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マドリッドのドロー [テニス]

マスターズの4戦目、マドリッド大会のドローが発表になった。
ジョコビッチ選手が欠場することになったため、錦織選手は第4シードで、フェデラー選手、ナダル選手、マレー選手には、準決勝まであたらない。

そこまではよかったのだが、そしてまた、各選手の今シーズンの状態とサーフィスとを考え合わせると、準決勝・決勝であたる順番はどういう順番でも大差ない気がするので、準決勝以降はあまり気にならない。

問題は準々決勝までである。
エントリーしている各選手の実力とクレイというサーフィスなどを念頭において、4つの山のどこに入るのが一番良かったかという視点で見ると、マレー選手の山とは微妙な差(マレー選手の山にはモンフィス選手がいるのが大きい)だが、錦織選手にとっては、一番やりにくい山に入ったと思う。

2回戦はともかく、順当にいけば、3回戦バウティスタ・アグート選手、準々決勝フェレール選手とあたる。
このスペイン勢との連戦はきつい。
去年のマドリッドだって、決勝のナダル戦における途中棄権は、準決勝のフェレール戦における激闘の影響が大きいのである。

錦織選手にとっては、トップハーフに入ったほうが、断然やりやすかった気がするなぁ。
だって、トップハーフにはスペイン勢がほとんどいないんだもん。
バルセロナで決勝を戦ったアンドゥハル選手がいるけど、錦織選手が実力を発揮すれば怖くない選手だと思うし。

まぁ、本人はどこに入っても、「タフだ」って言うだろうし、マスターズの大会だからタフなことには違いないだろうけど、それでも冷静に見て、錦織選手の山が4つの中では一番タフな山なんじゃないかと思うのである。

タフといえば、明日から始まるマドリッド大会に続いて翌週にはローマ大会とマスターズが二大会連続するうえに、一週あいてグランドスラムの全仏が続く、という日程が一番タフかもしれない。
つまり、この5月の一ヶ月をどう戦っていくかのマネージメントが大事なのだ。

このあたり、トップ5の仲間入りを果たした錦織選手を支えられるよう、やはり進化をとげているはずのチーム錦織(チームKって言うんだっけ?)のお手並み拝見なのである。

タグ:錦織圭
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