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『Good-bye days』のカバー [野田愛実]

いや、まぁ、『Good-bye days』は、やっぱりYUIのオリジナルが一番良いのだが・・・





このカバーは、オリジナルとはまた別の魅力を感じるのである。


     ♪ 同じ唄を 口ずさむとき そばにいて I wish
     ♪ かっこよくない優しさに 会えてよかったよ
     ♪ ...Good-bye days


「かっこよくない優しさ」にはちょっと自信があるが、「会えてよかった」と思ってもらえたかには、まったく自信はないな(笑)

タグ:野田愛実
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Queenウイーク~ファースト・アルバムをオランダ盤で聴く [アナログ・コレクターの覚書]

コアなクイーン(Queen)ファンというわけではないので、ブライアン・メイ(Brian May)とロジャー・テイラー(Roger Taylor)の誕生日が一週間違いであることを知ったのは、ついこの前のことだった。

ブライアンの誕生日が7月19日、ロジャーの誕生日が7月26日なので、7月19日から26日までの一週間は、クイーンのファンにとって、まさにQueenウイークとも言うべき特別な一週間であるに違いない。

ってことで、ボクも、先週から今週にかけて、あれこれクイーンのレコードを引っ張り出して聴いていたのだが、どれもこれも紹介できるようなものではない。
クイーンのレコードは、オリジナル盤を集め始めた20数年前にUKオリジナルでそろえたのだが、その後悉くセカンド・プレスやサード・プレスであることが判明してしまった。
どうも、ボクは、クイーンのUKオリジナルとは相性が良くないらしい(涙)

そんなわけで、Queenウイークのことはブログでは触れずにいようかと思っていたのだが、なんとなくターンテーブルに載せたファースト・アルバム(日本盤のタイトルは『戦慄の王女』だった)のオランダ盤で、アナログ盤の奥深さを感じたりしたので、これはちょっと紹介する価値があるかなーと思いなおしたのであった。


20220729-1.jpg


さて、UKオリジナルでそろえたはずのボクが、何故オランダ盤を持っているのか?
それは、まだアナログ・コレクター初心者の頃、UKオリジナルと勘違いしたからである(笑)

だって、このオランダ盤、G&L社製造のUK製ジャケット(ボクの持っているUKオリジナルとまったく同じジャケット)に入っていたのである。
しかも、レコード番号も、UK盤と同じEMC 3006なのだ。


20220729-2.jpg


レーベル上にQueenロゴがないのも、初心者のボクは「一番最初はロゴなしだったに違いない」と思い込んでしまった(実は、オランダ盤は、どれもこれもロゴなしだ)。

しかし、送り溝を見れば、そこには手書きマトしかなく、ちょっと知識があれば、当時のUK EMIプレスでないことはわかる。
なにより、レーベル上にオランダの著作権管理団体STEMRAが明記されている。
これはオランダ流通盤の証拠だろう。
紛らわしいから、初心者はよく間違えるのである(いまだって、ボーっとしてるときは、間違える 笑)。

ちなみに、この盤は、オランダ初回盤ではない。
オランダ初回盤のレコード番号は、EMI 1A062-94 519で、ジャケットにも明記されている。
UK盤と同じ番号はどこにもない。
印刷会社まではわからないが、オランダ製ジャケットである。

カッティングは、オランダ初回盤と同じく、オランダのBovema/EMI Studiosで、Henk Hordenによって行われているが、オランダ初回盤のマトがHM 20999-2-Y/21000-2-Yであるのに対して、うちの盤のマトはHM 20999-1-Y-8/HM 21000-1-Y-8である。
Yの前の数字が初回盤より若いが、Yの後に8がついている。
マスターテープ違いのリカッティングだと推測される。

もっとも、いつ頃のプレスかまではわからない。
実は、うちのと同じマトの盤が、オランダ初回盤と同じレコード番号でオランダ製ジャケットに入ってリリースされていることがDiscogsで確認できるのだが、これがどうやら1975年リリースらしい(ジャケットにそう書いてあるようだ)。
その盤より、うちの盤の方がスタンパーが若い。
なにしろ、うちの盤、9時12時3時に数字が刻印されているのだが、両面ともすべて1なのである。

ってことで、うちのオランダ盤、いまだに素性がよくわからないのだが、とにかく重い。
うちのUKオリジナル(マト3U/3Uでスタンパーが3桁だが)は115gと軽すぎだが、日本盤が135gなので、これが標準的だろう。
うちのオランダ盤は165gあって、オーディオファイル向け高音質盤にありがちな「180g重量盤」に迫る重さである。

この重さのおかげもあるのか、とにかく低域が重く沈む。
オーバーダブが繰り返されただけにあまり鮮度感のあるレコードではないので、ミックスのダイナミズムをいかに生き生きと再現するかがマスタリング/カッティングの良し悪しを左右すると思うのだが、このオランダ盤のヘヴィー・ロック的再現は、なかなか魅力的だ。
"The Night Comes Down"のアコギの胴鳴りが腹に響いてきたときは、思わず悶絶してしまった(笑)

こういう楽しみ方ができるところに、アナログ盤の奥深さがあるんだよなーと思うのである。

とはいえ、ファースト・プレスとされるマト3U/2UのUKオリジナルとか、マト5/5のクリス・ブレア(Chris Blair)カッティング盤とかも、まだ聴いたことがないので、いつか聴いてみたいんだけどね。

