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Steve Dobrogosz Trio, Songs [アナログ・コレクターの覚書]

秋の夜長には、ジャズがよく似合う。
今宵は、北欧ジャズを聴くとしよう、

スティーヴ・ドブロゴス(Steve Dobrogosz)はアメリカ出身のピアニスト&作曲家だが、1978年に22歳でスウェーデンに移住し、その後はずっとストックホルムを拠点に活動しているから、彼のジャズも北欧ジャズでいいんである。


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スティーヴ・ドブロゴス・トリオ(Steve Dobrogosz Trio)”Songs”(Caprice Records CAP 1232)は、彼の初リーダー作品だ。
ラドカ・トネフ(Radka Toneff)との名盤"Fairytales"が発表される2年前、1980年の作品で、全曲オリジナルである。
彼はまだ24歳だが、すっかりその才能を開花しているようだ。

美しい旋律がピアノの音を美しく響かせるのか、それとも、ピアノの美しい響きが旋律を美しく感じさせるのか。

Discogsで確認すると、このレコード、一度も再発されたことがなく、当然、CD化もされていない。
サブスクを確認すると、Apple MusicでもSpotifyでも、このアルバムを聴くことはできない。
アナログで聴くしかないのだ。

いや、むしろ、アナログで聴くべきアルバムだから、いいのか(笑)
なにしろ、このレコード、素晴らしい音で鳴るんである。

マスタリングとカッティングは、ストックホルムにあるマスタリング・スタジオCutting RoomでRune Perssonによって行われている。
スウェーデンでは影響力のあったエンジニアらしい。
腕の良いエンジニアであることは確かだと思う。
Rune Persson、憶えておこう。

タグ:Steve Dobrogosz
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