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ゴダイゴ『西遊記』 [J-POP & J-ROCK]

Disney+で『ザ・ビートルズ:Get Back』の配信が始まった昨日(11月25日)は、TOKYO FMが夕方上映イベントを開催することになっていて、その司会がハマくんと中川さんだったもんだから、THE TRADでも、前半に「『GET BACK SESSION』とは何だったのか?」なーんて特集が組まれていた。
しかし、映像作品については反応が鈍いボクは、まだまったく準備ができておらず、TLに流れてくる『ザ・ビートルズ:Get Back』情報を横目で眺めながら、まぁそのうちに・・・とのんびり構えている状態である。

それに対して、THE TRAD後半の一発目、ゴダイゴ『エイジアティック・フィーヴァー』(シン・ミックス)には思わず反応してしまう(笑)
まぁ、Apple Musicでハイレゾロスレス音源が簡単に聴けるというのが大きいのだが。

ってことで、今宵は、『西遊記』な夜だった。
まずオリジナルのアナログを聴いて、その後、Apple Musicでシン・ミックスのハイレゾロスレス音源を聴いた。


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アナログのほうは、レーベル上のPMを苦労して確認すると、K-Zとあって、1978年12月プレスだった。
マトもA-1/B-2とSide 2が進んでいて、スタンパーもC10/D5とほどほどに進んでいる。
できればもっと初期の盤が欲しいところだが、聴いてみると、まぁ、そんなに悪くはない。
十分に楽しめた。

さて、肝心のシン・ミックスの方だが、これはけっこう凄い。
ハマくんが、「いかに演奏力があるかっこいいバンドかがよくわかるミックスになっている」と言っていたが、その通り、広い音場にスッキリハッキリクッキリと演奏が見通せるミックスになっていて、これはもう完全にオリジナルとは別物として楽しめる。

シン・ミックスを聴いていてあらためて思ったが、ゴダイゴって、ホント、かっこいいバンドだよねぇ。

タグ:ゴダイゴ
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Summer Soul, November [K-POP]

昨日(11月24日)のTHE TRAD@TOKYO FMの最後に、Summer Soulというアーティストの"When the night comes"という曲がオンエアされたのだが、なんだか妙にボクのツボにはまった。





で、調べてみたところ、どうやらK-POPのインディーズ・シーンのSSWらしい。

先週、11月18日に、"When the night comes"も収録されている全8曲のミニアルバム(タイトルは”November")をリリースしたという。
Apple Musicで聴いてみたところ、これが実に良い。
おしゃれでポップ、そしてたまらなくキュートだ。

今日、"Pit-A-Pat"という曲のPerformance Videoというのも公開されたので、これも貼り付けておこう。





いやぁ、ホント、良いなぁ。

タグ:Summer Soul
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Diana Ross, Baby It's MeのUSオリジナル [Allen Zentz Masteringの仕事]

今日(11月24日)のTHE TRAD@TOKYO FMを聴いていて知ったのだが、ダイアナ・ロス(Diana Ross)が22年ぶりにニュー・アルバムをリリースしたという。

ボクは、とくに彼女のファンということもなく、ベスト盤CDを1枚とLPを2枚持っているだけなので、ニュー・アルバムについては、そのうち時間があるときに、サブスクででも聴いてみようと思っただけなのだが、特集で30分間彼女の歌を聴いていたら、なんだか無性に"Too Shy To Say"が聴きたくなった。

スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の"Fulfillingness' First Finale"に収録されている曲だが、ダイアナ・ロスも"Baby It's Me"(Motown M7-890R1)の中でカバーしていて、スティーヴィーとはまた別の味わいで良いのだ。

この曲、ほんと、好きなんだよなぁ。


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ジャケットはリングウエアがかなり目立つが、ソウルのレコードは、こういうエイジド感もなんだか味わい深く感じてしまう(笑)

盤のほうは、傷もなく、また、サーフィスノイズもあまりないので、ストレスなく聴ける。

やっぱり、良いなぁ・・・


ソウルのレコードはあんまり持ってないし、モータウンのオリジナルなんて、まったく判別できないが、ボクの持っている盤の情報はDiscogsにも出ていないので、とりあえず報告だけしておこう。

