ortofon VNLの地味な検証 [オーディオ]
大晦日のボクのTL上で、ortofon VNLを推奨針圧の4gで使うとカンチレバー沈み込みすぎてこわいという話題になった。
12月30日の記事にも書いたように、ボクは、交換針をざっと一通りちょい聴きして、ダンパーが一番硬いⅢを選んだので、針圧4gでもとくにカンチレバーが沈み込みすぎるという感じもなかったのだが、言われてみれば、Ⅰを試したときには「ずいぶん沈むな~」とは思ったのだ。
ってことで、正月だが坊主と二人で地味に過ごしていることもあり、地味に検証してみることにした(笑)
まずは、交換針をⅠにして二枚ばかり暖機運転。
馴染んできたところで確認してみると、こりゃ確かに沈んでますなぁ。
まぁ、ずっとこの状態というわけではなく、僅かに波打っているレコードで、柔らかいダンパーが針圧4gのためにカンチレバーをかなり上下に動かすので、これはその最も沈み込んだ状態である。
カートリッジの腹が盤面を擦るということはなかったので、これでも大丈夫といえば大丈夫かもしれないが、レコードの波打ち具合がもう少し大きくなるとやばいかもしれない。
それに、音の方も、少々団子気味で、音場がせまくて窮屈な感じがする。
大晦日のTLでは、針圧を軽くしてやればいいんじゃない?というアドバイスももらっていたので、とりあえず、許容針圧幅の下限である3gで試してみることにした。
針圧3gだと、やわらかいダンパーでもそれほどカンチレバーは上下しないし、沈み込んでいるという感じもない。
音の方も、音場が広がって見通しが良くなるので、全体的に4gのときより好印象なのだが、アームがコントロールしきれていない感じで、歪みというほどではないのだが、ときどき微妙な雑味を感じる。
ってことで、少しあげて針圧3.2gにしてみたところ、ほぼ雑味が消えた感じだ。
沈み具合も3gのときと変わらない。
3gのときの写真も撮ったのだが、変わらないので、3.2gのときの写真を載せておこう。
交換針Ⅰについては、うちのシステムでいまの季節なら、これがベストだと思う。
交換針ⅡやⅢについても、それぞれ検証する必要があるが、これは後の楽しみにとっておこう(笑)
さしあたり、せっかく調整した交換針Ⅰの3.2gを楽しむのである。
さて、カートリッジの沈み込み具合を写した写真ですでにおわかりかと思うが、検証に使ったレコードは、ゲイリー・バートン&チック・コリア(Gary Burton & Chick Corea)"DUET"である。
このレコードがこの検証に特に向いていると思った、ということでは全くない。
たまたまTLを遡っていたら出てきたので聴いてみたくなっただけである(笑)
手持ちはドイツECM盤(ECM 1140)だが、特に掘ったわけでもないので、初盤かどうかはわからない。
ラミネートではないが、ニス塗りのような光沢のある美しいジャケットである。
裏ジャケットも同じ様に光沢があり、少しセピアっぽいモノクロ写真がとても良い雰囲気である。
オリジナルっぽい風格があるぞ(思い込みかもしれないが 笑)。
レーベルはこんな感じだが、このアルバムがリリースされた1979年以降のECMのレーベルの変遷なんてまったく知識がないからいつ頃のものか判定できない。
送り溝の情報は次の通りである。
2301 140 S 1 320 2 E
2301 140 S 2 320 1 I
320刻印があるので、1979年ということはPRS Hannoverでのカッティング&プレスということになる(1978年2月までなら、Phonodisc GmbH)。
アルファベットがスタンパーナンバーということなので、Side 1がマザー2でスタンパーE(5番目)、Side 2がマザー1でスタンパーI(9番目)ということか。
一応、ファーストプレスだろうか?
いやぁ、熱いのにクール。
で、どこまでも透明。
この二人のレコーディングは、どれも素晴らしい。
ラストの"La Fiesta"は圧巻!
12月30日の記事にも書いたように、ボクは、交換針をざっと一通りちょい聴きして、ダンパーが一番硬いⅢを選んだので、針圧4gでもとくにカンチレバーが沈み込みすぎるという感じもなかったのだが、言われてみれば、Ⅰを試したときには「ずいぶん沈むな~」とは思ったのだ。
ってことで、正月だが坊主と二人で地味に過ごしていることもあり、地味に検証してみることにした(笑)
まずは、交換針をⅠにして二枚ばかり暖機運転。
馴染んできたところで確認してみると、こりゃ確かに沈んでますなぁ。
まぁ、ずっとこの状態というわけではなく、僅かに波打っているレコードで、柔らかいダンパーが針圧4gのためにカンチレバーをかなり上下に動かすので、これはその最も沈み込んだ状態である。
カートリッジの腹が盤面を擦るということはなかったので、これでも大丈夫といえば大丈夫かもしれないが、レコードの波打ち具合がもう少し大きくなるとやばいかもしれない。
それに、音の方も、少々団子気味で、音場がせまくて窮屈な感じがする。
大晦日のTLでは、針圧を軽くしてやればいいんじゃない?というアドバイスももらっていたので、とりあえず、許容針圧幅の下限である3gで試してみることにした。
針圧3gだと、やわらかいダンパーでもそれほどカンチレバーは上下しないし、沈み込んでいるという感じもない。
音の方も、音場が広がって見通しが良くなるので、全体的に4gのときより好印象なのだが、アームがコントロールしきれていない感じで、歪みというほどではないのだが、ときどき微妙な雑味を感じる。
ってことで、少しあげて針圧3.2gにしてみたところ、ほぼ雑味が消えた感じだ。
沈み具合も3gのときと変わらない。
3gのときの写真も撮ったのだが、変わらないので、3.2gのときの写真を載せておこう。
交換針Ⅰについては、うちのシステムでいまの季節なら、これがベストだと思う。
交換針ⅡやⅢについても、それぞれ検証する必要があるが、これは後の楽しみにとっておこう(笑)
さしあたり、せっかく調整した交換針Ⅰの3.2gを楽しむのである。
さて、カートリッジの沈み込み具合を写した写真ですでにおわかりかと思うが、検証に使ったレコードは、ゲイリー・バートン&チック・コリア(Gary Burton & Chick Corea)"DUET"である。
このレコードがこの検証に特に向いていると思った、ということでは全くない。
たまたまTLを遡っていたら出てきたので聴いてみたくなっただけである(笑)
手持ちはドイツECM盤(ECM 1140)だが、特に掘ったわけでもないので、初盤かどうかはわからない。
ラミネートではないが、ニス塗りのような光沢のある美しいジャケットである。
裏ジャケットも同じ様に光沢があり、少しセピアっぽいモノクロ写真がとても良い雰囲気である。
オリジナルっぽい風格があるぞ(思い込みかもしれないが 笑)。
レーベルはこんな感じだが、このアルバムがリリースされた1979年以降のECMのレーベルの変遷なんてまったく知識がないからいつ頃のものか判定できない。
送り溝の情報は次の通りである。
2301 140 S 1 320 2 E
2301 140 S 2 320 1 I
320刻印があるので、1979年ということはPRS Hannoverでのカッティング&プレスということになる(1978年2月までなら、Phonodisc GmbH)。
アルファベットがスタンパーナンバーということなので、Side 1がマザー2でスタンパーE(5番目)、Side 2がマザー1でスタンパーI(9番目)ということか。
一応、ファーストプレスだろうか?
いやぁ、熱いのにクール。
で、どこまでも透明。
この二人のレコーディングは、どれも素晴らしい。
ラストの"La Fiesta"は圧巻!
コメント 0