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HBD キース~Out of Our HeadsのUKオリジナルMONO [The Rolling Stones]

本日12月18日は、キース(Keith Richards)の誕生日である。

何を聴いてお祝いしようか悩んだのだが、最終的に、このレコードを選んだ。
ストーンズ(The Rolling Stones)のレコードの中で、個人的にもっともジャケットが好きなレコードだからである。


20211218-1.jpg


1965年にリリースされたサード・アルバム"Out of Our Heads"のUKオリジナルMONO(Decca LK 4733)だ。
くぅ~かっこいいっ!
かっこよすぎるぞ。

かっこよすぎるので、拡大してしまおう。


20211218-2.jpg


いやぁ、ホント、惚れ惚れするよね。

そういえば、このアルバムのUKオリジナルMONO盤は、マトが不可解だよねぇ・・・

うちのは末尾9B/9Aで、20年くらい前に手に入れたときには、すごーくレイトなんだと思った。
ところが、どうも8B/9Aってのが一番若いんじゃないかって話を聴いて、そのうち7B/7Aってのがが存在するんだと聴いた。

いずれにしても、9B/9Aはそんなにレイトでもなさそうだ。
レーベル的にも、Stones on DECCA(https://www.stonesondecca.com/the-60s-decca/out-of-our-heads/)でVersion1とされているものだし、初回レーベルの仲間だろう。


20211218-3.jpg


それにしても、どうしてこんなにマトが進んでるんだろう?
何か知ってる方には、ぜひ教えていただきたいのである。


以下妄想をひとつ(笑)

Deccaのマト末尾のアルファベットは、誰がカッティングしたかを表している。
このレコードでは、Side 1の末尾はBなのでRon Masonが、Side 2の末尾はAなのでGuy Fletcherがカッティングしているということだ。

Discogsで確認できるマトは、すべて、Side 1は末尾B、Side 2は末尾Aだ。
つまり、Ron MasonはSide 1を専門にカッティングし、Guy FletcherはSide 2を専門にカッティングしたということである。

Side 1とSide 2で何故別のエンジニアがカッティングを担当したのかというと、これは同時にカッティングができるからじゃないかと思う。
カッティング・レースが2台あれば(天下のUK Deccaだから、レースは何台もあっただろう)、二人で手分けしてカッティングすれば、半分の時間でカッティングが完了する。
カッティングするラッカーが一枚ではなく複数枚だとすると、節約できる時間も多くなる。

つまり、録音からリリースまでの時間的余裕があまりなかったために、カッティングにとれる時間が限られていて、手分けしてカッティングする必要があったんじゃないだろうか?

そんな大急ぎの状況だったので、カッティングに不完全なミックスのマスターテープがまわされるといったような事態が生じて、最初にカッティングしたマト6までは全部ボツになってしまった。

な~んてことがあったのかなーと思ったのだが、どうだろう?

いや、妄想ですよ、妄想(笑)

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