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ジミヘンの命日~故人を偲びながら刻印の確認 [Bob Ludwig(RL)の仕事]

9月18日は、ジミヘン(Jimi Hendrix)の命日である。

"Hendrix in the West"のUSオリジナル(Reprise Records MS 2049)を聴きながら、故人を偲ぶのである。


20220918-01.jpg


このレコードにまつわる謎については、以前記事にしたことがあるが、2年以上経っても、解明の手がかりさえまったくつかめない。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2020-04-16

なにかご存知の方には、ぜひ情報提供をお願いしたいのである。
いや、ホント、よろしくお願いしますm(_ _)m


それはそうと、最近、STERLING刻印が、エンジニアごとに違っていたんじゃないかという仮説を提示したばかり(https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2022-09-03 をどうぞ)なので、このレコードでも検証してみることにしよう。
なぜなら、うちの盤は、STERLING刻印は両面にあるが、RLというサインは片面にしかないからである。

うちの盤はテレホート工場プレスで、送り溝は下記の通りだ。
STERLING刻印以外は手書きである。

Side A : MS 2049 T1 31296-1-2 STERLING
Side B : MS 2049 T1 31297-2-2 STERLING RL

まず、RLのサインがあるSide BのSTERLING刻印から見てみよう。
最近、ギターをよく弾くようになって弦高ゲージがすぐそばにあったので、今回は0.5mm単位で測ることができる弦高ゲージで計測である。


20220918-02.jpg


ラディックが使用していた7mm刻印に間違いない。

では、Side Aのほうはどうか。


20220918-03.jpg


これもやはり、7mm刻印で間違いないだろう。
つまり、RLのサインはないものの、Side Aもラディックのカッティングと考えていいんじゃないかと思うのである。

R.I.P.

タグ:Jimi Hendrix
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