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Miss You Charlie [The Rolling Stones]

8月24日は、チャーリー(Charlie Watts)の命日である。
もう2年か・・・

命日ということで、ゆうべ日付けが変わった頃に、有賀さんが、チャーリーがとびきりの笑顔を見せてくれている写真をポストしてくれたのだが、その写真を見ているうちに、なんだか寂しさがこみ上げてきて、たまらなくなってしまった。

チャーリーを偲んで、今宵は、このレコードを繰り返し聴いている。


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ストーンズ(The Rolling Stones)が、初期のヒット曲を集めて1966年にリリースした初のベスト盤"Big Hits (High Tide and Green Grass)"のUKオリジナルMONO(Decca TXL 101)である。

うちの盤のマトは1A/3Aだったので、B面にもっと若いマトがあるのかとDiscogsで確認してみたところ、どうやら1A/3Aが一番若いマトのようだ。

マザー/スタンパーは2B BC/ 1 UIで、なんと、Discogsに登録されているものとまったく同じである。
なんたる偶然!(笑)

うちのも、レーベルにDGもあるし、ファースト・プレスでよさそうだ。

それにしても、Discogsの分類が、Big Hits Vol.2の"Through The Past, Darkly"はAlbumsの方なのに、この"Big Hits (High Tide and Green Grass)"がCompilationsの方なのは、不可解である。


そういえば、US盤は裏ジャケの方が表ジャケになってたので、UK盤の裏ジャケも載せておこう。
チャーリーの顔がわかるように、部分的に拡大して(笑)


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このレコードには、綴じ込みで内ジャケと一体になった6頁ブックレットが付属している。
チャーリーを偲ぶにはドアップの横顔写真がいいかと思ったのだが、やっぱり、一番好きな写真がいいんじゃないかと思いなおした。


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この表情、なんだかちょっと、お茶目でかわいい。


R.I.P.

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ストーンズの厄介なやつ [The Rolling Stones]

昨日、Xで(慣れねーツイッターって言っちゃいけないのかしらん?)、ディスクユニオンの山中明店長がおもしろいことをつぶやいていた。

ストーンズ(The Rolling Stones)の"Sticky Fingers"は、発売当時、ジッパー剥き出しで重ねられてダンボールに梱包されて出荷されたために、後ろの表ジャケットのジッパーが前の裏ジャケットを傷つけて、みんな裏ジャケットにジッパー傷を負わされてしまっているというのだ。
ただ、そうすると、ダンボールの一番後ろに詰められた個体は無傷なはず。
そうした無傷の個体を持っている方いますか?

というような問いかけだった。

なるほどー
ジッパーのせいでレコード自体についてしまっているキズは気になっていたし、表ジャケットのジッパーが隣のレコードのジャケットや盤を傷つけないようにすることには気をつけてはいたが、裏ジャケットは気にしたことがなかったよ。

ってことで、早速、うちの"Sticky Fingers"の裏ジャケットを確認してみた。

うちには、"Sticky Fingers"が三枚ある。


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UKオリジナル(Rolling Stones Records COC 59100)が2枚とフランス盤(Rolling Stones Records COC 59 100)が1枚である。
奥の金ジッパーの2枚がUKオリジナルで、手前の銀ジッパーがフランス盤だ。

裏ジャケがもっとも大きなダメージを受けていたのはフランス盤で、こんな状態になっていた。


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UK盤については、一枚には、スレとわずかなへこみが認められた。


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へこみがわかるように拡大してみよう。


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もう一枚のほうは、スレはあるものの、へこみはほとんどない。


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浅いへこみが僅かにある程度だ(最初、気づかなかったくらい浅い)。


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いずれも無傷というわけではないので、ダンボールの一番後ろに詰めれらた個体ではないだろうが、ジッパー由来の傷にもかなりの個体差があるというのはおもしろい。

