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Sweet Sounds of Heaven [The Rolling Stones]

"Sweet Sounds of Heaven"の10インチが届いたので、早速聴いている。


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45回転の10インチの音は、キレもヌケも鮮やかで、まさにシングルの音だ。
くぅ~たまらん!

カッティングは、"Angry"や"Hackney Diamonds"と同じく、メトロポリス・マスタリング(Metropolis Mastering)のマット・コルトン(Matt Colton)によって行われている。


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この10インチも片面のみ収録で、片面はロゴのエッチングになっているが、"Angry"と同じなので割愛。


"Sweet Sounds of Heaven"については、ニューヨークのクラブ、Racket NYCで行われた"Hackney Diamonds"のリリース・パーティーで披露された演奏が公開されている。





ブレイク後のミックとガガの掛け合いが圧巻だ。

やっぱりストーンズは最高なんである。

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Hackney Diamondsを聴く [The Rolling Stones]

さて、"Hackney Diamonds"である。
ストーンズ(The Rolling Stones)の18年ぶりの新作スタジオ・アルバムである。

先行で聴いていた"Angry"と"Sweet Sounds of Heaven"で自ずと期待は高まっていたが、まさに期待通りの、いや期待以上のアルバムだった。


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ボクが手に入れたのは、HMV限定のクリア・パープル盤だ。
HMVの商品画像とずいぶん色あいが違っていて、どちらかといえば東芝の赤盤に近く、パープルというより深紅と言ったほうがいい感じだが、個人的にはこっちの方が好みなので、まったく不満はない。

マトがA4/B4で、「4枚もラッカーを切ったのか?」と思ったのだが、Discogsの登録を見てもA3/B3とA4/B4しか登録されていないので、採用されたのはこの二種類だけなのかもしれない。

カッティングは、"Angry"の10インチと同じく、メトロポリス・マスタリング(Metropolis Mastering)のマット・コルトン(Matt Colton)によって行われている。
A面の送り溝が狭すぎるせいか、=MATT@METROPOLIS=は、B面の送り溝に刻まれている。


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("Angry"と同じなので、画像は前半部分だけ。)


”Angry”同様、力の入った仕事だ。
とても良いマスタリング&カッティングだと思う。

それにしても、これほどまでに素晴らしいアルバムを作ってくれるとは思っていなかった。
なにより、チャーリーを感じられるのが嬉しい。
"Miss It Up"と"Live by the Sword"ではチャーリーのドラムが聴けるというだけでなく、其処彼処にチャーリーの存在を感じるのである。

とりわけゴスペル曲"Sweet Sounds of Heaven"は、天国のチャーリーを思い浮かべながら作った曲だろう。
最後を締めくくる"Rolling Stone Blues"は、ミックとキースの二人だけで演奏されているのだが、二人にはチャーリーのドラムの音が聴こえていたんじゃないだろうか。
そして、ボクにも、二人の演奏の向こう側から、チャーリーのドラムが聴こえてくるような気がするのである。

"Hackney Diamonds"、しばらくはヘビロテで聴き込むことになるだろうな。

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Angryの10インチ [The Rolling Stones]

昨日到着のはずが、仕事で帰宅が遅くなって当日再配達受付時間に間に合わず、本日の午前中指定で受け取った。


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ストーンズ(The Rolling Stones)の"Hackney Diamonds"と"Angry"のアナログ盤である。

"Angry"の方は、何度か「発売日延期のお知らせ」メールが届いていたが9月の末にはリリースされていたはずだ。
でも、ボクは、音源自体はYouTubeのMVで楽しめるので、"Hackney Diamonds"と一緒でいいやと、今日まで待っていた。


"Hackney Diamonds"から聴こうか、"Angry"から聴こうか迷ったが、とりあえず、"Angry"の方をターンテーブルに載せた。


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いやぁ、アナログで聴くと格別だわ~

カッティングは、メトロポリス・マスタリング(Metropolis Mastering)のマット・コルトン(Matt Colton)によって行われていて、送り溝に、=MATT@METROPOLIS=と手書きで刻まれている。


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(前半の=MATTの部分)

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(後半の@METROPOLIS=の部分)


マット・コルトンも、ストーンズのレコードのカッティングなんて、力が入っただろうなぁ(笑)

このレコードは片面のみ収録で、片面はロゴのエッチングになっている。


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もう一曲収録して欲しかった気もするが、これはこれでいい気もする。

