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平和な気分♪ [ラジオデイズ]

昨日の午後は車の12か月点検に出かけていたので、今日になって、録音しておいたサンデー・ソングブック@TOKYO FMを聴いた。

それにしても、『Forever Mine』は良い曲だよなぁ・・・


     ♪ 僕だけが あなたを守れる
     ♪ この世界で ひとり

     ♪ 僕だけが あなたを愛せる
     ♪ 他のどんな誰より


ボクのそばにはいつもユウがいて、ボクはなんの疑いもなく、このフレーズを歌うことができる。
それは、とても幸せなことだと思う。
恋愛関係では、結局、こんな風に思うことができる相手にはめぐり逢えなかったけどさ・・・

なーんてセンチになってても仕方がないので、昨日のサンソンでかかったジョニー・マティス(Johnny Mathis)を聴こう。

以前、やはりサンソンがらみで紹介した"Heavenly"というアルバムのUSオリジナル(Columbia CL 1351)のWLPなのだが、達郎さんが大好きなアルバムだというんだから、再登場いただかねばなるまい。


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やはり達郎さんが大好きな曲ということで、サンソンでかかった"Stranger in Paradise"に、まずは針を下ろそう。


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「ジョニー・マティスを聴いていると平和な気分になる」と達郎さんが言っていたが、うん、確かに、平和な気分になってくるなぁ。

前の記事にも書いたが、このレコード、とんでもなく良い音で鳴る。
別にWLPじゃなくても、オリジナルなら音は変わらないんじゃないかと思う。

達郎さんもオススメの平和な気分になる音の良いレコードである。
見つけたら、ぜひ手に入れて、聴いてみてくださいな。

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快適・刷毛生活 [オーディオ]

アナログ・レコードの日常的な手入れ(ホコリを払うことと静電気を取り除くこと)には、15年くらい前から(もっと前だった気がするが、あんまりにも昔過ぎて正確に覚えていない 笑)、この刷毛を使っている。


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15年使ってもまったく劣化しているように見えない。
割と簡単にダメになるものかと思っていたが、案外長持ちするものである。
オーディオ専用の刷毛で、当時は高い買い物な気がしていたが、これだけ長持ちするのなら、決して高い買い物ではなかったということになるだろう。

この刷毛、静電気を取り除く効果があるので、アームにも使用していたのだが、できればアーム用には別の刷毛を使いたいと思っていた。
とはいえ、オーディオ・グレードの高いのをもう一本というのも躊躇われたので共用で使っていたのだが、ジャズオーディオ普及委員さんから、非常にコスパの高そうな製品をご紹介いただいたので、早速入手してみた。


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オーディオ用ではなく、スケールモデルの掃除用なので、とても安い。
これで静電気除去効果が十分にあるのなら申し分ない。

早速使ってみたが、以前から使っている刷毛と遜色ない静電気除去効果はありそうだ。
まぁ、今日届いたところなので、確定的な評価はまだできないが。

安いので、「ダメになってもまた買えばいいや」という気になって、アームからターンテーブル全体へ、さらにはアンプ等の他のオーディオ機器のスイッチ部などの掃除にも使ってしまった(笑)

とりあえず、なかなか快適な使い心地である。



(画像をクリックするとAmazonにとびます。)

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Tom Robinson Band, Power in the DarknessのUKオリジナル [アナログ・コレクターの覚書]

4日ほど前だったかTLに流れてきてたので、誘われて聴こうと思ったのだが、どうせなら大音量で聴こうと、週末まで待った。


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トム・ロビンソン・バンド(Tom Robinson Band)のデビュー・アルバム"Power in the Darkness"である。

このレコードは、リアルタイムではまった。
ピストルズより聴いたんじゃないかと思う。
まぁ、ピストルズは友達から借りて録音したテープだったのに対して、これは自分で買ったからなぁ。

リアルタイムで買ったのは当然日本盤だが、大学の頃、売っては買い売っては買いを繰り返していたときに手放してしまった。
手持ちは、20数年前にアナログ再突入したときに真っ先に買いなおしたものだが、日本盤ではなくUKオリジナル(EMI EMC 3226)である。
まぁ、当時は、買いなおしと言えば、UKオリジナル以外の選択肢はなかったよね(笑)

厚紙のインナースリーブに、ステンシル付きの完品。
確か、今はなき淵野辺DUで買ったんじゃなかったかなぁ?

