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ちょっとすっぱい想い出ってさ・・・ [国内盤研究]

5月5日放送のロック大陸漫遊記@TOKYO FMをタイムフリーで聴いた。

「ハムバッカーストラトで漫遊記」ってマニアックすぎるだろー(笑)

そうかと思えば、最後の「ちょっぴりタイムマシーン」のコーナーは、なんと、多岐川裕美さんの『酸っぱい経験』だと?
ロックじゃないのはいいとしても、別の意味でマニアックだ(笑)

草野さん、この曲を「良質な昭和ポップス」と評していたのだが、さにーさんのことを御存知なのかしらん?

それはともかく、『酸っぱい経験』である。
シングル(invitation VIHX-1519)を持っているので、引っ張り出してきた。


20240508-01.jpg


美しいなぁ・・・
しかも、シャツのボタンを二つはずしたどころではないじゃないか。


     ♪ あなたの歴史のページの
     ♪ ちょっとすっぱい
     ♪ あたし 想い出にしてね


「甘酸っぱい想い出」ならプラトニックな恋の想い出だろうけど、「ちょっとすっぱい想い出」となると、これはやっぱり、年上の女性に奪われちゃう想い出ってことだよね。
そんな想い出、ないなー

例によって送り溝を見ると、これがなんと見本盤なみに若い。


20240508-02.jpg


111※(点が4つなのでスタンパーは5)である(B面も同じ)。
やったー
と喜んだのも束の間・・・


20240508-03.jpg


PMが、UVなんである。

Wikiによると、『酸っぱい経験』のリリースは1980年9月21年である。
Uは偶数年の9月、Vは10月を表すから、発売月の9月に一度使用されたスタンパーで発売翌月の10月にプレスされたものということになる。

PS裏側の歌詞の上(タイトル『酸っぱい経験』の上)にあるように、この曲ってカゴメ・トマト&レモンのイメージ・ソングで、そこそこヒットしたと思うんだけどな。
マト1のマザー1・スタンパー5で、使いまわしスタンパーを使用しての翌月プレスって、初動が遅かったのかしらん?

まぁ、いいか。
ビクター・プレスのスッケスケだし(笑)


20240508-04.jpg


B面の『魔性の女』もボサノバ風で佳曲だよね。

そういえば、10年くらい前だったか、渋谷のMt.RAINIER HALLのエレベーターで、娘さんの華子さんと乗り合わせたことがあったんだけど、やっぱりすごく綺麗な人だったな。

『酸っぱい経験』を聴きながら、そんなことも思い出したのでありました(笑)

タグ:多岐川裕美
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