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6月最後の日~カルメン・マキ&OZ [国内盤研究]

気になるウインブルドン予選だが、ダニエル選手は3回戦で敗退してしまった。
本戦には出場できないのかーと思っていたら、なんとラッキー・ルーザーで出場できるという。
今日は本戦ドローの発表なので、確認してみたら、日本人選手がなんと5人も本戦に出場する。

現時点で世界ランキング27位の西岡選手がストレートインのほか、予選勝ち上がりで望月選手と島袋選手、それからダニエル選手のほかにも綿貫選手がラッキー・ルーザーで本戦に出場するのだ。
ボクはダニエル選手が贔屓なのだが、望月選手なんか、2019年にはジュニアのウインブルドン・タイトルをとっているから、台風の目になってくれるとおもしろい。

ウインブルドンに並行して、ツアー復帰を着々と進めている錦織選手は、ミシガン州ブルームフィールド・ヒルズで行われるチャンレンジャー大会に出場する。
この錦織選手の復帰第二戦もWOWOWで配信してくれるというからありがたい。
来週は寝不足になるなぁ(笑)


さて、6月最後の日である。

6月には必ず聴かないといけないレコードを、今年はまだ聴いていなかったことを思い出したので、引っ張り出してターンテーブルに載せた。


20230630-01.jpg


ボクはこのレコードを二枚持っているのだが、ジャケットに違いがあって、前後関係があるんじゃないかという話は、昔記事にしたことがある。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2017-06-30

もう6年も前になるのか・・・

当時は、スタンパーが微妙に若いことから、前後関係を推測していたが、いまやボクにはPMの知識がある。
はっきりくっきり判定できるに違いない。

ってことで、レイトと思われるほうの盤の送り溝をのぞいてみる。


20230630-02.jpg


工場識別記号かなんかだと思われる〇で囲まれたKを除いて、PMは、B0KJHD9K8である。
1978年11月に最初に使用されたスタンパーが、79年4月、8月、10月、11月と使いまわされて、80年2月にプレスされたものであることがわかる。
(ポリドールのPMについては、https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2021-10-07 をどうぞ。)
このレコードの発売日は1975年1月21日だから、リリースから5年も後の、さんざん使いまわされたスタンパーでのプレスだ。
トホホ・・・
まぁ、レイトの方だから、いいか。

気を取り直して、初期プレスと思われる方の送り溝をのぞいてみると・・・


20230630-03.jpg


は?D9K8?

1978年11月に一度使用されたスタンパーで、翌79年4月にプレスされたものだったである。
確かに、レイトと判断したものよりは早いが・・・
リリースから4年も経った後の、しっかりレイト・プレスなのであった(涙)

このレコードは、初期プレスが欲しいなー
どこかで良い出会いがありますように。

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CBS SONYにもある~山口百恵『愛染橋』 [国内盤研究]

CBS SONYにもあるんである。

CBS SONYの半透明盤事情について調査している過程で発見したのである。

それは、1979年12月21日リリースの山口百恵『愛染橋』(CBS SONY 06SH 682)で見つけた。
それにしても、このPSの百恵さんは美しいな・・・


20230610-01.jpg


さて、問題は、何を発見したかである。
この盤も透けるのだが、CBS SONYの透け方ではないのだ。


20230610-02.jpg


透っけ透けなのである。
これは、CBS SONYの透け方ではない。
ビクター盤の透け方である。

ってことで、送り溝を覗き込んでみたのだが、スタンパー・ナンバーが※で表記されているとか、ビクターPMが刻印されているとかといった、ビクター・プレスの明白な証拠は見つからなかった。

ってことは、CBS SONYプレスでも、こんなに透っけ透けの盤もあるってことなのか?
一瞬そう思ったのだが、やはり、ビクター・プレスの匂いがプンプンする。

そこで、さらに送り溝を覗き込むと、こんな刻印を見つけた。


20230610-03.jpg


Vである。
両面に刻印されている。
これは、やはり、ビクターのVなんじゃないか。

さらに、送り溝から、レーベル形状の方に目を移すと・・・


20230610-04.jpg


センターホールまわりの形状が、どう見ても、CBS SONYプレスではない。
CBS SONYプレスは、センターホールまわりの平らになっている部分がこんなに広くない。
ここがこんなに広くなっているのはビクター・プレスである。

ってことで、ボクは、この盤はビクター・プレスだと確信した。

そういえば、TLで、ウシオさんから、久保田早紀『夢がたり』にビクター・プレスがあるということを教えてもらったことがあったんだった。
『夢がたり』も1979年12月のリリースだから、CBS SONYのビクター委託は、かなり時期的に限定されていた可能性もある。
このあたりの解明は今後の課題である。

タグ:山口百恵
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1978年のCBS SONY~山口百恵『乙女座 宮』 [国内盤研究]

1979年以降のCBS SONYプレスは、「透けるのもある」ということなのか、「基本的に透ける」ということなのか、どうにも気になるのである。
「基本的に透けないんじゃないか」という情報も入ってきたのだが、あらためて手持ちの少ないCBS SONYプレスを検証してみたところ、基本的に全部透けるのである。

手持ち盤では、完全に透けない盤というと、1978年2月1日リリースの山口百恵『乙女座 宮』(CBS SONY 06SH 257)にまでさかのぼる。


20230604-01.jpg


2枚持っているのは、スタンパーのとても若い盤を発見したため(マトはどちらもA1/B1)なのだが、今回の探求にとってラッキーだったのは、この2枚、一方は透けるのだが、他方は透けないのだ。

