Lolita Go Homeのフランス・オリジナル [Jane Birkin]
<最初、すっかり忘れていましたが、オオヒラさんのブログ記事を思い出したので、それを踏まえて、さらに探求し、追記しました。>(2022年12月15日1:15)
12月14日はジェーン(Jane Birkin)の誕生日である。
今年は、このレコードを聴いてお祝いすることにした。
セルジュ(Serge Gainsbourg)との共同名義のものを含めると三作目のスタジオ・アルバムにあたる1975年リリースの"Lolita Go Home"である。
もちろん、フランス・オリジナル(Fontana 6325 342)だ。
裏ジャケット右上にあるプライスコードはBなので、これでいいはずと思いながらDiscogsを確認すると、ブラック・レーベルに二種類あって、ファースト・プレスは白文字、セカンド・プレスは銀文字だと書いてある。
マジかよ・・・
おそるおそるレーベルを確認すると・・・
ホッ・・・
よかった。
白文字だった。
送り溝のスタンパーらしき刻印を確認すると、Side 1がA2でSide 2がA4だ。
A1/A1とはいかなかったが、これだけ若けりゃ、ファースト・プレスで間違いないでしょう。
<追記>
最初の記事を書いた後、どこかでこのレコードのファースト・プレスに関する記事を読んだ気がした。
記憶をたどると、どうもオオヒラさんのブログで読んだんじゃないかと思い出した。
で、探してみると、2020年3月20日付けの『美品の誘惑』という記事を見つけた。
https://geppamen.blog.fc2.com/blog-entry-501.html
オオヒラさんの記事によると、どうやら、うちのはファースト・プレスではないということになるらしい。
うちのはレーベル中央のスピンドル・ホールまわりの部分がプラスチックなっているが(オオヒラさんにならって「プラセンタ―」と呼ぶことにしよう。)、このスピンドル・ホールまわりの部分まで紙で覆われたレーベル(これまたオオヒラさんにならって「紙センター」と呼ぶことにしよう。)が存在していて、それがファースト・プレスだというのである。
確かに、2作目の"Di Doo Dah"のファースト・プレスは紙センターである。
紙質もよりマットな感じで異なっている。
これと同じレーベルが存在するとすれば、確かにそれがファースト・プレスと言えそうだ。
しかし、なんという偶然なのか、オオヒラさんの所有する紙センター・レーベル盤と、ボクの所有するプラセンタ―・レーベル盤は、A2/A4の同一スタンパーなのである。
これはどういうことなんだろう?
次の二つの可能性があると思う。
①同一スタンパーでプレスしている途中で、レーベルを切り替えた。
②紙センターでプレスした後、まだ使用可能だったスタンパーを保存しておいて、後でプラセンタ―で再プレスした。
②なら、うちの盤はセカンド・プレス確定だが、①なら、うちの盤もファースト・プレスと言っていいんじゃないかと思う。
どっちの可能性が高いかなぁ・・・とレーベルを見比べていたら、ボクはあることに気づいた。
"Di Doo Dah"と"Lolita Go Home"は、レーベル・デザイン自体が違うのである。
"Lolita Go Home"は、オオヒラさんの所有する紙センターも含めて、スピンドル・ホールまわりのプラセンタ―用のスペースを確保するかのように繰りぬかれたデザインになっている。
このデザインは、プラセンタ―用のデザインなんじゃ?
つまり、紙センターは残余レーベル使用であって、すでにプラセンタ―がファースト・プレス・レーベルだったんじゃないだろうか。
ということで、ボクは①の可能性が高いと思う。
だから、うちの盤もファースト・プレスでいいんである。
12月14日はジェーン(Jane Birkin)の誕生日である。
今年は、このレコードを聴いてお祝いすることにした。
セルジュ(Serge Gainsbourg)との共同名義のものを含めると三作目のスタジオ・アルバムにあたる1975年リリースの"Lolita Go Home"である。
もちろん、フランス・オリジナル(Fontana 6325 342)だ。
裏ジャケット右上にあるプライスコードはBなので、これでいいはずと思いながらDiscogsを確認すると、ブラック・レーベルに二種類あって、ファースト・プレスは白文字、セカンド・プレスは銀文字だと書いてある。
マジかよ・・・
おそるおそるレーベルを確認すると・・・
ホッ・・・
よかった。
白文字だった。
送り溝のスタンパーらしき刻印を確認すると、Side 1がA2でSide 2がA4だ。
A1/A1とはいかなかったが、これだけ若けりゃ、ファースト・プレスで間違いないでしょう。
<追記>
最初の記事を書いた後、どこかでこのレコードのファースト・プレスに関する記事を読んだ気がした。
記憶をたどると、どうもオオヒラさんのブログで読んだんじゃないかと思い出した。
で、探してみると、2020年3月20日付けの『美品の誘惑』という記事を見つけた。
https://geppamen.blog.fc2.com/blog-entry-501.html
オオヒラさんの記事によると、どうやら、うちのはファースト・プレスではないということになるらしい。
うちのはレーベル中央のスピンドル・ホールまわりの部分がプラスチックなっているが(オオヒラさんにならって「プラセンタ―」と呼ぶことにしよう。)、このスピンドル・ホールまわりの部分まで紙で覆われたレーベル(これまたオオヒラさんにならって「紙センター」と呼ぶことにしよう。)が存在していて、それがファースト・プレスだというのである。
確かに、2作目の"Di Doo Dah"のファースト・プレスは紙センターである。
紙質もよりマットな感じで異なっている。
これと同じレーベルが存在するとすれば、確かにそれがファースト・プレスと言えそうだ。
しかし、なんという偶然なのか、オオヒラさんの所有する紙センター・レーベル盤と、ボクの所有するプラセンタ―・レーベル盤は、A2/A4の同一スタンパーなのである。
これはどういうことなんだろう?
次の二つの可能性があると思う。
①同一スタンパーでプレスしている途中で、レーベルを切り替えた。
②紙センターでプレスした後、まだ使用可能だったスタンパーを保存しておいて、後でプラセンタ―で再プレスした。
②なら、うちの盤はセカンド・プレス確定だが、①なら、うちの盤もファースト・プレスと言っていいんじゃないかと思う。
どっちの可能性が高いかなぁ・・・とレーベルを見比べていたら、ボクはあることに気づいた。
"Di Doo Dah"と"Lolita Go Home"は、レーベル・デザイン自体が違うのである。
"Lolita Go Home"は、オオヒラさんの所有する紙センターも含めて、スピンドル・ホールまわりのプラセンタ―用のスペースを確保するかのように繰りぬかれたデザインになっている。
このデザインは、プラセンタ―用のデザインなんじゃ?
つまり、紙センターは残余レーベル使用であって、すでにプラセンタ―がファースト・プレス・レーベルだったんじゃないだろうか。
ということで、ボクは①の可能性が高いと思う。
だから、うちの盤もファースト・プレスでいいんである。
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