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All Things Must Passが届かない [George Harrison]

"All Things Must Pass"の50周年記念盤が8月6日にリリースされ、ボクのTLは、この数日、関連のツイートで溢れている。

しかし、ボクのところには、まだ届かない。

ボクはドルビー・アトモス(Dolby Atmos)が目当てなので、スーパー・デラックス・エディションを予約したのだが、すでに商品入荷済みになっているにもかかわらず、出荷予定日は9月16日になっている。

それというのも、まとめ買い割引とクーポン還元に目がくらんでHMVに発注したからである。

いや、でも、9月16日という出荷予定日は想定外だった。
確かに、まとめ買いの中に「入荷日未定」とされているものがあったので、その時点で出荷予定日が2か月後に設定されるのはわかっていた(つまり、発注したのは7月17日ということだ)のだが、それはとりあえずの話で、8月中旬まで短縮されると想定していたのだ。

なぜなら、「入荷日未定」とされていたのはピーター・ハミル(Peter Hammill)”In Translation"のアナログだったのだが、ボクがHMVに発注した時点ではすでに、オフィシャル・サイトで8月13日に発売されることが発表されていたからである。
最も入荷の遅いものが入荷して、全商品が入荷済みになれば、出荷予定日にならなくても当然出荷されるだろう。
だから、ボクは、8月中旬には出荷されるだろうと思っていたのだ。

しかし、落とし穴は別のところにあった。
まとめ買い割引のためにほぼタダで注文に追加できたCDのうちの一枚について、「お取り寄せ2-3日間」だったものが、まず「お取り寄せ2-7日間」へと変更され、さらに「お取り寄せ8-15日間」に変更された。
そして、とうとう「お取り寄せ16-60日間」に変更されてしまった。

一方、出荷予定日の9月16日の方は、上記CDが「お取り寄せ8-15日間」に変更される前に、ハミルのアナログの発売日決定通知が来ていたにもかかわらず、変更されずずっと9月16日のままだった。
ハミルのアナログの発売日が8月13日だとわかった時点で、すべてのアイテムが8月13日までには入荷する予定になってたんだけどなー
その後、上記CDの入荷予定がどんどん延長されちゃったけど。

つまり、このままでは、おそらく発送は9月16日になる(たぶん、上記CDについては未入荷のまま、入荷済みのものだけ発送で)。

ハミルのアナログの発売日をHMVが認識した時点で出荷予定日を8月中旬に変更してくれていれば、8月中旬の時点で入荷済みのものだけ発送してもらうこともできたはずなのだが・・・

上記CDをキャンセルすれば、8月13日にハミルのアナログが入荷した時点ですべてのアイテムが入荷済みになるわけだから、翌日か翌々日には発送されると思うのだが、上記CDをキャンセルするとまとめ買い割引が消えちゃうのよね・・・
まとめ買い割引が消えると、CDが一点減るうえに商品代金が1000円ほど高くなるのだ。
実質2000円ぐらい割高になる計算だ。
2000円あったら、ハードオフのジャンクで18枚拾える(笑)

まぁ、でも、ひと月待つ苦痛に比べれば、多少割高になってもキャンセルしたほうがいい気もする。
さて、どうしましょうかね・・・

”All Things Must Pass”のUKオリジナル(APPLE STCH 639)を聴きながら、いまだ思案中・・・


20210808.jpg


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Gone Troppo [George Harrison]

新年3日目、温かくて優しい音楽が聴きたいなと思っていた。

思い浮かんだのはジョージ(George Harrison)である。

さて、何を聴こうかなと思っているところに、NJoobuさんの「お正月はGone Troppo攻め」というツイが目に入ってきた。

ターンテーブルに載せることが少ないアルバムだが、それだけに無性に聴きたくなったので、ボクも便乗して今日はGone Troppo祭りに決めた(笑)

とはいえ、特に掘ってもいないので、うちにはUK盤と日本盤の二枚しかない。


20210103-01.jpg


しかも、このレコード、UK盤も日本盤もUSカッティングである。
US盤も持ってなきゃダメなんである。
ジョージ・ファン失格である。
ごめん、ジョージ・・・

US盤はそのうち手に入れるとして、まずは日本盤から聴いてみることにした。
こういう輸入メタルを使用した日本盤は、本国盤より音がよかったりするんだよなー
しかも、ボクの持っている日本盤は、プロモでもないのにスタンパーが両面1L-A-1なのである。


20210103-02.jpg


素晴らしい音で鳴りそうなじゃないか。

しかーし、スピーカーから流れ出す音は、悪くはないもののそれほどでもない。

両面1L-A-1なのになー

Side 1を聴き終わって、送り溝をしげしげと眺めてみる。
そこで、いやーな発見をしてしまった・・・


20210103-03.jpg


これは、どう見てもPMである。
2 S X Yと読める。

自社工場をもたないワーナーは、カッティングやプレスを、東芝EMIや東洋化成に委託していたということは、さださんのLPがらみで紹介したことがある。

https://sawyer2015.blog.ss-blog.jp/2020-04-24

しかし、このPMはそのどちらでもない。
S?