考えてみれば、たとえば仮に見開きジャケットのレコード20枚が入るダンボールに梱包されて出荷された場合、20枚入れてキチキチにして出荷したら、かなりのダメージを受けただろう。
それに気づいて、19枚入りとか18枚入りとかで出荷されたとすれば、それなりにダメージは小さくなっただろうし、間に緩衝材みたいなものを挟む工夫とかをすれば、もっとダメージは少なくなっただろう。
そういう工夫が行われたか、行われたとしてどんな工夫が行われたかは、案外、国によって全然違っていて、もしかしたら、同一国内でも工場によって違っていたかもしれない。

うちにある三枚のダメージの違いを眺めながら、そんなことを考えたのであった。

ところで、このレコードの保管については、みなさん、どのような工夫をしているのだろうか?
レコードを傷つけないように、ダイカットスリーブに入れて別保管というのは当然として、隣のレコードにダメージを及ぼさないようにする工夫もしないといけないよね。

ボクは、ダンボールを繰りぬいたものを挟んでいる。


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ただ、これだけだと、押さえつければジッパーが悪さをするので、外袋のジッパーが当たるあたりに緩衝材を切って貼り付けてある。


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とりあえず、これで問題は生じていないが、もっと完璧な方法を知ってるよって方は、ぜひ教えてくださいな。

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Emotional RescueのUSオリジナル [The Rolling Stones]

毎日寝不足になりながら観ている全仏オープン、ダニエル選手はアルカラス選手に惜敗(1-6 6-3 1-6 2-6で1セットとったんだから惜敗である。)だったが、西岡選手はパーセル選手にファースト・セットはとられたもののセカンド・セットからはプレイの精度も上がって4-6 6-2 7-5 6-4と勝ち切った。

西岡選手の3回戦の対戦相手は、1回戦で第2シードのメドベージェフ選手を破るという大番狂わせを演じたザイボチ・ヴィウチ選手(ブラジルの23歳と若い選手で現在の世界ランキングは172位)だ。
メドベージェフ選手との対戦も観たかったが、これはこれで、なんだかちょっとワクワクする。

それはそうと、昨日6月1日がロニー(Ron Wood)、今日6月2日がチャーリー(Charlie Watts)の誕生日なので、ボクもストーンズ(The Rolling Stones)のレコードを聴いていた。


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なんとなくの気分で、"Emotional Rescue"のUSオリジナル(Rolling Stones Records COC 16015)である。
これまた、なんとなくの気分で、シールドのときの状態にもどして、ジャケットを飾る。

それにしても、音の良いレコードである。
マト末尾はC/Eのモナーク・プレスなのだが、まったく不満はない。

マスタリングは、裏ジャケに、STERLINGでテッド・ジェンセン(Ted Jensen)が行ったと書いてある。
しかし、送り溝には、STERLINGの刻印はあるものの、TJというサインはない。
テッド・ジェンセンなら、STERLING刻印のすぐそばにTJってサインするんだけどな。

でも、10mm刻印(正確には9.5mm刻印だが、わかり易さを優先して10mm刻印と呼んでいる。)だし、テッド・ジェンセンのカッティングで間違いないだろう。


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サインがないのは、USのほか、UKはもちろん、他のヨーロッパ各国にもラッカーを送っているし、あまりにも多くのラッカーをカッティングしたせいかなぁ?

いや、でも、ホント、このレコード、素晴らしい音で鳴るよね。

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Between the ButtonsのUKオリジナル [The Rolling Stones]

2月28日である。
気温がぐんぐん上昇して、東京では、4月中旬並みの暖かさだったらしいが、まだ2月である。
しかし、2月も今日で終わりである。
そして、ブライアン(Brian Jones)の誕生日である。

ブライアンがいた頃のストーンズ(The Rolling Stones)のアルバムで、まだ取り上げてないのは、何だっけ?
そんなことを考えながら、レコード棚に並んだ背表紙を眺めた。
そして、このアルバムを引っ張り出して、ターンテーブルに載せた。


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1967年にリリースされた、英本国では5作目のオリジナル・アルバム"Between the Buttons"のUKオリジナルMONO(Decca LK 4852)である。

いやぁ、それにしてもボロいなぁ。
ジャケもボロいけど、盤も相当ボロい。
それでも、モノラル・カートリッジで聴くと、サーフィス・ノイズはあるものの、そんなもの簡単に吹っ飛ばす音圧で鳴るので、あんまりストレスなく聴ける。
まぁ、サーフィス・ノイズにうるさい人にはストレスかもしれないが(笑)

