想いは果てなく [George Harrison]
11月29日は、ジョージ(George Harrison)の命日である。
今月は一つも記事を書いてないので、今日ぐらいは書いておくことにした。
今宵、ターンテーブルに載せたのは、このレコードである。
1981年6月1日にリリースされたジョージの9枚目のスタジオ・アルバム"Somewhere in England"の日本盤『想いは果てなく―母なるイングランドー』(ワーナー・パイオニア P-10944D)だ(日本盤のリリースは、少し遅れて6月25日)。
先日ビートルズ(The Beatles)の新作"Now and Then"がリリースされた今年は、『過ぎ去りし日々』(All Those Years Ago)が収録されているこのレコードが、一番相応しい気がしたんである。
UK盤もUS盤も持っているが、日本盤を選んだのは、日本盤タイトルがいまのボクの心境に合っていたからにすぎない。
日本盤も(UK盤も)USカッティングだから、音質的には、大差はないといえばないが、では小差かといえば、あんがい違う(笑)
でも、まぁ、そんな話は命日にするものでもないだろうから、またの機会に。
R.I.P.
今月は一つも記事を書いてないので、今日ぐらいは書いておくことにした。
今宵、ターンテーブルに載せたのは、このレコードである。
1981年6月1日にリリースされたジョージの9枚目のスタジオ・アルバム"Somewhere in England"の日本盤『想いは果てなく―母なるイングランドー』(ワーナー・パイオニア P-10944D)だ(日本盤のリリースは、少し遅れて6月25日)。
先日ビートルズ(The Beatles)の新作"Now and Then"がリリースされた今年は、『過ぎ去りし日々』(All Those Years Ago)が収録されているこのレコードが、一番相応しい気がしたんである。
UK盤もUS盤も持っているが、日本盤を選んだのは、日本盤タイトルがいまのボクの心境に合っていたからにすぎない。
日本盤も(UK盤も)USカッティングだから、音質的には、大差はないといえばないが、では小差かといえば、あんがい違う(笑)
でも、まぁ、そんな話は命日にするものでもないだろうから、またの機会に。
R.I.P.
Bewitchedのアナログ盤 [Laufey]
レイヴェイ(Laufey)の新作スタジオ・アルバム"Bewitched"のアナログ盤が到着した。
タワー・レコードで購入したのだが、ポストカードのおまけがついていた。
TOWER VINYL SHIBUYAとあるから、タワー限定のおまけなんだろう。
これはけっこう嬉しいぞ。
開封してみると、"Everything I Know About Love"のときほど大きくはないが、写真もふんだんに載っている12ページにおよぶ歌詞ブックレットが付属していた。
この大きさのブックレットが付いてくるのは、大満足である。
盤は、オレンジのカラー盤だ。
オフィシャルのWEBストア限定でシルバーのカラー盤もあるが、そこまでは手を出さない(笑)
それにしても、この音楽をこの声でやられたら、ボクなんぞまったく抵抗できないのである。
癒されるわ~
タワー・レコードで購入したのだが、ポストカードのおまけがついていた。
TOWER VINYL SHIBUYAとあるから、タワー限定のおまけなんだろう。
これはけっこう嬉しいぞ。
開封してみると、"Everything I Know About Love"のときほど大きくはないが、写真もふんだんに載っている12ページにおよぶ歌詞ブックレットが付属していた。
この大きさのブックレットが付いてくるのは、大満足である。
盤は、オレンジのカラー盤だ。
オフィシャルのWEBストア限定でシルバーのカラー盤もあるが、そこまでは手を出さない(笑)
それにしても、この音楽をこの声でやられたら、ボクなんぞまったく抵抗できないのである。
癒されるわ~
タグ:Laufey
RLカットは存在するの?~Miles Davis, You're under ArrestのUSオリジナル [Bob Ludwig(RL)の仕事]
今日と明日は、下北沢ボーナストラックでレコード・フェアである。
サボテン・レコードさん、ランブリン・ボーイズさん、山中明さんが出店しているから、界隈の人たちが集まるに違いない。
行きてー
家庭の事情で行けないのが悲しいのである。
仕方がないので、ボクは、おとなしく家でレコードを聴く。
何を聴こうかと考えながら何となくTLを眺めていたら、このレコードを見かけたので引っ張り出した。
マイルス(Miles Davis)が1985年4月にリリースしたスタジオ・アルバム"You're under Arrest"のUSオリジナル(Columbia FC 40023)である。
(Discogsでは、背表紙はFC 40023のまま、レーベル上はC 40023となり、隣に▽マークがついているものも、1985年リリースになっているが、ウィントン(Wynton Marsalis)の" Marsalis Standard Time, Vol.1"が最初からそのパターンなので、86年か87年の再発だと思う。)
前にも何度か書いたことがある気がするが、マイルスの"Time after Time"が、ボクがジャズを聴くようになったきっかけだった。
深夜のテレビ(だったと記憶している)でLive under the Skyでのライブ演奏を観たとき、ボクは完全にノックアウトされた。
そのときジャズは、ボクの中で、「よくわからない大人が聴く音楽」から「かっこいい音楽」に変わった。
だから、このレコードには、相当に思い入れがある。
しかも、USオリジナルは、裏ジャケットに明記されているように、ボブ・ラディック(Bob Ludwig)のマスタリングである。
送り溝にもMASTERDISKの刻印がある。
(送り溝のくもりは、汚れかと思いきや、擦れて細かい傷がついているので、拭いても綺麗にならないのだが、幸い溝の方には影響がなく、音には出ない。)
しかし、RLというサインはない。
マトの筆跡も、ラディックっぽくない。
うちのはマトが2K/2DだからなのかとDiscogsを確認してみたところ、うちのより若いマトでSide1が2Gというのがあったが、そこにもRLのサインはなさそうだ。
果たして、RLカッティングは存在するのだろうか?
