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重さは大事 [オーディオ]

シュアM44GとM44-7は、どちらもTechnicsの軽量シェルに装着していたのだが、オルトフォンのダイナミック・バランス型トーン・アームRS-212Dでは、ウエイトをはさんでも、ゼロバランスがギリギリとれる重さだった。

で、直感的に、もう少し重さが欲しい気がしていた。

ってことで、とりあえず、M44-7用に、オーディオ・テクニカのヘッドシェル ATLT13Aを使ってみることにした。
ロングセラー・モデルでコストパフォーマンスの高さには定評があるので、一度使ってみたかったのだ。


(画像をクリックするとAmazonにとびます。)


M44GもM44-7も、シュアがカートリッジ生産から撤退したせいで妙なプレミアがついているが、もともと高いカートリッジではない。
高いシェルより、このぐらいのシェルのほうが、身の丈にあっている。

さっそくM44-7を装着して、何枚か聴いてみた。


20210922.jpg


当初は低域の量感に感動していたM44-7なのだが、そのうち少々膨らみすぎていると感じるようになっていた。
そのぼやけ気味の低域が、ぐっとタイトになった。
ある程度針圧をかけるカートリッジでは、やっぱり、重さは大事だと思う。

もっともタイトになりすぎて、ちょっと物足りない気がしないでもない。

ぽっちゃりしていて可愛かった女の子が、すっかりスマートになって、確かに綺麗になったのだけど、なんだか少し残念みたいな(笑)

とりあえずファースト・インプレッションでございました。

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