の話」だと考えれば、恋人は別に亡くなっている必要はない。
夢の中では、現実に起こりえないことが起こる。

恋人は、単に自分のもとを去っていってしまったのか、それとも亡くなってしまったのかはわからないが、男は喪失感の中で止まったままの時間を生きている。

そして、毎晩、恋人の夢を見る。

  ♪ (男)どこにいるの? (女)君のそばにいるよ
  ♪ (男)何を見てるの? (女)君のこと見てるよ

男には見えていない女、女には見えている男。
現実なら、幽霊だよねぇ(笑)
でも、これは夢の中の話。
だから、そのすぐ後には、男にも女が見えるようになる。

  ♪ それから 僕も君を見つめ
  ♪ それから いつもおなじ話

いつもおなじ話・・・そんな止まった時間がやがて動き出す。

「ずっとそばにいるよ」と言っていた女は、何やら「手紙」を書いていて、「もう行かなくちゃ」と言い、「話をしよう」という男に対して「泣きながらわらう」んである。
そして・・・

  ♪ さよなら いつもおなじ話

もう、女は男の夢には出てこないんだな・・・
止まっていた男の時間が動き出したんである。

夢の中に出てきていつもおなじ話しかしない女性がいるボクにとっては、この歌、実に刺さるのだ。
彼女もいつか、手紙を残して「もう行かなくちゃ」って泣きながら笑うのかな?

それはそうと、この歌が入ったCDを買おう買おうと思いつつ、忘れていた(笑)
良い機会なので、買ってみようかな。

オリジナルはこれに入ってる。


11のみじかい話


でも、15周年記念で去年出たこちらの再録音盤も捨てがたい。


FOLK(通常盤)

両方買うか(笑)

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