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HBD ばっさー&イザベル [ETC]

今朝、なんとなくつけていたテレビにばっさー(本田翼)が出ていて、本日6月27日が誕生日で、29歳になったのだとか。

ばっさーって、わりと好きな女優さんだけど、レコードを聴いてお祝いできないので、とりあえず「お誕生日おめでとー」と心の中でつぶやいて済ます(笑)

TLに教えてもらったのだが、6月27日は、フランスの女優イザベル・アジャーニ(Isabelle Adjani)も誕生日だそうで。
イザベルなら、レコードを聴いてお祝いできる。
ちなみに、Discogsによると、ボクの持っているのはセカンド・ジャケットのようだが、こっちのジャケットのほうが好きなので、これでいいのだ(笑)


20210627-5.jpg


収録されている全11曲はすべてセルジュ・ゲンスブール(Serge Gainsbourg)の作曲で、うち5曲は作詞もセルジュ単独、残り6曲中5曲の作詞はセルジュとイザベルの共作で、1曲イザベル単独で作詞したものがある。
1983年リリースだから、彼女が28歳のときの作品だ。
つまり、いまのばっさーとだいたい同じくらいの年齢なのかぁ・・・

このレコード、A1を朝に聴くと、片言の日本語で「おはよー」と言われている気になって楽しいよ(笑)
Spotifyでも聴けるので、興味のある方はどうぞ。




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ケイト・ブッシュ『ミステリー(ケイト・ブッシュ・オン・ステージ)』 [国内盤研究]

思いっきり梅雨空となった日曜の昼下がり、何日か前にTLに出ていたなぁとふっと思い出して、ケイト・ブッシュ(Kate Bush)の『ミステリー(ケイト・ブッシュ・オン・ステージ)』(東芝EMI EMS-10001)を棚から取り出し、ターンテーブルに載せる。


20210627-1.jpg


79年のヨーロッパ・ツアーから選曲された4曲を収録したこのレコード、英本国では7インチEP(33 1/3回転)でリリースされたので、12インチ(45回転)の日本盤のほうが音質的に有利だ。
うん、良い音だ。
悪くない。

なんとなく気になって送り溝を見る。
(悪いクセだ。しかし、後述のように、今回は、このクセのおかげで命拾い(大袈裟だっちゅうの)した。)

マトは、次の通り。

Side 1:MIEP-2991-A 2S2 2
Side 2:EMIEP-2991-B 1S 3

Side 2の末尾1S 3はいかにも初回盤ぽいが、Side 1の末尾2S2 2は微妙だし、なによりSide 2のマト先頭のE消しが気になる。
Side 1のマト先頭にE消しがないことからすると、Side 1のマト2はSide 2のマト1とは同時に切られたものではない可能性が高い。
Side 2のマト1がカッティングされた段階では、プリフィックスをEMIEPだと勘違いしていたが、Side 1のマト2がカッティングされた段階では、勘違いに気づいていて、ちゃんとMIEPと刻印しているわけで、両者の間には時間差があることは確かだ。
この時間差が僅かなのか、ある程度大きなものなのかが問題である。

そこで確認すべきはPMだ。
プレス年月が特定できるからである。
このレコードのPMを確認すると、9-Xとなっていた。
すなわち、79年10月プレスということになる。
このレコードの発売日が79年10月の末か11月であれば、うちの盤も初回盤ということだ。

さっそく発売日を確認しようとネット検索してみたが、見つからない。
英本国でのEPの発売が79年8月31日だというのはわかったが、日本盤の発売日がわからない。

ここで、ふと思いついた。
確か東芝EMIの見本盤のレーベルには、発売日が印刷されていたはずだ。
見本盤レーベルを画像検索すれば発売日がわかるんじゃ?

正解である。
検索して見つけた見本盤のレーベル画像で、日本盤の発売日は10月5日と特定できた。

しかし、10月5日ということは、初回盤のプレスは9月には行われているわけで、初回盤のPMは9-9のはずである。
残念ながら、PM9-Xのうちの盤は発売日当月プレスであって、初回プレスではないということだ。

やっぱりなー
どう考えても、E消しがないのは怪しいもんなー
この際、見本盤でも買うかなー

なーんて考えていたら、ふと思い出した。
このレコード、20年くらい前には、紙ジャケ探検隊(たぶん)に「トレードに使えるよ」って言われて、状態の良さそうなのが安く出ているのを見つけたときには買ってたんだった。
12インチの音質的有利さにくわえて、日本盤は見開きインサートが、ミニポスターのようになっているので、海外でも人気があるって話だったかと思う。


20210627-2.jpg


UKオリジナルEPの初回盤はジャケットが見開きで、その内ジャケットに使用された写真が日本盤の見開きインサートに使われていて、確かに、ライブの臨場感を伝えるミニポスターとして魅力的だった。

そんなわけで安くて状態の良いのを見つけるたびに買っていたのだが、結局トレードに使うなんてことはなかったので、何枚もだぶってるのがあったはずだ。
で、処分予定のものを放り込んであるダンボールを漁ってみたら、3枚出てきた。
つまり、うちには合計4枚あったわけだ。


20210627-3.jpg


まるで宝くじの当選番号を確認するように、送り溝を丁寧に確認する。

PM:9-X
Side 1:MIEP-2991-A 2S2 7
Side 2:EMIEP-2991-B 1S 8

ちぇっ、ダメじゃん・・・

PM:9-9
Side 1:EMIEP-2991-A 1S 3
Side 2:EMIEP-2991-B 1S 10

おぉ!
Side 2のスタンパーが10まで進んでいるのが気になるが、それでも、79年9月プレスで、両面E消しのマト1だ。
とりあえず、アタリで良いと思う。

3枚目は帯にシールの剥がし痕があったので、あまり期待しないで中を見たのだが・・・


20210627-4.jpg


あら?
ボクってば、見本盤持ってたのね。
それを、処分予定盤用ダンボールに放り込んじゃうなんてダメダメじゃん・・・
でも、気づいてよかったー

しかし、この盤の送り溝を見ると・・・

PM:9-9
Side 1:EMIEP-2991-A 1S 14
Side 2:EMIEP-2991-B 1S 13

79年9月プレスで、両面E消しのマト1なのは当然として、スタンパーが14/13てなにさ?
これはやっぱり、予約殺到のために通常盤先行でプレスされたせいなんだろうなー

でも、そうだとすると、79年10月の発売日当月プレス盤のSide 2がマト1で一桁スタンパーというのが解せないのよね。
うまく説明できる仮説も思い浮かばず・・・
これは宿題かなぁ。

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