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Let It BeのUKオリジナルには箱入りじゃないファーストプレスもある。 [The Beatles]

基本的には、しばらく、ウイークデーにはブログの更新はしないつもりだったのだが、今日はヒジョーに嬉しいので書いてしまう(笑)

本日5月8日は、ビートルズ(The Beatles)の12作目のオリジナル・アルバム"Let It Be"(Apple Records PCS 7096)のリリース記念日なので、UK盤におけるLP単体リリースのレッド・アップル・ロゴ盤の位置づけ問題を思い出した。


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以前、2021Mixの"Let It Be"ボックスが届いたときの記事にも書いたことだが、ボクも昔は箱入りを買おうかと思っていたこともあったものの、結局、買えずじまいで現在にいたる。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-10-18

しかし、うちのは、LP単体リリース盤とはいえ、裏ジャケットのアップル・ロゴはレッドなんである。


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このLP単体リリースのレッド・アップル・ロゴ盤の位置づけについては、ずーっと気になっていたのだ。

ってことで、Discogsを見ていたら、なんとレッド・アップル・ロゴ盤にも二種類あり、一方はファースト・プレスとされているではないか。
レーベルが違うというのだ。

で、うちのレーベルを確認してみたら、ちゃんとファースト・プレスだったんである。


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確認すべきは、ここだ。
右側のⓅ1970の部分である。


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このⓅが小さいのがファースト・プレスで、大きいのがセカンド・プレスらしい。
Ⓟが小さいとか大きいとか言ってもわかりにくいが、大きいⓅは1970とほぼ同じ大きさなので、うちの盤のが小さいⓅだというのはわかってもらえるかと思う。
あと、すぐ上のマスター番号(YEX.773)との位置関係でも判別可能である。
大きいⓅはYのあたりから始まるが、小さいⓅはEのあたりから始まる。

やっぱり、LP単体リリースのレッド・アップル・ロゴ盤だって、ファースト・プレスと言っていいものがあったのである。

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Revolverのニュー・ステレオ・ミックスとUKオリジナルMONO [The Beatles]

ビートルズ(The Beatles)『リヴォルヴァー』(Revolver)のスペシャル・エディション発売日である。
TLは賑わっているが、ブックレットはちょっと欲しいとは思うものの、CDしか入ってないボックスにはどうにも食指が動かない。
今回は、何故Atmosとハイレゾ入りのBlu-rayが入ってないんだろう?

それでも、ニュー・ステレオ・ミックスは気になる。
オリジナルのステレオ・ミックスは、ちょっといただけないからねぇ・・・

ってことで、Apple Musicのハイレゾロスレス配信で聴いてみた。


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とりあえず、オリジナル・アルバムのニュー・ステレオ・ミックスを2周聴いてみたが、これは良い!

アナログ買ってみようかな。

でも、結局、ずっと聴き続ける盤は、UKオリジナルのMONOなんだよね。


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UKオリジナル(US盤や日本盤その他も含めて)については、レコード・コレクターズ2022年11月号の初盤道(拡大版)に詳しい。

うちには、マト2/1とマト2/2のMONO盤があるが、一方がクリーム色っぽくて他方が真っ白なので、かなり色味が違って見える。
もっとも、どちらもG&LのPatent Pendingジャケットなので、クリーム色っぽいのは、たぶん黄ばんでるだけだよね(笑)

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Come Together/Somethingの日本初回盤 [The Beatles]

昨日、藤原さくらちゃんの記事のために引っ張り出したCome Together/Somethingの日本初回盤(Apple AR 2400)だが、ちょっとおもしろいので紹介することにしよう。
たぶん、ビートルズ・コレクターの間ではよく知られたことなんだろうけど、ボクは初めて気づいたのだ。


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Come Together/Somethingの両A面シングルは、1969年10月6日にまずアメリカでリリースされ、本国イギリスでは10月31日に、日本では11月21日にリリースされた。
当時のシングル盤の定価は400円で、その後1972年には500円になったようなので、400円盤ならまぁファースト・プレスでいいんじゃないかと思う。
うちのは400円盤なので、ファースト・プレスの関門はクリアだ。

しかも、PMを確認すると、9TXである。


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東洋化成委託プレスではあるものの、1969年10月プレスなわけで、発売日前月プレスである。
正真正銘の初回盤だ。

マトだって、まずCome Togetherサイドを見ると、1S 19である。


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ご丁寧に1Sが2回も刻印されている。
いや、「ご丁寧に」じゃない。
2回も刻印されているのは、どう考えてもおかしい。

Somethingサイドのほうも、マト自体は1S 18なのだが、その前に2Sがついている。


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こりゃ、間違いというわけではなく、何か意味があるはずだ。
では、いったいどういう意味があるんだろう?

あちこち眺めながら考えていたら、レーベル上のマスターテープ・ナンバーが目に入った。


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Come TogetherサイドはYEX-749-1S、SomethingサイドはYEX-749-2Sがマスターテープ・ナンバーになっている。
つまり、ラッカー・ナンバー1Sの前の1S(Come Togetherサイド)とか2S(Somethingサイド)は、マスターテープ・ナンバーの末尾だったのだ。
紛らわしいっちゅうの。

でも、なんで、こんな紛らわしいことしたんだろう?

