「昭和ポップス」なら・・・Windsって憶えてる? [J-POP & J-ROCK]
10月10日放送のTHE TRAD@TOKYO FMをタイムフリーで聴いていたら、前半のTODAY’S MUSIC RECOMMENDのコーナーは、「昭和ポップス特集」だという。
「昭和歌謡」なら(あんまり厳格に定義を考えてないけど)ボクもよく使う言葉だが、「昭和ポップス」なんて言葉、聴いたことないぞ。
ボクが知らなかっただけで、すでに一般的な言葉なのか?
とりあえずググってみると、三番目に出てくるのが、THE TRADにゲスト出演していたさにーさんが運営するWEBサイト『あなたの知らない昭和ポップスの世界』(https://syowa-suki.com/)である。
「このサイトのコンセプト」のページを読むと、「昭和ポップス」というのは、どうやらさにーさんの造語らしい。
ボクが「考レコ学」なんて言葉を使うようなもんか(笑)
それはともかく、「昭和ポップス」というのは、「『昭和』であり、かつ、洋楽の要素が融合した『ポップス』が中心だった時代の音楽」を指す言葉のようだ。
ボクたち世代の感覚で言うと、職業作家(作詞家と作曲家)の手に成る楽曲を歌手が歌う「歌謡曲」に対して、楽曲制作から演奏・歌まで自分たちで行うシンガー・ソング・ライター=SSWやバンドというのが生まれ、当初はフォーク・ソングをメインに、やがてポップスやロックを取り込んで、当時「ニュー・ミュージック」と呼ばれた流れを作り上げたのが、70年代から80年代つまり昭和後期における日本のヒット音楽シーンだったのだが、「昭和ポップス」というのは、それらを総称するものということかな?
個人的には、「昭和ポップス」という言葉には若干の違和感があるのだが、それはおそらく、平成生まれの若い人たちの「昭和感覚」と、昭和生まれのボクたち世代の「昭和感覚」が少し違っていることに起因しているような気がする。
まぁ、でも、そもそも平成生まれの若い人たちに向けての言葉だから、ボクの違和感はどーでもいいか(笑)
昭和後期のヒット・チャートを賑わせたような音楽を総称して「昭和ポップス」と呼ぶのには違和感があるのだが、その一方で、ボクの脳内で「昭和ポップス」という言葉と強烈に結びついた音楽がある。
それはWinds(ウインズ)の音楽だ。
Winds(ウインズ)といっても、ピンとこない方も多いかもしれない。
1979年から1980年にかけてシングル4枚とアルバム1枚のみを残して消えたバンドなのだが、何を隠そう昭和を代表する職業作曲家・都倉俊一さんのバンドなんである。
しかし、Winds(ウインズ)については、Wikiでもまったく触れられていないどころか、都倉さんご自身のオフィシャルホームページでもまったく触れられていない。
なかったことにしたいのか?(笑)
シングル4枚は、3枚がドラマ主題歌、1枚がCM曲だったので、聴けば憶えているって人もそれなりにいるバンドだと思うのだが・・・
いずれにせよ、アルバム『SENSATION』(Tee 27AH 1074)は、ボクにとっては高校生の頃からの愛聴盤だ。
"Free Live!"みたいに封筒を模したジャケット(帯はいつのまにか失くしてしまった。)に、4枚の洒落た歌詞カード付きで、レコード会社の力の入れ具合がわかるのだが、あんまり売れなかったんだろうなぁ。
良いアルバムなんだけどな。
ボクは、『真夜中のヒーロー』というドラマの主題歌だった『ローズマリー』という曲が、とにかく好きで好きで・・・(ドラマの方はまったく憶えてないけど 笑)
近所のハードオフでシングル(Tee 06SH 743)の見本盤を見つけたときは歓喜したよね。
(美品のせいか、ジャンク・コーナーではなく、通常販売のコーナーにあったが、200円くらいだった。)
♪ その街へ 行くのなら
♪ 銀貨を三枚 頼まれてほしい
♪ 一枚目はチャイナローズ
♪ 死んだ恋人の好きだった花
冒頭のフレーズから、一気に、無国籍的な物語の世界にひきこまれてしまう。
その後、プロモシート付きの帯付き見本盤も手に入れた。
(こちらは、ヤフオクにて、ほとんどのオークションを500円均一で出品しているセラーから。もちろん、誰も競ってくる人はいなかった。)
そのぐらい好きなんである。
すっかり秋めいてきた土曜の午後、このレコードは、切なくて沁みるなぁ・・・
「昭和歌謡」なら(あんまり厳格に定義を考えてないけど)ボクもよく使う言葉だが、「昭和ポップス」なんて言葉、聴いたことないぞ。
ボクが知らなかっただけで、すでに一般的な言葉なのか?