タグ:Queen
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いきなり3日後? [lily]

石田ゆり子様がナビゲーターを務める不定期の深夜ラジオ番組LILY'S TONE@J-WAVE、次回放送はいつかとたまにJ-WAVEのWEBサイトをチェックしていたのだが、ずっと次回放送未定表示さえなくて、「ひょっとしてもうこのまま終わっちゃうのか?」と不安に思っていた。

ようやく、次回放送予定が告知されたと思ったら、いきなり3日後ってさぁ・・・

うれしいけど、もうちょっと早く告知してよね。
(毎日チェックしてたわけじゃないけど、2、3日に一度はチェックしてたと思うので、告知されたのはここ数日だと思う。)

ってことで、次回放送は、7月31日深夜25時からで、しかもゲストはJUJU姉さんだそうで、実に楽しみなのである。

JUJU姉さんの最新作、ユーミン・カバー・アルバムの『ユーミンをめぐる物語』を聴きながら、待つとしましょう。





「何故、錦鯉?」と思ったけど、ディスクリプションの説明を読んで、なんとなく納得した。
でも、錦鯉の二人のコメントを読むと、本人たちが一番「何故、俺たち?」って思ってたみたいね(笑)

タグ:Lily JUJU
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気絶するほど悩ましい [Char]

Charさんのデビュー45周年記念武道館公演から、『気絶するほど悩ましい』の弾き語りが公開されていた。





かっこいいっ!
かっこよすぎるっ!
エレキもいいんだけど、やっぱりアコギが好きなんだよなぁ・・・


これ、買おうかな・・・


(画像をクリックするとAmazonにとびます。)

タグ:Char
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HBD ミック~Mick Jagger, She's the Bossその2 [Bob Ludwig(RL)の仕事]

7月26日はミック(Mick Jagger)の誕生日ということで、お祝いに、このレコードを聴いていた。


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彼のファースト・ソロ・アルバム"She's the Boss"である。


このレコードについては、以前記事にしたことがある。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2019-07-27

この記事を書いたときで4枚持っていたが、現在では2枚増えて、合計6枚になっている。


20220726-2.jpg


増えたのは、US盤が1枚とUK盤が1枚だが、今日聴いていたのは、そのうちの一枚で、UK盤(CBS 86310)のほうだ。

何故かと言えば、ハウィー・ウェインバーグ(Howie Weinberg)がカッティングしているからである。


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英マトはA1/B1だが、米マトはINTL-10/INTL-8で、実は英マトA3/B1のほうが、米マトINTL-8/INTL-8だというねじれ現象が起きている。
B面はB1だけではなくB2というマトもあり、これの米マトはINTL-9のようだ。

A1/B1は、MASTERDISK刻印については両面にあるが、HWのサインはA面のMASTERDISK刻印の下にしかない。
B2には、HWサインがあるようなので、A1/B2が両面HWサイン入りということになる。

ということで、このレコード、MASTERDISKでカッティングされているが、ボブ・ラディック(Bob Ludwig)がカッティングしたRL盤と、ハウィー・ウェインバーグがカッティングしたHW盤と、サインのない無印盤が存在するということになる。
(片面RLや片面HWもやまほどある。実際、うちのUK盤は片面HWだし、3枚あるUS盤のうち2枚は片面RL盤だ。)

さて、では、3人のエンジニアが関与していたのだろうか。
もちろん、その可能性もあるが、そうではない可能性もあるのではないかと思っている。

ちなみに、音質的には、RL盤がもっともキレキレである。
HW盤も遜色ないキレを感じさせる。
無印盤はほんのちょっとだけ落ちる。
そうすると、やっぱり、3人のエンジニアが関与したんじゃないかと考えたくなる。

ただ、どうも、HW盤と無印盤の筆跡が同じな気がするのである。

RL盤は、うちにある4面分すべて、マスターテープ番号冒頭の399がこの筆跡なので、これがラディックの筆跡で間違いないと思う。


20220726-6.jpg


「の」を縦にしたような9は特徴的だ。


それに対して、HW盤の399は、あまり特徴がないが、こんな筆跡である。


20220726-4.jpg


無印盤の399の筆跡はこうなっている。


20220726-5.jpg


ボクには、同じ人間の筆跡に見えるのだがどうだろう?
まぁ、あまり特徴がないので、確信はもてないのだが・・・

しかし、さっきも書いたように、HW盤よりも無印盤のほうが、ほんのちょっとだけ落ちる。
これはどういうことか。

もしかして、ウェインバーグの場合は、最高のカッティングができたときにだけHWのサインを入れて、普通の出来のときはサインを入れなかったとか?

品質管理的にはマスタリング・スタジオの刻印(このレコードの場合MASTERDISK)だけで十分なはずだから、そこにエンジニアがサインを入れるのは、「オレはこんなに良い仕事をするんだぜ。」というアピールの意味があるんじゃないだろうか。
そうだとすると、最高の仕事ができたときにだけサインを入れるってことも十分にありうることなんじゃないかという気がするのである。

そんなことを妄想するミックの誕生日なのであった(笑)

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