19歳の日

フェルナンデス選手の快進撃が止まらない。
一昨日19歳になったばかりでまだあどけなさの残る風貌だが、プレイはホントに堂々としている。
三回戦の大坂選手（第3シード）、四回戦のケルバー選手（第16シード）に続いて、QFではスビトリナ選手（第5シード）を破って、SF進出である。

今日のスビトリナ選手も決して悪くなかった。
十分に世界ランキング第5位のプレイをしていたと思う。
それをフルセット、最後はタイブレークをとって勝ち切ったのは、ホント、とんでもないことである。
このまま優勝しちゃうんじゃないだろうか。

もう一人の18歳、アルカラス選手は、どうやら足のケガで途中棄権したようだ（こちらは、結果だけ見て、ゲームは観なかった）。
さすがに男子の場合は5セットマッチなので、18歳には体力的に無理だよなぁ・・・
将来的にはとても楽しみな選手だが、男子の場合は、グランドスラムで勝つにはまず体力である。

それから、まったく気づいていなかったのだが、フェルナンデス選手とは反対の山に、もう一人18歳の選手がいたのね。
ラドゥカヌというイギリスの選手なのだが、まったく知らない選手だ。
ランキングが150位ということで、予選からの勝ちあがりでQF進出というのは凄いが、どうやらドローに恵まれたこともあるようだ。
これまでシード選手とは一度も当たらずに勝ちあがっていた。
とはいえ、すべてストレートで（しかもここ2試合は、けっこう一方的に）勝っている。
ちょっと気になったので、ロジャース選手と対戦した四回戦のセカンドセットをオンデマンドで観てみたのだが、確かにとても良いプレイはしているものの、凄さはあんまり感じなかった。
ロジャース選手は、バーティ選手との激闘で力を出し切ってしまった部分もあったのかもしれない。
ラドゥカヌ選手については、今日のベンチッチ選手とのQFで真価が問われる感じかなぁ？
この試合は、アーサー・アッシュの第一試合に組まれているので、今日深夜25時開始だ。
ちょっと楽しみなのである。

再び18歳の日

土曜の深夜から日曜の朝にかけての錦織選手とジョコビッチ選手の全米オープン三回戦、錦織選手の敗戦はとても残念だったが、錦織選手のテニスがTOP10にいた頃に確実に戻ってきていることが感じられたのは良かった。
最終的には1-3での敗戦だったが、ファースト・セットをとったときには、かなり可能性を感じたよね。
なにしろジョコビッチ戦は16連敗中だった（結局17連敗になったが）わけで、TOP10のテニスをしていた頃でもずっと勝てなかった相手だから、ジョコビッチ選手も「今日のケイのレベルには驚いた」みたいなこと言ってたし、もしかしたらすでにTOP10のテニスができているのかもしれない。
そう考えると次がとても楽しみになる。

それはそうと、今朝、オンデマンドの追っかけ再生で観戦したのだが、フェルナンデス選手、ケルバー選手も打ち負かしてしまったよ。
ケルバー選手も調子が悪かったわけではなく、彼女らしい良いテニスをしていたのだが、それを上回るテニスをしてフルセットを勝ち切ったのは、ホント凄いのである。
終盤で、ちょっと脇腹を気にする仕草をしていたのが心配なのだが、動きには影響ない感じだったので、大丈夫かなぁ？
次はQFで、対戦相手は第5シードのスビトリナ選手だ。
そういえば、フェルナンデス選手、今日9月6日が誕生日のようだから、明後日のスビトリナ戦では19歳になってるんだな（笑）

もう一人の18歳、アルカラス選手も、アプリで結果を確認しただけなんだけど、ゴヨフチク選手にフルセットで勝ったのね。
次の対戦相手はオジェ＝アリアシム選手かぁ。
おもしろいゲームになるかもしれない。

錦織選手も大坂選手もすでに敗退してしまった全米オープンなのだが、今年はもうちょっと楽しめそうである。

タグ：錦織圭

18歳の日

全米オープン大会5日目のアーサー・アッシュは、18歳の日だった。

大坂選手とフェルナンデス選手の三回戦は、ファースト・セットをとった大坂選手が、セカンド・セット5-5からブレイクで6-5としてサービング・フォー・ザ・マッチになった時点で、大坂選手の勝ちだと思ったのである。

あそこからブレイク・バックして、タイブレークをとり、ファイナル・セットも終始落ち着いてプレイし、ファースト・ゲームのブレイクを守ってとりきったフェルナンデス選手のメンタルの強さは、ホント、とんでもないと思う。

恐るべき18歳である。

大坂選手の敗戦はとても残念だったのが、今大会のフェルナンデス選手の快進撃をちょっと期待したりもしている。


恐るべき18歳といえば、アーサー・アッシュの第二試合で、チチパス選手を下したアルカラス選手も凄かった。

リアル・タイムでは観ていなかったので、ファイナル・セットだけオン・デマンドで観たのだが、頬にニキビの目立ついかにも18歳という風貌で、まだまだ5セットマッチを戦いきる体力は備わっていないのが普通なのに、まったく落ちた様子もなく動いていて、強烈なフォアハンドがとても印象的だった。