とりあえずググってみると、三番目に出てくるのが、THE TRADにゲスト出演していたさにーさんが運営するWEBサイト『あなたの知らない昭和ポップスの世界』(https://syowa-suki.com/)である。
「このサイトのコンセプト」のページを読むと、「昭和ポップス」というのは、どうやらさにーさんの造語らしい。
ボクが「考レコ学」なんて言葉を使うようなもんか(笑)
それはともかく、「昭和ポップス」というのは、「『昭和』であり、かつ、洋楽の要素が融合した『ポップス』が中心だった時代の音楽」を指す言葉のようだ。
ボクたち世代の感覚で言うと、職業作家(作詞家と作曲家)の手に成る楽曲を歌手が歌う「歌謡曲」に対して、楽曲制作から演奏・歌まで自分たちで行うシンガー・ソング・ライター=SSWやバンドというのが生まれ、当初はフォーク・ソングをメインに、やがてポップスやロックを取り込んで、当時「ニュー・ミュージック」と呼ばれた流れを作り上げたのが、70年代から80年代つまり昭和後期における日本のヒット音楽シーンだったのだが、「昭和ポップス」というのは、それらを総称するものということかな?
個人的には、「昭和ポップス」という言葉には若干の違和感があるのだが、それはおそらく、平成生まれの若い人たちの「昭和感覚」と、昭和生まれのボクたち世代の「昭和感覚」が少し違っていることに起因しているような気がする。
まぁ、でも、そもそも平成生まれの若い人たちに向けての言葉だから、ボクの違和感はどーでもいいか(笑)
昭和後期のヒット・チャートを賑わせたような音楽を総称して「昭和ポップス」と呼ぶのには違和感があるのだが、その一方で、ボクの脳内で「昭和ポップス」という言葉と強烈に結びついた音楽がある。
それはWinds(ウインズ)の音楽だ。
Winds(ウインズ)といっても、ピンとこない方も多いかもしれない。
1979年から1980年にかけてシングル4枚とアルバム1枚のみを残して消えたバンドなのだが、何を隠そう昭和を代表する職業作曲家・都倉俊一さんのバンドなんである。
しかし、Winds(ウインズ)については、Wikiでもまったく触れられていないどころか、都倉さんご自身のオフィシャルホームページでもまったく触れられていない。
なかったことにしたいのか?(笑)
シングル4枚は、3枚がドラマ主題歌、1枚がCM曲だったので、聴けば憶えているって人もそれなりにいるバンドだと思うのだが・・・
いずれにせよ、アルバム『SENSATION』(Tee 27AH 1074)は、ボクにとっては高校生の頃からの愛聴盤だ。
"Free Live!"みたいに封筒を模したジャケット(帯はいつのまにか失くしてしまった。)に、4枚の洒落た歌詞カード付きで、レコード会社の力の入れ具合がわかるのだが、あんまり売れなかったんだろうなぁ。
良いアルバムなんだけどな。
ボクは、『真夜中のヒーロー』というドラマの主題歌だった『ローズマリー』という曲が、とにかく好きで好きで・・・(ドラマの方はまったく憶えてないけど 笑)
近所のハードオフでシングル(Tee 06SH 743)の見本盤を見つけたときは歓喜したよね。
(美品のせいか、ジャンク・コーナーではなく、通常販売のコーナーにあったが、200円くらいだった。)
♪ その街へ 行くのなら
♪ 銀貨を三枚 頼まれてほしい
♪ 一枚目はチャイナローズ
♪ 死んだ恋人の好きだった花
冒頭のフレーズから、一気に、無国籍的な物語の世界にひきこまれてしまう。
その後、プロモシート付きの帯付き見本盤も手に入れた。
(こちらは、ヤフオクにて、ほとんどのオークションを500円均一で出品しているセラーから。もちろん、誰も競ってくる人はいなかった。)
そのぐらい好きなんである。
すっかり秋めいてきた土曜の午後、このレコードは、切なくて沁みるなぁ・・・
タグ:WINDS
優里『レオ』 [J-POP & J-ROCK]
