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そこにアイはあるのかい?~U.K., U.K.のUSオリジナル [U.K.]

昨日4月28日は、エディ・ジョブソン(Eddie Jobson)の誕生日ということで、TLには、このレコードの画像も溢れていた。


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エディが、ジョン・ウェットン(John Wetton)、ビル・ブルーフォード(Bill Bruford)、アラン・ホールズワース(Allan Holdsworth)と結成したスーパー・グループU.K.が、1978年にリリースしたセルフ・タイトル(日本盤には『憂国の四士』というタイトルも添えられた。)のファースト・アルバムである。

両面マト1のUKオリジナル(Polydor 2302 080)も持っているのだが、聴くのはもっぱら、このUSオリジナル(Polydor PD-1-6146)である。
低域が唸りをあげてぶっとい音がグイグイと迫ってくる。
くぅ~たまらんっという音なのだ。

このアルバム、ロンドンのトライデント・スタジオ(Trident Studios)で録音されているので、トライデント・カッティングのUK盤が当然オリジナルなのだが、MASTERDISKカッティングのUS盤の音のほうが、ボクは断然好きだ。

ボブ・ラディック(Bob Ludwig)によるカッティングかと思いきや、RLサインのある盤は確認できないので、どうやら別のエンジニアによるカッティングのようだ。
コロムビアのピットマン工場プレスの盤に、J.G.というサインのあるものがあり、Joe Gastwirtがカッティングしたものがあることは確かなのだが、すべてのカッティングを彼がやったかどうかはわからない。

これまで気づかなかったのだが、うちの盤には、MASTERDISK刻印の後に、"I"に見える刻印がある。


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これはSide 1の送り溝の画像だが、Side 2のMASTERDISK刻印の後にもまったく同じ刻印があるので、キズとかではないだろう。
この"I"が何を意味するのかは、現時点ではまったくわからない。
その解明は今後の課題である。

あなたのうちのUSオリジナルの、そこにアイはありますか?

タグ:U.K.
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John Wetton ―哀悼― [U.K.]

2017年1月31日、ジョン・ウェットン(John Wetton)が逝った。

彼との出会いは中学のとき、キング・クリムゾン(King Crimson)のレコードだった。
あれからもう40年、ずっと熱心に彼の音楽を聴いてきたというわけではないけれど、なんだかんだで彼の歌やベース・プレイに接する機会は多かった気がする。

少なくとも彼の音楽は、ボクにとってずっと身近なものだった。


ってことで、彼の訃報に接してから、さまざまな時代の彼の音楽をあれやこれやと聴いていた。

どの時代の彼の音楽も好きなのだが、あらためていろいろ聴いていると、ジョン・ウェットンの音楽として聴くなら、ボクにとってはやっぱりこれが一番かなぁ・・・


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このレコード、もっといろいろ持っているつもりでいたのだが、レコード棚にはUKオリジナル(Polydor 2302 080)が一枚あるだけだった。

いつ処分したんだっけかなぁ?
少なくとも、聴き比べて処分した記憶がないから、UKオリジナル信仰がとても強かった頃だろうな。

気になってDiscogsを見てみると、US盤はMASTERDISKでカッティングされている。
でも、このレコード、録音、ミックス、カッティングとすべてトライデント・スタジオだからなー
とはいえ、MASTERDISKっていうと気になっちゃうんだよねぇ。
昔はちっとも気にしなかったのに(笑)

それより、DiscogsのUKオリジナルのところに記載されているMatrixのバリエーションが、A1/B2とA2/B1って・・・
この二種があるなら、当然A1/B1があるでしょー

と思って、うちにあるのを見たら、ちゃんとA1/B1だった。
ほっ

しかし、これはホント、いまもなお、まったく色褪せない完璧なアルバムだよなぁ。

タグ:John Wetton U.K.
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