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Miss You 12インチのUKオリジナル [The Rolling Stones]

<X(旧Twitter)でのやりとりから、最初の仮説がどうやら間違っているようだという結論に達したので、追記しました。>(2023年9月30日)

月曜に時間を作って町田DUまで『初盤道』を買いに行ったとき、滞在時間は20分ほどしかなかったが、わずかな時間でも必死でエサ箱を掘って、5枚ほど購入したので、そのうちの一枚を紹介しよう。

ストーンズ(The Rolling Stones)が1978年6月にリリースした12インチ"Miss You"のUKオリジナル(Rolling Stones Records 12 EMI 2802)である。


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Jukeboyさんをして「ストーンズ史上最もカッコいいジャケットの部類に入る」と言わしめた(https://jukeboy-stones.com/entry/2022/02/27/143335)このレコード、実物を手にして買わずにいられる人がいるなんて信じられないカッコよさである。
時間がなかったこともあって、新着コーナーだけチェックしたのだが、ちょうど店員さんが補充を終えたところだったから、もしかしたら、このレコードもまさにそこに投入された直後だったのかもしれない。

ジャケットのカッコよさにくわえて、ピンク盤だというのにもそそられるじゃないか。


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マトは12 EMI 2802 +A/12+EMI+2802 +Bで、このマトの形式はオーレイクか?とレーベルを見ると、この中央のザラついた感じは、どうもオーレイクっぽい。


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Discogsを見ると、Side 1にOR、Side 2にOR-Oと刻印されたものもあるようで(どうやらマザーに刻印されたらしく、うちの盤には、そのような刻印はない。)、オーレイク・プレスで間違いないと思う。

そういや、この時期のオーレイクは、ピクチャー盤やカラー盤のプレスをしてたんだった。


それはともかく、このレコード、非常に奇妙な点がある。

Side 1はSTERLINGのカッティングなのだが・・・


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Side 2はニック・ウェブ(Nick Webb)のサインがあるので、UK EMIのアビーロード・スタジオでのカッティングである。


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普通、こういう場合、片面はリカッティングなのだが、マトを見る限りはそれっぽくない。
Discogsを見ても、リカッティングの証拠になりそうな情報は見つからない。

ただ、Discogsには、Side 2にもSTERLING刻印があるようなことが書いてあるのだが、これは誤登録だと思う。
どう考えても、ニック・ウェブのサインがあるところにSTERLING刻印はないだろー

もし、Side 2にもSTERLING刻印がある盤をお持ちの方がいらしたら、ぜひご報告をお願いします。


それにしても不思議である。
このレコード、いずれにしても、最初から、Side 1はSTERLINGカッティングで、Side 2はアビーロード・カッティングだったということになる。

しかし、そんなカッティングの依頼はありそうもない。

ってことは、UK盤はアビーロード・カッティングだったところ、Side 1がボツになり、リカッティングを依頼する代わりに、USからSTERLINGカッティングのラッカーを取り寄せたというところか。

何か情報をお持ちの方、ぜひ教えてくださいな。


<追記>

X(旧Twitter)で、紙ジャケ探検隊、Jukeboyさん、たまぞうさん、sentimentalfoolさんらと意見交換している中で、どうやらボクの最初の仮説は間違っているようだ、と考えるいたったので、追記である。

JukeboyさんのWebサイトを含めて、集まった情報を整理しておこう。

A面の"Miss You"には、4:48のアルバム・バージョン(AVer.と呼ぶことにする)、3:34のエディット・バージョン(EVer.と呼ぶことにする。)、8:26のロング・バージョン(LVer.と呼ぶことにする。)の三種がある。
B面の"Faraway Eyes"には、4:23のアルバム・バージョンと3:43のエディット・バージョンの二種類がある。
(Discogsを見ると、具体的な秒数が数秒違いでバラバラなので、ここではJukeboyさんのWebサイトに準拠する。)