マトは、M7-890R1-2737-S-RE-1 1A/M7-890R1-2738-S-RE-1 1Aで、コロンビアのサンタマリア工場プレスである。
末尾1A/1Aには初盤の匂いがする(笑)
手書きでAZが刻印されており、Allen Zentz Masteringでマスタリング/カッティングが行われたようだ。
80年代盤によく見かける"MASTERD AT ALLEN ZENTZ L.A., CALIF."の機械刻印はない。
77年にはまだあの刻印は使われていなかったということかな?


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やわらかい音で抜けの良い音ではないのだが、音量をあげると、音場が広がって気持ちよく鳴る。
これはこれで良いと思う。

ソウルのレコードも、ボチボチ集めよっと。

タグ:Diana Ross
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思い出した! [Instrumental]

12月3日(金)の大坂を皮切りに始まるKitriのアコースティック・ライブ・ツアー「キトリの音楽会 #4 ”羊飼いの娘たち”」でサポートをつとめるチェロの吉良都さん、名前を聴いたときから、「絶対知ってるはずなんだけど、思い出せない」という状態が続いていたのだが、やっと思い出した。

Piano Trio Chou-Chou(シュシュ)のチェロの人じゃないか。

って、最初からググればよかったのか(笑)


思い出したついでに、久しぶりにChou-ChouのCDを引っ張り出して、聴いてみた。


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Chou-Chouは、ピアノの重松華子さん、ヴァイオリンの松岡聡子さん、チェロの吉良都さんによるインストゥルメンタル・ユニット。
まるでおとぎ話の世界のような、やさしくてあたたかい音楽を奏でる。

ボクが持っているのは2012年リリースのセカンド・アルバム『月明かりのダンス』と2013年リリースのサード・アルバム『きみのための音楽会』なのだが、ファースト・アルバムの曲が2曲ほど、MVが制作されてYouTubeにアップされているので、貼り付けておこう。








癒されるなぁ・・・

Kitriに吉良都さんが加わって、あとヴァイオリンがいたら、Chou-Chouみたいな曲もできる~
あっ、もしかして、Hinaちゃんが新たに挑戦してる楽器ってヴァイオリン?
そんなわけないか(笑)

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Steve Dobrogosz Trio, Songs [アナログ・コレクターの覚書]

秋の夜長には、ジャズがよく似合う。
今宵は、北欧ジャズを聴くとしよう、

スティーヴ・ドブロゴス(Steve Dobrogosz)はアメリカ出身のピアニスト&作曲家だが、1978年に22歳でスウェーデンに移住し、その後はずっとストックホルムを拠点に活動しているから、彼のジャズも北欧ジャズでいいんである。


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スティーヴ・ドブロゴス・トリオ(Steve Dobrogosz Trio)”Songs”(Caprice Records CAP 1232)は、彼の初リーダー作品だ。
ラドカ・トネフ(Radka Toneff)との名盤"Fairytales"が発表される2年前、1980年の作品で、全曲オリジナルである。
彼はまだ24歳だが、すっかりその才能を開花しているようだ。

美しい旋律がピアノの音を美しく響かせるのか、それとも、ピアノの美しい響きが旋律を美しく感じさせるのか。

Discogsで確認すると、このレコード、一度も再発されたことがなく、当然、CD化もされていない。
サブスクを確認すると、Apple MusicでもSpotifyでも、このアルバムを聴くことはできない。
アナログで聴くしかないのだ。

いや、むしろ、アナログで聴くべきアルバムだから、いいのか(笑)
なにしろ、このレコード、素晴らしい音で鳴るんである。

マスタリングとカッティングは、ストックホルムにあるマスタリング・スタジオCutting RoomでRune Perssonによって行われている。
スウェーデンでは影響力のあったエンジニアらしい。
腕の良いエンジニアであることは確かだと思う。
Rune Persson、憶えておこう。

タグ:Steve Dobrogosz
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