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マイ・ダディ [映画]

今日、唐突に、『マイ・ダディ』という映画を、録画したまま放置していることを思い出した。
ムロツヨシさんの初主演映画なので、とても観たいと思っていた映画なのに、録画したまま忘れるとは、ボクのムロ愛は大したことないらしい(笑)
まぁ、ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』が好きになったきっかけだし、ファン歴も浅いから当然か。

それはともかく、せっかく思い出したので、今日は時間もあったし観てみた。

良い映画である。
大切な人といっしょに観て、語り合いたい映画である。
そういう人がいないので、語り合えないのがつらい・・・
いたこともあったんだけどなー

まぁ、この語り合い、場合によっては、「神は乗り越えられない試練を与えるか」論争に発展する可能性もないわけではないが・・・


ちなみに、映画の中でボクが一番印象に残っているのは、骨髄移植のドナーが見つかったことを一男(ムロツヨシ)が病室でひかり(中田乃愛)に知らせたときに、一緒にいた彼氏が泣いて喜ぶシーンだ。
このシーンの良さについても語り合いたいぞ。


カーリングシトーンズの主題歌も良いよねぇ・・・





あーもう一度観たくなってきた(笑)

P.S.奈緒さんてあんなに演技力のある人だとは知らなかった。

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花束みたいな恋をした [映画]

話題の映画だったし、WOWOWでやっていたので観てみた。

いまの若い人たちの恋愛を描いたものなんだろうけど、ボクが同じくらいの年齢だった頃の恋愛と、いろいろ小道具は違っていても、本質的なところはほとんど変わってない気もした。

って、ボクに『花束みたいな恋』の経験があるわけじゃないけど(笑)

それでも、いろんなシーンに、自分の思い出の中のシーンがちょっと重なったりして、キュンとしたよね。
恋の記憶が遠すぎたせいか、主人公に感情移入して泣くということはなかったけど。

ただ、この予告編にも出てくる「こういうコミュニケーションは、頻繁にしたいほうです。」って台詞は、なんだか強烈に結びつく記憶があって、ちょっと困ってしまった。





「私、結婚したら、『いってらっしゃい』のキスは絶対に忘れないから。」
彼女はそんなことを言っていた。

そういや、彼女とは、好きな音楽や好きな映画の話で時間を忘れて盛り上がったのがきっかけで仲良くなったんだった。

ってことは、あれは『花束みたいな恋』だったのか?
いや、彼女のほうは絶対そうは思ってないだろうな(笑)

まぁ、でも、あんまり華やかではないボクの人生の中では、確実に、花束みたいに色鮮やかな記憶ではあるな。


最後に、U-NEXTが提供しているSpecial PVってのも貼り付けておこう。




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 [映画]

菅田将暉さんも小松菜奈さんも特に好きな俳優というわけではないのだが、結婚したと聴くと、お祝いに二人が共演した映画でも観ようかという気になる。

二人はこれまで3作品で共演しているらしいのだが、ボクは『糸』しか知らない。
そりゃそうだよね。
菅田将暉さんにも小松菜奈さんにもそれほど関心がないんだから(笑)

『糸』は、観たいと思っていた映画の一つだった。
だって、中島みゆきさんの『糸』が原案だって言うんだから、そりゃ観たいと思うよね。

     ♪ 縦の糸はあなた 横の糸はわたし
     ♪ 織りなす布は いつか誰かを
     ♪ あたためうるかもしれない

思わず歌ってしまったよ(笑)





ってことで、先日WOWOWで放送したやつを録画したのがHDDにあったので、観てみた。

うん、良い映画だと思う。
香(榮倉奈々)が「運命の糸」について語るシーンとか、葵が「子ども食堂」を訪ねるシーンとか泣けるよね・・・
ほかにも印象的なシーンはいろいろあるし。

ただ、ちょっと駆け足になってしまっているところが残念かなぁ。
とはいえ、東日本大震災を含む平成の世相が織り込まれた18年が130分に詰め込まれているから、一つ一つのエピソードを丹念に描くというのは犠牲にせざえるを得ないわけで、一本の映画としてまとめようと思ったら、駆け足になるのは仕方なかったんだろうけど。

どうせなら、全10話くらいの連続ドラマでリメイクしてくれないかしらん?





この『糸』フルバージョンの動画は、映画を観たあとに観るもんだよね。

出逢うべき人には出逢うべきときに出逢う。
一度離れてしまっても、いつかどこかで再びめぐり逢う。
あなたには、心の片隅にずっと住み続けている人がいますか?

