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The Cars, Candy-OのUSオリジナル [STERLINGの仕事]

3月23日はリック・オケイセック(Ric Ocasek)の誕生日である。

カーズ(The Cars)のファースト・アルバムを聴きたいところだが、あいにくお出かけしている(笑)
ってことで、1979年リリースのセカンド"Candy-O"をターンテーブルに載せた。
決してジャケットをしげしげと眺めたかったからではない(笑)


20230323-01.jpg


もちろん、USオリジナル(Elektra 5E-507)である。

マトはA-5/B-5で、プレスはPRCのコンプトン工場(PRC Recording Company, Compton, CA)だ。
送り溝を見ると、マトの後にPRCWと刻まれているのが確認できる。


20230323-02.jpg


その前で汚く消されているのは6E-111なのだが(両面にある)、当初は6E-111のカタログ番号でリリースする予定だったんだろうか?
でも、ファーストのカタログ番号が6E-135だよね?
ちょっと謎なのである。

ちなみに、6E-111は、ジュディ・コリンズ(Judy Collins)"Judith"の再発に使用されたカタログ番号なのだが(オリジナルのリリースは1975年でカタログ番号は7E-1032)、この再発が何年だったのかわからないので、"Candy-O"のリリースの時点で6E-111というカタログ番号が未使用だったのかはわからない。


プロデューサーがロイ・トーマス・ベイカー(Roy Thomas Baker)なので、送り溝にはRTBというサインも刻まれている。


20230323-03.jpg


マスタリングはSTERLINGのジョージ・マリノ(George Marino)だ。
インナースリーブに明記されている。

マリノの刻印は9mmだ。


20230323-04.jpg


間違いない。

これまた素晴らしい音で鳴るレコードである。

深夜なのでヘッドフォンで聴いていたのだが、これはスピーカーで音量をあげて聴きたい。
明日また聴いてみよう。

タグ:The Cars
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