まず、一番最初にリリースされた7インチの各国盤を見ておこう。

US盤
Side 1 : Miss You EVer. STERLING刻印
Side 2 : Faraway Eyes EVer. STERLING刻印

UK盤
Side 1 : Miss You EVer. STERLING刻印
Side 2 : Faraway Eyes EVer. STERLING刻印

仏盤
Side 1 : Miss You 不明 Pellé
Side 2 : Faraway Eyes 不明 Pellé


12インチの各国盤については、次の通りだ。

US盤プロモ
Side 1 : Miss You LVer. STERLING刻印
Side 2 : Miss You LVer. STERLING刻印

US盤
Side 1 : Miss You LVer. STERLING刻印
Side 2 : Faraway Eyes AVer. STERLING刻印

UK盤(ピンク盤)
Side 1 : Miss You LVer. STERLING刻印
Side 2 : Faraway Eyes EVer. NICK.W

仏盤(赤盤)
Side 1 : Miss You LVer. STERLING刻印
Side 2 : Faraway Eyes AVer. 刻印なし


ボクは、最初、UK盤12インチについて、両面ともアビーロード・カッティングだったが、Side 1がボツになり、急遽USからSide 1のラッカーを取り寄せたと考えた。
しかし、仏盤の12インチもSide 1のみSTERLINGということだから、ボクの仮説が正しいとすると、フランスでも同じことが起こったということになってしまう。
これは、ありえないとまでは言わないが、可能性としてはとても低いだろう。

ってことは、可能性は二つである。
第一の可能性は、両面ともUSからSTERLINGカッティングのラッカーが送られてきたが、Side 2がボツになり、急遽各国でカッティングしたというものだ。
第二の可能性は、もともとSTERLINGカッティングのSide 1のラッカーだけが送られてきて、Side 2については各国にお任せだったというものである。

第二の可能性はちょっと考えられないと思ったのだが、そもそも12インチ・シングルが一般化したのは80年代初頭で、このレコードがリリースされた78年では、初めてくらいの試みだったとすると(実際、このレコードも45回転ではなく33 1/3回転である。)、Side 1のラッカーだけ各国に送る(つまり、Side 1にロング・バージョンを収録するということだけが決まっていた。)ということも考えられないわけではない気もする。
逆に、初めてくらいの試みだからこそ、Side 1のラッカーだけ各国に送るって考えにくくない?とも思う。

第一の可能性の方はどうだろう?
Side 2が各国でそれぞれボツになったという可能性はきわめて低いと思う。
ただ、Side 2をどうするかという方針がそもそも不確定で、当初の方針が変わり、各国に送られたSide 2のラッカーについては破棄が指示されたという可能性は十分にあるんじゃないかと思う。

12インチでシングルを出すというのは、7インチには収まらないロング・バージョンのシングルを出したいというところから生まれたアイディアだろう。
だから、Side 1の内容は確定しているが、では、Side 2の方はどうするか。
7インチと同じ"Faraway Eyes"のEVer.でいいのか?
収録可能時間はたっぷりあるんだから、AVer.を収録した方がいいんんじゃないか?
どうせなら、"Miss You"のEVer.と"Faraway Eyes"のEVer.を両方収録するってのもありなんじゃ?
当初、最後の方針がとられていて、シングルのAB面を収録したSTERLINGカッティングのSide 2のラッカーが各国に送られていたとしたら・・・
「同じ曲をバージョン違いで収録?アホか。Side 2は、"Faraway Eyes"だけでいい。」という鶴の一声で、各国に送られたSide 2のラッカーは破棄されて、各国それぞれでカッティングすることになったとかさ。

えっ、妄想がすぎる?
いつものことじゃん(笑)

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Hackney Diamonds [The Rolling Stones]

ストーンズ(The Rolling Stones)が、10月20日に、18年ぶりの新作スタジオ・アルバム"Hackney Diamonds"をリリースすることが、昨日、発表された。

夕刊とはいえ新聞(朝日新聞)に、ニュースとして、これだけ大きく載るというのは、流石、ストーンズである。


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先行発売されるシングル"Angry"のMVも公開されている。





UNIVERSAL MUSIC STOREではすでに限定カラー盤は品切れになっているので、ボクは、まだ予約可能だったHMVの限定カラー盤(UMS限定カラー盤とは色違いのようだ。)をとりあえず予約した。

https://www.hmv.co.jp/news/article/230907110/

"Angry"の10インチ・シングル(こちらは明日発売予定)もいっしょに予約した。
二枚いっしょに買えば、まとめ買い割引きが適用されるからである(商売上手なHMV 笑)。

チャーリーはいないけど、きっとチャーリーも天国から見守ってるよね。
ストーンズの新作、実に楽しみなのである。

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