これまで、もっと状態の良い盤に買い替えようと思わなかったのは、実を言うと、このアルバム、良さがあんまりよくわからなかったからだ。
でも、今日、聴いていたら、すげー良いアルバムに思えてきた。
もうちょっと状態の良いのを買ってみようかな。

うちの盤の送り溝を見ると、マトは4A/6Aだ。
Discogsで確認すると、オープン・デッカ時代のこの盤のマトは1A/1Aから6A/6Aまで存在するようだ。

じゃ、マト4A/6Aはレイトかと言えば、そういうわけでもないと思う。
Deccaの場合、市場は英国内だけではなくフランス・ドイツ・北欧に及ぶ(レーベル上の著作権管理団体表示からわかる。)うえ、一枚のラッカーからとるスタンパーの数がそれほど多くない(3桁スタンパーなんて見たことないよね?)。
つまり、ラッカーをバンバン切るわけで、そりゃ、発売日に店頭に並んでたのは1A/1Aかもしれないが、半年後には6A/6Aが並んでた、なーんてこともあるんじゃないかと思うのである。

もちろん、半年後のプレスはレイトだという厳格主義に立てばレイトかもしれないが、ボクはそんな厳格主義者ではないのだ。

一つ気になるのは、うちの盤のレーベル上には、タックス・コードのKTが見当たらないことだ。


20230228-02.jpg


これはレイトの証なのか?

それで、ちょっと調べてみたのだが、Stones on DECCAの"Aftermath"のページ(https://stonesondecca.com/the-60s-decca/aftermath)を見ると、どうやら、KTがないレーベルも1966年から存在するようだ。
タックス・コードは英国のものだから、輸出向けのレコードには必要なかったのかもしれない。
Deccaの場合、ダックス・コードは送り溝にも刻まれているから、レーベル上の表記は屋上屋を架すようなもんだしねぇ。
とりあえず、KTがなくても、レイトの証ではなさそうである。

あらためてうちの盤の送り溝を見ると、マザー/スタンパーは、1I/1Bとかなり若い。
とりわけSide 2は、マト6Aとはいえファースト・スタンパーである。
ラッカーがバンバン切られていて、マトによる音質差はそれほどないとすると、この若いスタンパーは、案外アタリかもしれない。
ボロいけど(笑)

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HBD キース~AftermathのUKオリジナルMONO [The Rolling Stones]

<ゆうべからモヤモヤしていて、まぁ単なる思いつきですが、考えたことがあるので、追記しました。>(2022年12月19日22:30)

12月18日はキース(Keith Richards)の誕生日である。

今年はこのレコードをターンテーブルに載せた。


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1966年4月15日にリリースされた英本国では4作目のストーンズ(The Rolling Stones)のオリジナル・アルバム"Aftermath"のUKオリジナルMONO(Decca LK 4786)である。

全曲ミックとキースによるオリジナル曲で構成された初期の傑作だ。

ジャケットも、素晴らしくかっこいい。
くぅ~たまらん!

タイトル文字にシャドウがかかったシャドウ・カバーってのも存在するが、どうもそれが初盤だったというわけでもなさそうなので、ボクはこれでいいや。

レーベルはいろいろバリエーションがあって、どういう前後関係があるのかよくわからないが、うちのはこんなレーベルである。


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Stones on DECCA(https://stonesondecca.com/the-60s-decca/aftermath)の分類だとDesign No 4 / Version 2になるのかな。
しかし、まぁ、すごいヒゲだな・・・


それより、今回はじめて気づいたのだが、Side 1のマトがこれで、


20221218-05.jpg


マザーがこれで、


20221218-06.jpg


スタンパーがこれなんである。


20221218-07.jpg


マト1Bで、マザー1のスタンパーBって、完全ファースト・スタンパーじゃん。
嬉しい・・・(笑)

まぁ、Side 2はマト4Aのマザー/スタンパー1KCなんだけどね。

しかし、こんなことで大喜びするのって、ホント、病気だよね(笑)


縦書きスタンパーと横書きスタンパー


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