ひっくり返すと、こんなステッカーが・・・


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そうだった、”FACTORY SAMPLE”だったんだ!

なんだかちょっとワクワクしながら送り溝を探る。


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やった!RLだ!

って、違う!(笑)

期待してたのは1Gだろー
2RLってなんだよ・・・
Side 2のほうは2OOかよ・・・
マト2U/2Uってのは初回マトで良さそうだけど、要するに、フツーのUKオリジナルである。

まぁ、でも、多少広がることがあるとはいえ、基本的に真ん中に音を集めたモノラルみたいなミックスであるにもかかわらず、団子にならずに綺麗に音が分離して、でもパワフルに迫ってくる感じに聴こえるから、これはこれで元気なスタンパーが使われているのかもしれない。

でも、どうかなー
UK EMIのこの”FACTORY SAMPLE”シールは、ホント、信用できないからなー

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佐野元春『BACK TO THE STREET』をめぐるあれこれ [アナログ・コレクターの覚書]

日本盤に付属する帯の定位置は向かって左端である。

しかし、その定位置に帯があると、ジャケット・デザインが台無しになるレコードもある。

佐野元春さんのデビュー・アルバム『BACK TO THE STREET』(EPIC/SONY 25・3H-19)は、間違いなくそういうレコードだ。

CDサイズでは我慢できず、どうしてもアナログで欲しくなるような、とても素敵なジャケットのレコードなのだが、ジャケットの左端に元春さんが写っているので、左端に帯があると元春さんが隠れてしまう。

さらに、左上にはエンジ色でタイトル等が書かれていて、モノクロのジャケットの中でとても良いアクセントになっているのだが、左端に帯があると、このタイトル等も部分的に隠れてしまって、アクセントの意味が薄まってしまう。

したがって、このレコードの場合、帯は右端が正解である。


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ほらね、これが正解でしょ?


このレコードには歌詞インサートが付属しているのだが、一つ気になっていることがある。
『情けない週末』の歌詞で、「もう他人同志じゃないぜ」と歌われているところが、「もう他人同志じゃないんだ」になっているのだが、これは単なる誤植なのだろうか?

この『情けない週末』という歌、元春さんが15、16歳の頃に書いたものらしいのだが、当初は「もう他人同志じゃないんだ」だったのが、どこかの時点で「もう他人同志じゃないぜ」にかわったために、古いバージョンが掲載されてしまった、というような間違いなのかもと思ったり。
(ちなみに、83年リリースの初のベスト・アルバム『No Damage』の歌詞インサートでは、歌われている通り、「もう他人同志じゃないぜ」とされている。)

何かご存知の方、ぜひ教えてくださいm(_ _)m

試しに検索してみたら、歌詞サイトや歌詞を(部分的に)載せているWEBサイトやブログでも、やはり「もう他人同志じゃないぜ」としているものが多かったが、「もう他人同志じゃないんだ」としているものもあって、案外ノーチェックなんだなぁ。
「もう他人同志じゃないんだぜ」という合わせ技も見つけたが、これは明らかに混乱している(笑)


この時期のSONYの音は、ちょっと硬質で、ボクは少々苦手だ。
しかし、そんな苦手な音の盤も、JICOの交換針「黒柿」を装着したShure V15 VxMRで再生すると、ほどよくまろやかに変化して、苦手な部分がまったく消え失せてしまう。
低域が豊かになるところも、好印象だ。


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80年代のレコードで苦手な音に遭遇したとき、「黒柿」は、ボクにとっては強い味方である。

