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1AのA1~Weather Report, Night PassageのUSオリジナル [Allen Zentz Masteringの仕事]

錦織選手のハレ大会は2-1で1回戦突破。
セカンド・セットはちょっとハラハラしたけど、久しぶりの芝だということを踏まえれば、まぁまぁの滑り出しと言えるのかも。


さて、では、ウェザー・リポート(Weather Report)"Night Passage"の小ネタの話である。


20210614-1.jpg


このアルバム、内容的にも音質的にも申し分のない傑作であるが、500円~1000円くらいでUSオリジナル(ARC JC 36793)の美品が手にはいるからたまらない。
もう最初から最後まで良いが、とりわけボクは、A2"Dream Clock"の美しさにふるえる。
そのへんにゴロゴロしていると思うので、未入手という方は速攻で手に入れるべきである。

USオリジナルの見分け方も難しくない。
レコード番号のプリフィックスがJCのものとPCのものがあって、PCのほうは後に廉価盤として再発されたときのものなので、JCプリフィックスのものを探せばいい。
普通に探せば簡単に見つかる。
というか、PCプリフィックスの再発の方が見かけない。

カッティングがカリフォルニアのAllen Zentz Masteringで行われているので、オリジナルにはこの刻印があるが、PCプリフィックスの再発になると、リカッティングされてこの刻印のないものも存在するようだ。


20210615-1.jpg


カッティングはブライアン・ガードナー(Brian Gardner)が行っているので、フラワー・マークがあるが、中には別の人がカッティングしているものもあるかもしれない。


二枚あるのは、もう一枚ぐらいは買っておこうと思って送料を薄めるための「ついで買い」をしたためなのだが、なにしろボクは常日頃の行いが良いので、アタリをひく(笑)
今回届いた盤のジャケットは、以前から持っていた盤と違って少し光沢があり、紙質が若干違う。
ちょっと期待して送り溝を見ると、マトが1A/1Bである。
以前から持っていた盤のマトが1B/1Bだったので、Side 1のマトが一つ若返った。


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(マト1Aとブライアン・ガードナーのフラワー・マーク)



とはいえ、1Aと1Bってのは、同時カッティングのバリエーションなので、基本的にはあんまり違わない(たまに違うことがあって驚くけど 笑)。
今回の小ネタは、このメインのマトの方の話ではない。

うちの盤は、いずれもコロンビアのサンタマリア工場でプレスされたものなのだが、サンタマリア工場でプレスされた盤は、US盤には珍しく、スタンパー・ナンバーと思しき刻印がある。
1B/1B盤のスタンバー・ナンバーもA11/A6と比較的若く、特に不満もなかったのだが、1A/1B盤のスタンパー・ナンバーは、なんとA1/A3だったのである。
つまり、"Dream Clock"が収録されているSide 1がマト1AのスタンパーA1なのだ!


20210615-3.jpg


最高に若いスタンパーの盤で"Dream Clock"を聴くのは至福の時間だ。

ボクは、こんなことで幸せになれる、なんとも安上がりなアナログ・コレクターなのである(笑)

タグ:Weather Report
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ハレのドローを見たら・・・ [テニス]

ウインブルドンの前哨戦というべきATP500の大会が、昨日からドイツのハレで行われている。
この大会には錦織選手も出場するのだが、昨日は試合がなかったので今日かなとチェックしたら、第一試合で、現地時間では午前11時、日本時間だと午後6時開始である。
こりゃ、仕事を早めに切り上げなくっちゃ(笑)

それはそうと、ドローはどうなってるんだろうと確認したら、錦織選手、順調にQFまで勝ちあがると、またもやズベレフ選手との対戦ということになりそうだ。

マドリッド、ローマ、全仏に続いて、4連続でズベレフ選手の壁だよ・・・
今度こそ打ち破ってくれー

タグ:錦織圭
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