誰かのリポストで片岡凛という若い女優さんのつぶやきがTLに流れてきたのだが、なんだか妙におもしろくて、ついフォローして過去のつぶやきまで遡って読んでしまった。
そこで知ったのが、彼女がMVに出演していた優里さんの『レオ』という曲。
これは泣くよね・・・
そこで知ったのが、彼女がMVに出演していた優里さんの『レオ』という曲。
これは泣くよね・・・
NakamuraEmi『私の仕事』 [J-POP & J-ROCK]
昨日7月24日放送のTHE TRAD@TOKYO FMをタイムフリーで聴いていたら、後半のゲストがNakamuraEmiさんだった。
NakamuraEmiさんについては、以前、藤原さくらちゃんとのコラボを紹介したとき(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2022-09-27)に、ずっと気になっていたアーティストなので時間ができたらじっくり聴いてみることにしよう、なーんてことを書いたにもかかわらず、まだちゃんと聴いたことないやσ^_^;
それはともかく、スタジオ・ライブで披露された『私の仕事』には、深く感動してしまった。
新曲『究極の休日』もオンエアされたのだが、とにかく『私の仕事』が強烈に印象に残った。
とりあえずYouTubeで公開されていたMVを貼り付けておいたが、タイムフリーで聴けるうちに、THE TRADでのスタジオ・ライブ・バージョンもぜひ聴いてみてくださいな。
演奏中、専属店員の吉田明世さんは感極まって涙をこぼしていたようで、歌が終わったあとのトークも涙声だった。
いまTHE TRADのオフィシャルWEBサイトを見たら、みんなで撮ってる記念写真の中、明世さんの目はまだ潤んでいるように見える。
そのぐらい感動的な歌だったのでありますよ。
今度こそ、NakamuraEmiさんのアルバム、じっくり聴いてみなくっちゃ。
NakamuraEmiさんについては、以前、藤原さくらちゃんとのコラボを紹介したとき(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2022-09-27)に、ずっと気になっていたアーティストなので時間ができたらじっくり聴いてみることにしよう、なーんてことを書いたにもかかわらず、まだちゃんと聴いたことないやσ^_^;
それはともかく、スタジオ・ライブで披露された『私の仕事』には、深く感動してしまった。
新曲『究極の休日』もオンエアされたのだが、とにかく『私の仕事』が強烈に印象に残った。
とりあえずYouTubeで公開されていたMVを貼り付けておいたが、タイムフリーで聴けるうちに、THE TRADでのスタジオ・ライブ・バージョンもぜひ聴いてみてくださいな。
演奏中、専属店員の吉田明世さんは感極まって涙をこぼしていたようで、歌が終わったあとのトークも涙声だった。
いまTHE TRADのオフィシャルWEBサイトを見たら、みんなで撮ってる記念写真の中、明世さんの目はまだ潤んでいるように見える。
そのぐらい感動的な歌だったのでありますよ。
今度こそ、NakamuraEmiさんのアルバム、じっくり聴いてみなくっちゃ。
タグ:NakamuraEmi
チェッカーズ『I Have a Dream』 [J-POP & J-ROCK]
<藤井フミヤさんの公式YouTubeチャンネルにライブ・バージョンが置いてあったので、追記しました。>(2023年6月10日13:30)
全仏オープン、注目の西岡選手は、残念ながら4回戦敗退。
ファースト・セットはどちらが取ってもおかしくない競った展開だったが、どうやらそこまでが西岡選手の肉体的な限界だったようだ(試合時間が遅かったのでリアルタイムでは観戦できず、結果を知ってから、ファースト・セットだけWOWOWオンデマンドで観たのです)。
でも、ベスト16は立派な成績である。
ホント、あの小さな身体で、よく頑張ってるよねぇ・・・
それから、加藤未唯選手、ミックス・ダブルスの優勝、おめでとう!
