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My Funny ValentineのUSオリジナルMONO [Miles Davis]

バレンタインである。
相変わらず、孤独なバレンタインである。
もうずーっと孤独なので慣れてしまったのである(涙)

孤独なバレンタインには、マイルス(Miles Davis)の"My Funny Valentine"を聴くのだ。

マイルスの"My Funny Valentine"といっても、"Cookin'"収録のバージョンではダメである。
"My Funny Valentine Miles Davis In Concert"収録のバージョンに限る。
中山康樹さんをして、「孤独の谷底へ、容赦なく突き落とす」「絶望を絵に描いたような音楽」と言わしめたバージョンである。


20230214-01.jpg


絶望的に孤独だった夜が蘇る・・・
でも、絶望的に孤独だった夜を思い出せば、最近の孤独なバレンタインなんて、大したことはないと思えるのである(笑)

ターンテーブルに載せたのは、USオリジナルMONO(Columbia CL 2306)だ。

ジャケットには、シュリンクが綺麗に残っていて、完璧な美品である。
盤の方も、レーベルのスピンドルまわりに一本のヒゲもない完璧な美品である。


20230214-02.jpg


MONO表記がなく、下部に黒字で"GUARANTEED HIGH FIDELITY"との記載があるこのレーベルが、1965年にリリースされたファースト・プレスのレーベルである。

白字のMONO表記が入り、その両側に"360 SOUND"が入ったレーベルだと、翌1966年プレスだ。
Discogsでは、このレーベルの盤も1965年プレスになっているが間違いである。

COLUMBIAのMONOレーベルは、その後、1967年には、白字のMONO表記はそのままに"360 SOUND"がないレーベルに変わるが、"My Funny Valentine Miles Davis In Concert"にそのレーベルの盤が存在するのかどうかは不明である(Discogsにも登録がない)。

うちの盤のマトは1C/2Aなのだが、Discogsには、Side 1のマト1Aの登録があるので、マト1A/2Aというのも存在するのだろう。

でも、まぁ、うちのは(ボクのコレクションには珍しく)完璧な美品だし、もうこれでいいや。

タグ:Miles Davis
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