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アナログ音盤 Vol.4 [アナログ・コレクターの覚書]

宮殿(言うまでもなく、King Crimson, In the Court of the Crimson Kingのこと)のUKオリジナルMatrix末尾A1/B1(マト1と略称する)の体験記があるというし、Vol.3に続いてマニアックなカッティング・エンジニアの特集もあるということだったので、別冊ステレオサウンドのムック「アナログ音盤 Vol.4」を買ってみた。

宮殿マト1体験記については、短いコメントだったが、その音については何となく想像ができた気がする。
とはいえ、死ぬまでに一度は聴いてみたいものである。

紹介されていたほかの極レア盤についてはあまり興味はなかったのだが、Vashti Bunyan, Just Another Diamond Dayのオリジナルは聴いてみたいと思った。
このアルバム、何年か前に再発されたアナログを買ったのだが、単に牧歌的で素朴なブリティッシュ・フォークというだけでなく、儚げな美しさに満ちていて、実に良いアルバムなのだ。
オリジナルがどんな音なのかとても気になるのである。

カッティング・エンジニアの特集のほうは、最近亡くなったダグ・サックス(Doug Sax)氏とスタン・リッカー(Stan Ricker)氏の追悼特集にくわえて、名盤を生み出したプロデューサーとエンジニアのコラボという切り口での特集もあった。
実にマニアックである(笑)

ダグ・サックス氏についてはボクもわりと気にしていたのだが、TML刻印で彼の仕事を確認するという程度だったので、The Who, Who's nextが彼の仕事だというのは知らなかった。


20151031-2.jpg


ちなみに、写真は「アナログ音盤」に掲載されていた米盤(ただし、うちにあるのはMatrix末尾w2/w2である)と撮ったが、英盤も2枚(Matrix末尾A1/B2とA4/B3、後者はBILBOのサインがあるので、ダグ・サックス氏によるカッティングではない)持っている(笑)

明日、大音量で聴いてみよう。

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