女子ダブルスの失格のショックも大きかっただろうに、よく切り替えられたよねぇ。
あと、ジュニアのゲームなんかもオンデマンドでボチボチ観てたりしたので、今週は、ホント、全仏オープン三昧だった(まだ終わってないけど)。
さて、チェッカーズ『I Have a Dream』の話である。
1983年にチェッカーズでデビューしてから40周年、1993年のソロ活動開始から30周年ということで、6月6日のTHE TRAD@TOKYO FMは、藤井フミヤさんの特集だった。
特にチェッカーズあるいは藤井フミヤさんのファンというわけでもなかったボクは、何曲かヒット曲を知っているという程度だったので(『夜明けのブレス』は、昔、カラオケの十八番だったけど 笑)、『I Have a Dream』という曲は、まったく知らなかった。
調べてみると、1991年にリリースされたアルバム『I Have a Dream』には、バージョン違いの『I Have a Dream』が最初と最後におさめられている。
オンエアされたのは、冒頭におさめられているアコースティック・バージョンの方だったのだが、なんだかグッときてしまって、目頭が熱くなった。
いまこそ、聴かれるべき曲。
いや、ずっと聴き継がれるべき曲。
だと思う。
最後におさめられたバージョンも、アレンジにあれこれ埋め込まれたオマージュも含めて、負けず劣らず素晴らしい。
1991年なので、アナログでは出てないのが残念なのである。
<追記>
昨日から、なんだか繰り返し聴いてしまっている『I Have a Dream』だが、藤井フミヤさんの公式チャンネルに、ライブ・バージョンが置いてあったので、貼り付けておこう。
まずは、F-BLOODでのアコースティック・バージョン。
それから、武道館で行われたCENTURY COUNT DOWN LIVEでのバンド・バージョン。
聴けば聴くほど、心の深いところにまで沁みわたっていく曲だなぁ・・・
全仏オープン、注目の西岡選手は、残念ながら4回戦敗退。
ファースト・セットはどちらが取ってもおかしくない競った展開だったが、どうやらそこまでが西岡選手の肉体的な限界だったようだ(試合時間が遅かったのでリアルタイムでは観戦できず、結果を知ってから、ファースト・セットだけWOWOWオンデマンドで観たのです)。
でも、ベスト16は立派な成績である。
ホント、あの小さな身体で、よく頑張ってるよねぇ・・・
それから、加藤未唯選手、ミックス・ダブルスの優勝、おめでとう!
女子ダブルスの失格のショックも大きかっただろうに、よく切り替えられたよねぇ。
あと、ジュニアのゲームなんかもオンデマンドでボチボチ観てたりしたので、今週は、ホント、全仏オープン三昧だった(まだ終わってないけど)。
さて、チェッカーズ『I Have a Dream』の話である。
1983年にチェッカーズでデビューしてから40周年、1993年のソロ活動開始から30周年ということで、6月6日のTHE TRAD@TOKYO FMは、藤井フミヤさんの特集だった。
特にチェッカーズあるいは藤井フミヤさんのファンというわけでもなかったボクは、何曲かヒット曲を知っているという程度だったので(『夜明けのブレス』は、昔、カラオケの十八番だったけど 笑)、『I Have a Dream』という曲は、まったく知らなかった。
調べてみると、1991年にリリースされたアルバム『I Have a Dream』には、バージョン違いの『I Have a Dream』が最初と最後におさめられている。
オンエアされたのは、冒頭におさめられているアコースティック・バージョンの方だったのだが、なんだかグッときてしまって、目頭が熱くなった。
いまこそ、聴かれるべき曲。
いや、ずっと聴き継がれるべき曲。
だと思う。
最後におさめられたバージョンも、アレンジにあれこれ埋め込まれたオマージュも含めて、負けず劣らず素晴らしい。
1991年なので、アナログでは出てないのが残念なのである。
<追記>
昨日から、なんだか繰り返し聴いてしまっている『I Have a Dream』だが、藤井フミヤさんの公式チャンネルに、ライブ・バージョンが置いてあったので、貼り付けておこう。
まずは、F-BLOODでのアコースティック・バージョン。
それから、武道館で行われたCENTURY COUNT DOWN LIVEでのバンド・バージョン。
聴けば聴くほど、心の深いところにまで沁みわたっていく曲だなぁ・・・
タグ:チェッカーズ