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Nursery CrymeのUKオリジナル [Genesis]

昨日がスティーヴ・ハケット(Steve Hackett)の誕生日で、今日はピーター・ガブリエル(Peter Gabriel)の誕生日ということで、今宵もジェネシス(Genesis)を聴くのである。

昨日は"Foxtrot"だったので、今日は、一つ前の"Nursery Cryme"だ。


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もちろん、UKオリジナル(Charisma CAS 1052)である。
初回盤はピンク・スクロールと呼ばれるレーベルで、マトは1U/2Uだ。
両面1Uは存在しないはず。

うちの盤のマザー/スタンパーは1GL/1GAで、一桁スタンパーとはいかなかったが、まぁ、よしとしよう。

"Nursery Cryme"を選んだのには、もう一つ理由がある。
土曜の集まりのときに、urbantango82さんが"Nursery Cryme"のフランス盤を持ってきたんである。
「『サルマシスの泉』のメロトロンが歪まないんだよ」と。

フランス盤も、確かに綺麗な音で、悪くない。
ただ、ボクは、特に良い音というわけではないが、ちょっと湿り気のある独特の質感をもったUKオリジナルの音の方が好きだ。
あくまで個人的な好みだが、このアルバムの内容には、UKオリジナルの音が合っている気がするんである。
それに、使用カートリッジのせいか、『サルマシスの泉』のメロトロンの歪みというのも、ボクはあんまり気になったことがない。

そういや、このレコードのカッティングって誰なんだろう?
Side 1には"HILTOP"、Side 2には”JB”というサインがあるが、他で見た記憶がない。


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Discogsでは明らかにされているかと見てみたら、ちゃんと解明されていた。

"HILTOP"というのは、トライデント・スタジオ(Trident Studios)のエンジニアだったBob Hillが使っていたサインだという。
Bob Hillのサインといえば"Bobil"だと思っていたが、"HILTOP"なんてのもあったのね。

Discogsには、"JB"についての言及がないのだが、”JB”の"B"はやっぱりBobの"B"なんじゃ?
トライデントに当時在籍していたエンジニアに、他に該当しそうな人も見当たらないので、おそらく両面ともBob Hillのカッティングだと思うのである。

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