そこでハタと気づいた。
YEX-749って、Abbey Roadのマスターテープ・ナンバーじゃん。
ってことは、YEX-749-1SはAbbey Roadの1曲目、YEX-749-1Sは2曲目ってことで、つまりは、Come Together/Somethingの両A面シングルは、シングル用のマスタテープではなく、アルバムAbbey Roadのマスターテープを使ってカッティングされたわけだ。

UK盤は、マスターテープ・ナンバーが7YCE 21369/7YCE 21370となっていて、ちゃんとシングル用のマスターテープでカッティングされている。
そのシングル用マスターテープ、日本には送ってもらえなかったのね。


NO WAR PLEASE
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Let It Be [The Beatles]

うちにもようやく2021Mixの"Let It Be"が届いた。
Dolby Atmosと5.1 DTS-HD、それからブックレットが目当てなので、必然的にスーパー・デラックス・エディションになるのだが、節約のため、日本盤でなく、輸入盤を選んだ。


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ふだんテキトーにポスターを入れ替えたりしているフレームに、金曜の新聞に出た一面広告をポスター代わりに入れて飾り、わが家のリビングはしばらくLet It Be祭りである。

レココレの最新号(2021年11月号)も買ってきたことだし、これを読みながら、スーパー・デラックス・エディションをじっくりゆっくり楽しむことにしよう。


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レココレといえば初盤道だが、今回は特集に連動して"Let It Be"を掘りに掘り、カラー6ページの拡大版である。
米国アセテート盤とそれに添付されていた資料まで登場している。

レココレといっしょに写したのは、向かって左側がUSオリジナル、右側がUKオリジナルだが、UKの方は箱入りではない。

USオリジナルの方は、今回の初盤道で無事初盤認定できたのだが(マトは16/15だけどね)、UKオリジナルの方は初盤の仲間に入れていいものなのか判然としない。

うちのUKオリジナル、ラミネートされたシングル・スリーブ裏のアップル・ロゴが赤なのである。


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(向かって左がUSオリジナルで、右がUKオリジナル。)



初回はボックスのみで半年後にLP単体でもリリースされるようになったとのことだが、そのLP単体リリースのときにレッド・アップル・ロゴもあったんだろうか?

それに、うちの盤は、マト2U / 2Uは当然として、マザー/スタンパーは1 OO / 2 GTだ。
なにしろビートルズである。
半年後のプレスなら、もうちょっとスタンパーが進んでいそうな気がする。

ってことで、本格的にLP単体リリースに移行する以前から、ボックスと平行して少数ながらLP単体リリースもされていたんじゃないかと思うのである。
まぁ、もともとボックスに入ってたものが、どこかで箱とブックレットがはぐれてしまったという可能性もないわけではないが(笑)

そんなわけで、うちの箱無し"Let It Be"も、初盤とまでは言わない(なにしろブックレットにも、初版、第二版、第三版があるしねぇ)が、ファースト・プレスの仲間には入れてもらっていいんじゃないかという気がしているんだが、どうだろう?
少なくとも、グリーン・アップル・ロゴの盤が入っているボックスよりも初期プレスだよね?

昔は箱入りを買おうかと迷ってたこともあったのだが、もはや高くて買えないのよね・・・
だから、ボクにとっては、LP単体リリースのレッド・アップル・ロゴ盤の位置づけが大問題なんである。

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はじめてのビートルズ [The Beatles]

2日ほど前の事になるが、6月29日は「ビートルズの日」だった。
といっても、1966年6月29日に初来日したことを記念して定められたものなので、日本独自の記念日であって、世界には通用しない(笑)

まぁ、でも、便乗するのである。

ってことで、もはやめったに聴くことはないが、とても思い入れが深いレコードを聴いた。
ボクが初めて買ったビートルズのレコードである。


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日本では1977年11月5日にリリースされた編集盤『ラブ・ソングス』(EAS-50007・8)だ。


中学2年のとき、はじめてレコード・プレーヤーを買ってもらった。
一応スピーカーが独立していたものの、スピーカー内蔵のポータブル・プレーヤーに毛が生えたようなものだったが、レコードが聴けることがとにかく嬉しくて、部活動でへとへとになって帰宅した後も、毎日必ずターンテーブルにレコードを載せていた。

そのころ、友だちの影響でロックも聴くようになり、ビートルズにも出逢った。
友だちの家で聴かせてもらったり、ラジオで聴いたりして、好きな曲がどんどん増えていった。
そんなときに発売されたのが『ラブ・ソングス』で、大好きな曲ばかり収録されているそのレコードは、ボクには宝石箱みたいにキラキラ輝いて見えた。

実際、革張りのようにテクスチャー加工されたジャケットには、メンバーのシルエットとタイトル等が箔押しされていて、文字通り、キラキラ輝いていた(笑)

ホント、このレコードはよく聴いたなぁ・・・

でも、このレコード、『ラブ・ソングス』だから仕方ないんだけど、超有名曲が入ってないのよね。
そう、"Let It Be"が入ってないのだ。

そんなわけで、中学生のボクは、『ラブ・ソングス』を補充するものとして、『レット・イット・ビー』(EAS-80561)を買った。


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あんまり時間を置かずに両方手に入れた記憶があるのだが、中学生の少ない小遣いで、よく買えたなぁ。
ちょっと不思議だったのだが、その謎は、送り溝のPMが解いてくれた。

『ラブ・ソングス』のPMは7-Y。
1977年11月の発売日当月プレスだ。
おそらく、これはクリスマス・プレゼントにとねだって買ってもらったんだな。

『レット・イット・ビー』のPMは7-Z。
1977年12月プレスだから、これはおそらく、お年玉で買ったのだ。

はじめて買ったビートルズのレコードを毎日聴きまくっていた中学生の頃のことを、ちょっと思い出してしまったよ(笑)

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