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持っているつもりでいた"Let Me Be There" [Olivia Newton-John]

持っているつもりでいたオリビア(Olivia Newton-John)のアルバム"Let Me Be There"を、近所のブックオフで拾ってきた。


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そう、持っているつもりでいたのは日本盤(東芝EMI EMS EMS-80077)だったので、ハードオフとかブックオフとかに転がってるだろうと探しにいったら、ハードオフにはなかったのだが、ブックオフの格安盤コーナー(価格表示なし税込110円のものだけを集めた、ハードオフのジャンクコーナーのようなものはなくなっていて、価格表示なし税込110円のものもあるが、500円くらいまでの格安盤もいっしょに並んでいるコーナーに変わっていた。)で発見し、捕獲することができたのだった。
帯無しのせいか、税込290円である。

で、手に入れてみて、何故持っているつもりでいたのか、その理由が判明した。

日本盤"Let Me Be There"の裏ジャケットは、US盤"If You Love Me, Let Me Know”(MCA Records MCA-411) の表ジャケットと基本的に同じ(トリミングと色味が少し違っているだけ)である。


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US盤の裏ジャケットには、白黒写真だが、日本盤"Let Me Be There"の表ジャケットで使用された写真が載っている。


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ってことで、ボクは、日本盤"Let Me Be There"は、(曲目も確認せずに)US盤"If You Love Me, Let Me Know”と内容的に同じものだと思って、買うのを見送ったのだ(ということを思い出した 笑)。

しかし、日本盤"Let Me Be There"は、US盤"If You Love Me, Let Me Know”とは、まったく別物である。
まぁ、2曲はダブっているが、たった2曲である。

では、ジャケットがまったく同じUK盤"Music Makes My Day"(Pye International NSPL 28185)と同じかといえば、これまた別物である。
確かに、4曲ダブっているから1/3は同じだが、2/3が違うんだから、まったく別物だ。

それじゃ、ジャケットは違うもののタイトルが同じUS盤"Let Me Be There"と同じかと言えば、これまた違う。
こちらは、5曲ダブっているので、10曲入りのUS盤から見れば半分同じだが、12曲入りの日本盤から見れば、半分まではダブっていない。

要するに、日本盤"Let Me Be There"は、イギリスでのファースト・アルバム"If Not For You"、セカンド・アルバム"Olivia"、サード・アルバム"Music Makes My Day"から、12曲を選曲した編集盤で、イギリスでは、"First Impressions"(EMI EMC 3055)というタイトルでリリースされたベスト盤と同じ内容なのである。
US盤"Let Me Be There"も同じ3枚のアルバムからの編集盤なのだが、UK盤(および日本盤)と内容が半分(近く)違っているというのがおもしろい。

ということを、今頃知った(笑)
完全にファン失格なので、ボクはもうオリビア・ファンとは公言できない(すみません)。

初期のオリビアについては、これからボチボチ集めていくつもりなので、天国のオリビアにはそれで許してもらうことにしよう。

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