思い入れのあるレコードだけに、気になるのである。
うちのより若いマトの盤や、RLサイン入りの盤をお持ちの方は、ぜひ情報をお寄せくださいませ。
サボテン・レコードさん、ランブリン・ボーイズさん、山中明さんが出店しているから、界隈の人たちが集まるに違いない。
行きてー
家庭の事情で行けないのが悲しいのである。
仕方がないので、ボクは、おとなしく家でレコードを聴く。
何を聴こうかと考えながら何となくTLを眺めていたら、このレコードを見かけたので引っ張り出した。
マイルス(Miles Davis)が1985年4月にリリースしたスタジオ・アルバム"You're under Arrest"のUSオリジナル(Columbia FC 40023)である。
(Discogsでは、背表紙はFC 40023のまま、レーベル上はC 40023となり、隣に▽マークがついているものも、1985年リリースになっているが、ウィントン(Wynton Marsalis)の" Marsalis Standard Time, Vol.1"が最初からそのパターンなので、86年か87年の再発だと思う。)
前にも何度か書いたことがある気がするが、マイルスの"Time after Time"が、ボクがジャズを聴くようになったきっかけだった。
深夜のテレビ(だったと記憶している)でLive under the Skyでのライブ演奏を観たとき、ボクは完全にノックアウトされた。
そのときジャズは、ボクの中で、「よくわからない大人が聴く音楽」から「かっこいい音楽」に変わった。
だから、このレコードには、相当に思い入れがある。
しかも、USオリジナルは、裏ジャケットに明記されているように、ボブ・ラディック(Bob Ludwig)のマスタリングである。
送り溝にもMASTERDISKの刻印がある。
(送り溝のくもりは、汚れかと思いきや、擦れて細かい傷がついているので、拭いても綺麗にならないのだが、幸い溝の方には影響がなく、音には出ない。)
しかし、RLというサインはない。
マトの筆跡も、ラディックっぽくない。
うちのはマトが2K/2DだからなのかとDiscogsを確認してみたところ、うちのより若いマトでSide1が2Gというのがあったが、そこにもRLのサインはなさそうだ。
果たして、RLカッティングは存在するのだろうか?
思い入れのあるレコードだけに、気になるのである。
うちのより若いマトの盤や、RLサイン入りの盤をお持ちの方は、ぜひ情報をお寄せくださいませ。
タグ:Miles Davis
Sweet Sounds of Heaven [The Rolling Stones]
"Sweet Sounds of Heaven"の10インチが届いたので、早速聴いている。
45回転の10インチの音は、キレもヌケも鮮やかで、まさにシングルの音だ。
くぅ~たまらん!
カッティングは、"Angry"や"Hackney Diamonds"と同じく、メトロポリス・マスタリング(Metropolis Mastering)のマット・コルトン(Matt Colton)によって行われている。
この10インチも片面のみ収録で、片面はロゴのエッチングになっているが、"Angry"と同じなので割愛。
"Sweet Sounds of Heaven"については、ニューヨークのクラブ、Racket NYCで行われた"Hackney Diamonds"のリリース・パーティーで披露された演奏が公開されている。
ブレイク後のミックとガガの掛け合いが圧巻だ。
やっぱりストーンズは最高なんである。
45回転の10インチの音は、キレもヌケも鮮やかで、まさにシングルの音だ。
くぅ~たまらん!