送り溝の刻印をしげしげと眺めていると、どうもCBS SONYの刻印ぽい。
で、あらためてレーベル形状を見てみると・・・


20210103-04.jpg


この直径24mmほどの小さいリングは、CBS SONYプレスで間違いないだろう。

PMのルール自体は、東芝EMIや東洋化成と同じと考えてよさそうだ。
ってことは、2 S X Yってことは、82年10月に一度使ったスタンパーを、11月に再度使ってプレスしたものということか。
両面1L-A-1でも、かなり使用された後で、ちょっとへたってきてたのかもしれない。
とほほ・・・

一応、Side 2のほうも聴いてみたが、印象はSide 1と変わらなかった。


気を取り直して、UK盤のほうを聴いてみる。
NJoobuさんによると、このアルバムの純正UK盤というのは、けっこうレアらしい。

聴いてみると、これが手持ちの日本盤より音が立っている。
日本盤と同じくUSカッティングだが、日本盤のUSマト末尾がJPN-SET2 RE2/JPN-SET1 RE2なのに対して、UK盤は、UKマトがA1/B1でUSマト末尾がUK-SET1 RE2/UK SET1 RE2である。
つまり、同じラッカーではなく、カッティング自体が違っている。
まぁ、でも、カッティングの違いに由来する音の違いというよりは、スタンパーの元気さに由来する音の違いの気もするが・・・

さて、数が少ないという純正UK盤だが、ボクが持っているものは、少なくともジャケットについてはDiscogsに出ているのとちょっと違っている。
ただし、Discogsのは画像が小さくて文字が判読できないので、ホントにUK製のジャケットなのかわからないのだが。

とりあえず、ボクの手許にあるUK盤を紹介しておこう。

UK盤の特徴は、裏ジャケにある。


20210103-05.jpg


右上にレコード番号が印刷されているのがわかるだろうか。

拡大してみよう。


20210103-06.jpg


なにやら、もともと別の番号が書いてあったのを修正したっぽい感じなのだが、UK盤はこのレコード番号しか存在しないので、特に修正ということではないのかもしれない。

右下には、しっかりと、"PRINTED AND MADE IN ENGLAND"と印刷されている。


20210103-07.jpg


悩ましいのはインナースリーブである。


20210103-08.jpg


どこが悩ましいかって、左下に、"MADE IN USA"と印刷されているんである。


20210103-09.jpg


これじゃ、純正UK製じゃないじゃん!

そう思っていたら、NJoobuさんが、「US盤とは作りが違うから、"MADE IN USA"と書いてあっても、UK製だと思う」とおっしゃる。
なるほど、そうかー
アメリカから版下を取り寄せて作ったものの、この部分を修正するのを忘れたってことか。
そう思って眺めていたら、さらに決定的な証拠を発見してしまった。

インナースリーブをひっくり返す。


20210103-10.jpg


注目すべきは右上である。


20210103-11.jpg


黒い四角で囲まれた"923”というのが見える。
これはUS盤のインナースリーブにはない。
そりゃそうである。
UK盤のレコード番号の最初の3桁なのだ。
後半の"734-1"が裁断されてどこに消えたかわからないが、このインナースリーブは、"MADE IN USA"と明記されているにもかかわらず、UK製で間違いないと思う。


20210103-12.jpg


最後にUK盤のレーベルとマト。
マトがねぇ・・・CBSプレスにありがちなのだが、ちょっと流れるように掠れている。
ってことは、やっぱり、US盤が一番音が良さそうだなぁ・・・


ジョージのアルバムはどれも優しさと温かさに満ちていると思うけれど、このレコードはさらに、明るさにも満ちている。

いつまで続くかわからないこの困難な状況の中で、この優しさと温かさと明るさが、暗く落ち込みそうになった心を救ってくれそうな気がした。
これまではターンテーブルに載せることが少なかったアルバムだけど、今年は聴くことが多くなるかもしれないなあ。

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All Things Must Pass [George Harrison]

昨日、11月27日は、ジョージ・ハリスン(George Harrison)"All Things Must Pass"のリリース記念日、しかも50周年のリリース記念日だということで、タイトル曲の2020Mixが配信されたりしていた。





うちには現在、配信をまともな音で再生できる環境がないので、音質の評価はできないが、これはきっとアルバム全体をリミックスしてリリースする予告だよね?
アトモスも入ってるんだろうなー
どうしようかなー

"My Sweet Lord"のRSD限定シングルにはあんまり食指が動かないが、"All Things Must Pass"のアトモスには猛烈に食指が動くな。


とりあえず、リリース50周年記念ということで、記念写真を撮っておこう(笑)


20201128.jpg


完全に病気だな・・・σ^_^;

米箱英盤が2セットに、日本盤が2セットに、英箱英盤と米箱米盤が1セットづつ。
日本盤が2セットあるのに、どちらにも帯がないというのが中途半端で、いかにもハンパなコレクターのボクらしい(笑)

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