スタンパーの若い方(1B8/1A1)は、透けない。


20230604-02.jpg


それに対して、スタンパーの進んでいる方(1D33/1B39)は、透ける。


20230604-03.jpg


もっとも、透けるといっても、『お熱いのはお好き?』や『ロックンロール・ウィドウ』ほどは透けない。
エッジが輝いているのと、送り溝部分でかすかに光源が確認できるという程度だ。
この盤は、普通に蛍光灯に翳す程度では、透けているのがわからない。

ってことで、「透けない」と判断してしまうことも多いかもしれない。
それで、この透ける盤を確実に判別できる方法はないものかと、あれこれ試してみたところ、判定法を発見した。
スマホのLEDライト(懐中電灯機能)を使う方法である。

スマホのLEDライトを点灯して、光源を上に向けてテーブルの上などに置く。
送り溝のところに光源がくるように、スマホの上にレコードを置く。

レーベル上の45のすぐ上のあたりに光源がくるように置いてあるが、まったく透けない盤は、光源が確認できない。


20230604-04.jpg


それに対して、透ける盤は、光源が確認できる。


20230604-05.jpg


この方法で確認したところ、手持ち盤では、『乙女座 宮』がリリースされた1978年2月1日以降にプレスされたと思われる盤は、すべて透けた。
ってことで、1978年くらいから基本的に透けるようになる(最初は微妙に透ける程度だが、そのうち、はっきり透けるようになる)んじゃないかという気がしている。

とはいえ、手持ちの枚数がそれほど多くないので、断定まではできない。

みなさんも、スマホの上に置いて、チェックしてみてくださいな。


タグ:山口百恵
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1980年のCBS SONY~山口百恵『ロックンロール・ウィドウ』 [国内盤研究]

西岡選手の全仏オープン3回戦は、3-6 7-6(10-8) 2-6 6-4 6-0というフルセットの熱戦でザイボチ・ヴィウチ選手を退け、見事4回戦進出を決めた。
最終セットがベーグルだったのは、ザイボチ・ヴィウチ選手が体力的にもメンタル的にも限界を超えていたせいだが、それもまた走りまくって拾いまくる西岡選手のプレイが導いたものなので、ホント、見事な勝利である。
それにしても、タイブレークに持ち込んだセカンド・セットで、1-5だったかの劣勢からひっくり返したのは凄かったよね。

今日はもう1試合、ルバキナ選手の3回線も楽しみにしていたのだが、体調不良(発熱と頭痛)での棄権で残念だった。
まぁ、でも、一番残念だったのは本人だよね。


さて、1980年のCBS SONYの話である。
個人的には、CBS SONYといえば山口百恵さんだし、1980年の山口百恵さんと言えば、『ロックンロール・ウィドウ』(CBS SONY 06SH 772)だ。


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百恵さんのシャウトも最高なら、矢島賢さんのギターも最高な、圧巻のロックチューンである。
かっこよすぎて、繰り返し聴きたくなってしまう。

この曲、ツェッペリン(Led Zeppelin)の"Rock and Roll"がモチーフだったというのはWikiとかにも書いてあるが、ギター・マガジン2022年5月号(特集:もっと恋する歌謡曲)に、プロデューサーの川瀬泰雄さんの「"Rock and Roll"の"lonely, lonely, lonely~"のイメージで」というのに応えて宇崎竜童さんが「カッコ、カッコ、カッコ」と作曲してきたって話が出ていた。
「そうだったのか!」と思ったのだが、フレーズのインパクトって点では、"lonely, lonely, lonely~"よりも「カッコ、カッコ、カッコ」のほうが、はるかに強力だよね(笑)


さて、問題は、1980年のCBS SONYも透けるかである。


20230603-02.jpg


ちゃんと透ける~

この頃のCBS SONYプレス、「透けるのもある」ということなのか、「基本的に透ける」ということなのかは、よくわからない。

タグ:山口百恵
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1979年のCBS SONY~相本久美子『お熱いのはお好き?』 [国内盤研究]

全仏オープンは、昨日のダニエル選手の圧倒的強さ(オコネル選手に、6-0 6-2 6-4のストレート勝ち)にも吃驚したが、今日の西岡選手の大逆転勝利(JJ.ウルフ選手に1-6 3-6 6-4 6-3 6-3)にも吃驚だった。
2セット・ダウンになったときには、このまま負けるかと思ったよね。

明日は、ダニエル選手がアルカラス選手(現在、世界ランキング第1位)と対戦する。
どんなゲームを見せてくれるのか、実に楽しみなのである。

ところで、3日前のことになるが、相本久美子さんが誕生日だと、TLでささも教授に教えてもらったので、唯一持っているこのレコードを引っ張りだした。


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1979年6月21日にリリースされた9枚目のシングル『お熱いのはお好き?』(CBS SONY 06 SH 552)である。

高校生の頃、好きだったんだよな~

同級生に彼女によく似た子がいてさ。
その子を好きになったから相本久美子さんが好きになったのか、相本久美子さんを好きだったからその子を好きになったのか、どっちだったか憶えてないけど、そんな甘酸っぱい思い出もあったり。

別に付き合ったとか、そういうことはなかったんだけどね。
あっ、でも、大学のとき、一度デートしたことはある。
それだけで満足しちゃった。
ただの憧れだったんだろう。

って、ボクの思い出話なんてどーでもいいよね(笑)

このレコードのことを記事にしている理由はこれである。


20230530-02.jpg


透けるんである。

1970年代前半のCBS SONYプレスは透けるというのは記事にしたことがある(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2023-01-18)が、1979年でも透けるのね。
同じ頃のCBS SONYのレコードを何枚か見てみたが、やはり透けていた。

とはいえ、Victorみたいに、ずっと透けていたというわけでもなさそうだし、CBS SONYの半透明盤事情については、ちゃんと調べた方がよさそうだ。

タグ:相本久美子
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