チチパス選手は一回戦でマレー選手と大激闘を繰り広げたので、フィジカル面でもメンタル面でも疲れが残っていてそれが微妙に影響したのかもしれないが、フルセットで、最後にタイブレークをとりきるというのは、それにしても凄い18歳である。

しかも誕生日を確認すると、2003年5月3日というから、つい4か月前に18歳になったってことか。
これまた今大会の台風の目になるかと思ったが、さすがに男子の場合は5セットマッチだからなぁ・・・

さて、一番気になる錦織選手とジョコビッチ選手の試合は、アーサー・アッシュの第二試合で、現地時間で13時30分以降、日本時間では深夜2時30分以降に始まる。
ずっと起きてたら途中で眠気に耐えられなくなりそうだから、早寝して深夜2時30分に起きる予定だが、できればナイト・セッションにして欲しかったな・・・
そしたら、明日の朝、ゆっくり観られるのに。

タグ：大坂なおみ

全米オープン二回戦

マクドナルド選手と対戦する錦織選手の二回戦は、大会4日目17番コートの第三試合に組まれた。
現地時間で午後3時以降開始とのことだったので、日本時間だと早朝4時以降に開始ということになるのだが、日本時間で深夜25時から始まる第一試合が男子の試合で第二試合が女子の試合（土居選手の試合でペグラ選手に0-2で負けてしまった）だったから、試合時間プラスアルファをそれぞれ3時間と2時間とみたボクは、錦織選手の試合が始まるのは早朝6時くらいだと踏んだ。

まぁ、最初のほうがちょっと観られないくらいならいいやと、6時にセットしたスマホのアラームで目を覚まし、のろのろとリビングに降りてTVをつけると、試合は第一セットのタイブレークに入るところだった・・・
予測が外れたなぁ・・・

タイブレークをすんなりとった錦織選手、第二セットも難なくとって、このままあっさりと勝てるかと思いきや、第三セットからはマクドナルド選手のサーブやフォアハンドが冴えてきて、あっという間に2セットオール、フルセット・マッチにもつれ込んでしまった。
ホント、本領発揮したときのマクドナルド選手は怖い選手だなぁ。

ファイナル・セットは、最初にブレイクされて目が覚めたようにギアをあげた錦織選手が、本領を発揮しているマクドナルド選手を振り切ったのは流石だったよね。
錦織選手、見事にワシントンの雪辱を果たしたのである。

次はいよいよジョコビッチ選手との三回戦だ。
ワクワクするなぁ。


そうそう、大坂選手の二回戦は、相手のダニロビッチ選手の棄権で不戦勝となった。
三回戦は、大会5日目アーサー・アッシュのナイト・セッションの第一試合なので、日本時間だと明日の朝8時に試合開始だ。
相手のフェルナンデス選手は18歳（9月6日生まれなのでまもなく19歳だが）の若い選手で、世界ランキングも73位の選手だけど、若い選手って大きな大会では一試合ごとにすごく成長したりするので怖いよね。

タグ：錦織圭 大坂なおみ

全米オープン一回戦

全米オープンが8月30日（月）から始まっている。
会場であるフラッシング・メドウズのあるNYとの時差は13時間なので、ゲームが行われるのは日本時間では深夜から翌日の午前中にかけてということになる。
以前なら仕事に差し支えるので涙を呑んでTV観戦を我慢しなければならないことも多かったのだが、現在、仕事のほとんどが在宅ワークに移行しているので、うまく時間調整さえすれば観たいゲームはほとんど観戦できてしまう。
それは、良いのか悪いのか（笑）
まぁ、寝不足になるのも健康上良くないので、ほどほどに観戦するのである。

昨夜は錦織選手とカルーゾ選手の一回戦を観ていたが、どうやら錦織選手の肩はそれほど心配なさそうで一安心だ。

錦織選手のテニスの調子だが、6-1、6-1で2セット連取したときは、そのまま第3セットも簡単にとって勝てるかなと思ったら、第3セットに入って急に動きが悪くなったような印象を受けた。
まぁ、カルーゾ選手のテニスが良くなってきたので、それに押された部分もあったんだろうけど、ゲームからしばらく離れてたことも影響したのかもしれない。
第3セットは5-7で取られたものの、第4セットは動きも戻ってきて6-3で取って勝利を収めた（試合時間は2時間41分）ので、特に心配することはないのかもしれないが・・・

二回戦の相手は、ワシントンで惜敗したマクドナルド選手。
ゴファン選手を、6-2、7-5、6-3のストレートで破って（試合時間は2時間8分）勝ちあがってきたので、好調を維持しているようだ。
簡単なゲームにはならないと思うが、錦織選手にはぜひ雪辱を果たして欲しいなぁ。
で、やっぱり、ジョコビッチ選手との対戦が観たいのである。

大会連覇がかかっている注目の大坂選手は、大会第1日目のナイト・セッションに登場。
ブーズコバ選手を6-4、6-1で一蹴して、調子は良さそうだ。
ダニロビッチ選手との二回戦はアーサー・アッシュの第一試合に組まれたので、日本時間では、今日の深夜25時からである。
夜更かしになるなぁ（笑）

タグ：大坂なおみ 錦織圭