カッティングは、"Angry"や"Hackney Diamonds"と同じく、メトロポリス・マスタリング(Metropolis Mastering)のマット・コルトン(Matt Colton)によって行われている。
この10インチも片面のみ収録で、片面はロゴのエッチングになっているが、"Angry"と同じなので割愛。
"Sweet Sounds of Heaven"については、ニューヨークのクラブ、Racket NYCで行われた"Hackney Diamonds"のリリース・パーティーで披露された演奏が公開されている。
ブレイク後のミックとガガの掛け合いが圧巻だ。
やっぱりストーンズは最高なんである。
Hackney Diamondsを聴く [The Rolling Stones]
さて、"Hackney Diamonds"である。
ストーンズ(The Rolling Stones)の18年ぶりの新作スタジオ・アルバムである。
先行で聴いていた"Angry"と"Sweet Sounds of Heaven"で自ずと期待は高まっていたが、まさに期待通りの、いや期待以上のアルバムだった。
ボクが手に入れたのは、HMV限定のクリア・パープル盤だ。
HMVの商品画像とずいぶん色あいが違っていて、どちらかといえば東芝の赤盤に近く、パープルというより深紅と言ったほうがいい感じだが、個人的にはこっちの方が好みなので、まったく不満はない。
マトがA4/B4で、「4枚もラッカーを切ったのか?」と思ったのだが、Discogsの登録を見てもA3/B3とA4/B4しか登録されていないので、採用されたのはこの二種類だけなのかもしれない。
カッティングは、"Angry"の10インチと同じく、メトロポリス・マスタリング(Metropolis Mastering)のマット・コルトン(Matt Colton)によって行われている。
A面の送り溝が狭すぎるせいか、=MATT@METROPOLIS=は、B面の送り溝に刻まれている。
("Angry"と同じなので、画像は前半部分だけ。)
”Angry”同様、力の入った仕事だ。
とても良いマスタリング&カッティングだと思う。
それにしても、これほどまでに素晴らしいアルバムを作ってくれるとは思っていなかった。
なにより、チャーリーを感じられるのが嬉しい。
"Miss It Up"と"Live by the Sword"ではチャーリーのドラムが聴けるというだけでなく、其処彼処にチャーリーの存在を感じるのである。
とりわけゴスペル曲"Sweet Sounds of Heaven"は、天国のチャーリーを思い浮かべながら作った曲だろう。
最後を締めくくる"Rolling Stone Blues"は、ミックとキースの二人だけで演奏されているのだが、二人にはチャーリーのドラムの音が聴こえていたんじゃないだろうか。
そして、ボクにも、二人の演奏の向こう側から、チャーリーのドラムが聴こえてくるような気がするのである。
"Hackney Diamonds"、しばらくはヘビロテで聴き込むことになるだろうな。
ストーンズ(The Rolling Stones)の18年ぶりの新作スタジオ・アルバムである。
先行で聴いていた"Angry"と"Sweet Sounds of Heaven"で自ずと期待は高まっていたが、まさに期待通りの、いや期待以上のアルバムだった。
ボクが手に入れたのは、HMV限定のクリア・パープル盤だ。
HMVの商品画像とずいぶん色あいが違っていて、どちらかといえば東芝の赤盤に近く、パープルというより深紅と言ったほうがいい感じだが、個人的にはこっちの方が好みなので、まったく不満はない。
マトがA4/B4で、「4枚もラッカーを切ったのか?」と思ったのだが、Discogsの登録を見てもA3/B3とA4/B4しか登録されていないので、採用されたのはこの二種類だけなのかもしれない。
カッティングは、"Angry"の10インチと同じく、メトロポリス・マスタリング(Metropolis Mastering)のマット・コルトン(Matt Colton)によって行われている。
A面の送り溝が狭すぎるせいか、=MATT@METROPOLIS=は、B面の送り溝に刻まれている。
("Angry"と同じなので、画像は前半部分だけ。)
”Angry”同様、力の入った仕事だ。
とても良いマスタリング&カッティングだと思う。
それにしても、これほどまでに素晴らしいアルバムを作ってくれるとは思っていなかった。
なにより、チャーリーを感じられるのが嬉しい。
"Miss It Up"と"Live by the Sword"ではチャーリーのドラムが聴けるというだけでなく、其処彼処にチャーリーの存在を感じるのである。
とりわけゴスペル曲"Sweet Sounds of Heaven"は、天国のチャーリーを思い浮かべながら作った曲だろう。
最後を締めくくる"Rolling Stone Blues"は、ミックとキースの二人だけで演奏されているのだが、二人にはチャーリーのドラムの音が聴こえていたんじゃないだろうか。
そして、ボクにも、二人の演奏の向こう側から、チャーリーのドラムが聴こえてくるような気がするのである。
"Hackney Diamonds"、しばらくはヘビロテで聴き込むことになるだろうな。