この「黒柿」、一時期「牛殺」とともに買えなくなっていたが、現在は普通に買えるようになっている。
が、しかーし、価格が倍になってしまった・・・
まぁ、カンチレバーの加工に要する職人さんの手間とかを考えればやむを得ない価格設定なのかもしれないが、ちょっと気軽に試せない。

ってことで、JICOの木製カンチレバー交換針、販売再開されたら、Shure M44G用に「黒柿」と「牛殺」を調達しようと思っていたのだが、まだ買えていない。

タグ:佐野元春
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ケイティはうそをついているか? [アナログ・コレクターの覚書]

昨日紹介したスニーカー(SNEAKER)は、アルバムの冒頭にドナルド・フェイゲン(Donald Fagen)とウォルター・ベッカー(Walter Becker)の手に成る"Don't Let Me In"のカバーを持ってくることからもわかるように、スティーリー・ダン(Steely Dan)のフォロワーなのだが、そのバンド名も、スティーリー・ダンの4作目のアルバム"Katy Lied"(邦題は『うそつきケイティ』)に収録された楽曲"Bad Sneakers"に由来するものだという。

"Katy Lied"といえば、ボクはかねてから疑問に思っていることがある。
「ケイティはうそをついているのか?」ってことだ(笑)

どういうことかって?
それは、こういうことである。


このレコード、もうずいぶん前(たぶん10年以上前)に、ボクはUSオリジナル(ABC Records ABCD-846)のプロモ盤を購入した・・・


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つもりだった。

ジャケットにはしっかりプロモ・シールが貼られているにもかかわらず、レーベルはホワイト・レーベルではなく通常盤と同じで、プロモ・スタンプさえ押されていなかったが、購入時はプロモ盤だと信じて買った。


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実際、ABCレコードの場合、こういう形のプロモ盤配布があったようで、ジャケットにプロモ・ステッカーだけ貼られて、あるいは、プロモ金スタンプだけ押されて、中身は通常盤というのを、しばしば見かける。

「それは、もはや通常盤と同じでプロモ盤とは言えないだろー」という見方もあるかもしれないが、ボクは、プロモ盤として配布されたものなら、中身が通常盤でも、プロモ盤でいいと思う。
そもそもホワイト・レーベルのプロモ盤だって、初期盤の一種にすぎない。

問題は、「通常盤の場合は、プロモ盤として配布されたときと中身が入れ替えられてもわからない」ということだ。
入れ替えられたものは、ただの通常盤であって、金輪際プロモ盤ではない。


まずは、ホワイト・レーベルのプロモ盤が存在するのかだが、これは存在することを確認した。
しかし、だからと言って、ボクが持っているものが入れ替えれらたものであるとは限らない。
ホワイト・レーベルでなく通常盤と同じであっても、それが当時、プロモ盤として配られたものなら、ボクはケイティをうそつき呼ばわりしない。

一番の問題は、ボクの持っている盤のマトリックスが、次のようになっているということだ。

Side A : ABCD-846-A CSM ③ KENDUN-B
Side B : ABCD-846-B-RE-3 1A CSM ④ KENDUN-A

サンタマリア工場プレスのマト3/4ということになると思うのだが、マト1/1ではないことを問題にしたいわけではない。
複数ラッカーが切られたUS盤の場合、そもそも、その番号順に切られたのかさえ定かではないから、数字が若いというのは、何となく気持ち良いという以上の意味はないと思う。
実際、Side Bは1Aを消してCSM④としてあるのだ。

問題は、Side BのRE-3だ。
Disicogsを見ると、RE-2というのが存在する。
しかも、圧倒的にRE-2が多く、RE-3は少なそうだ。
REってのは、やっぱり、これ、リミックスとかリマスターとか、マスターテープ自体が違うってことだよねぇ・・・

ってことは、やはりうちの盤は、中身だけレイトの盤と入れ替えられたのか?
うちのケイティはうそつきなのか?

とても悩ましいのである。

ところで、RE-2とRE-3を両方持ってて、聴き比べたことがあるって方はいるのかなぁ?
もしいたら、どういう違いがあるのか、ぜひ教えてくださいませm(_ _)m

タグ:Steely Dan
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