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ラストレター [映画]

昨夜、なんとなく映画が観たくなって、録画したまま放置してある映画でそろそろパンクしそうなHDDを探索したら、岩井俊二監督の『ラストレター』を見つけた。

『Love Letter』は大好きな映画だったので、そのアンサー映画みたいに宣伝されていた『ラストレター』は、公開時から観たいと思っていた映画だったのに、なんと録画してから1年ぐらい経っているじゃないか。

最近は、ホント、アナログ中心生活だからなぁ・・・
それでも、せっかく映画専用部屋もあることだし、これからは週に一本くらいは映画を観ることにしよう。

ってことで、昨夜は『ラストレター』を観ていた。





『Love Letter』のわかりやすさに比べて、なんだかとってもわかりにくい映画である。
そもそも、タイトルの「ラストレター」ってなに?
未咲が鮎美に宛てた遺書ぐらいしか、それに該当するものはない気がするのだが、どうも違和感がある。

それもそのはずだ。
ネットでちょっと調べてみると、映画に先行して発表された岩井監督の原作小説は、天国の未咲に宛てて鏡史郎が送った最後のラブレターの形式になっているのだという。
それなら、間違いなく「ラストレター」だ。
映画そのものが、天国の未咲に宛てた「ラストレター」なんである。

とはいえ、映画だけ観てると、そんなことはわからない。
やっぱり、未咲の遺書がラストレターと解釈せざるをえないんじゃないかと思う。
そして、実際、未咲が鮎美への遺書として、何故高校卒業時の答辞原稿を残したのか、そこに託された思いは何だったのかに思いをめぐらすことで、観客は、物語のより深い部分に連れていかれる仕掛けになっている。

この映画は、淡い初恋の思い出がきっかけになってはいるが、そういう甘酸っぱい映画ではない(もちろん、甘酸っぱい映画として観るのは自由だが)。
この映画は、20数年前、阿藤に未咲を奪われたときから時間が止まってしまった鏡史郎の再生の物語であり、自殺という形で突然訪れた母の死を乗り越えてゆく鮎美の再生の物語である。

高校時代、一方的に鏡史郎が未咲に送り続けたラブレターは、淡い初恋の発露でしかなかったかもしれないが、大学時代に一度は恋人同士になった後、自分のもとを去った未咲に宛てたラブレター(後に『未咲』という小説として発表されるもの)は、淡い初恋にすぎないものであるはずがない。
そうでなければ、過酷な人生の中で、未咲や鮎美を支えるものになりえたはずがないのである。
鏡史郎の未咲への思いは、裕理の鏡史郎への思いとは、質的にまったく次元が異なるものなのだ。

さて、では、何故未咲は、鮎美への遺書として、高校卒業時の答辞原稿を残したんだろう?
そこに託された思いはどんなものだったんだろう?

ボクなりに考えていることはあるのだが、一人の人を思い続けた経験はあっても、思い続けられた経験はないので、ここには書かないでおこう。
だって、ほら、願望が入ってそうでしょ?(笑)





     ♪ 墓標(しるべ)に 花をたむけ
     ♪ 僕らは この先へゆこう

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ハナレグミ:サヨナラCOLOR feat. 忌野清志郎 [映画]

YouTubeでテキトーに動画を観てたら、映画のエンディングで使われた忌野清志郎さんとのデュエット・バージョンの『サヨナラCOLOR』を見つけた。





今年の1月に配信リリースされてたのね。
うん、良い仕事だ。
このバージョンは、やっぱり、いつでもみんなが観られるようにしとかないとねぇ。

それにしても、このMVを観てると、映画『サヨナラCOLOR』が観たくなるよね。
清志郎さんもちょこっとだけど出てるし。

ってことで、久しぶりに映画部屋で観てみた。


20210911.jpg


竹中直人さんは、やっぱり濃いよなぁ(笑)
原田知世さんのキュートさは無敵だよね。
あと、水田芙美子さんがとても良いのだ。

印象的な台詞がいくつか出てくるけど、その一つが、ラストの海辺のシーンで佐々木が未知子に言った「僕は、ずっとずっと、あなたにこだわるんだ。」って台詞。
この台詞にリアルに共感できる体験があるのとないのとでは、この映画の見え方ってずいぶん違ってくる気がする。

ボクはとても良い映画だと思うよ。

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