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The Clash, London CallingのUKオリジナル [The Clash]

<UKオリジナルに関するオオヒラさんのブログ記事を見つけたので、それを踏まえて、歌詞インナースリーブまたは歌詞インサートについて、いろいろ考えたところを追記しました。>(2022年12月16日22:00)

12月15日は、ポール・シムノン(Paul Simonon)の誕生日である。

ポール・シムノンと言えば、やっぱり、このジャケットが思い浮かぶ。


20221215-01.jpg


1979年12月にリリースされたクラッシュ(The Clash)のサード・アルバム"London Calling"である。

楽器を壊しちゃダメだけど、ロックのもつ衝動が凝縮されたようなこのジャケットは、とても印象的で、強く記憶に残る。

ターンテーブルに載せたのは、もちろん、UKオリジナル(CBS CLASH 3)だ。

当時CBSスタジオにいたエンジニア、ティム・ヤング(Tim Young)のカッティングで、素晴らしい音で鳴る。

マトを確認すると、末尾はA1/B1/C2/D2である。
ちぇっ、オール・マト1じゃないのかよ・・・

しかし、Discogsを確認すると、オール・マト1の登録がない。
登録されているマトでは、うちにあるA1/B1/C2/D2が一番若いんである。
これでいいのか?
そうだといいなー

<追記>

どこかに、"London Calling"のUKオリジナルの判定法が載ってるサイトがないかなと検索したら、なんと、またもやオオヒラさんのブログに辿り着いた。

https://geppamen.blog.fc2.com/blog-entry-507.html

まったく記憶にないのだが、2020年7月19日なんて、多忙をきわめていた時期だからなぁ・・・

それはともかく、どうやらマトはA1/B1/C2/D2が一番若いということで良さそうだ。

それより興味深いのは、歌詞インナースリーブまたは歌詞インサートである。
歌詞インナースリーブには取り出し口の切り込みが異なるものがあり(つまり、二種類あり)、また、歌詞インサートと汎用の白いインナースリーブの組み合わせのパターンもあるというのだ。

うちのは、歌詞インナースリーブで、二枚とも、取り出し口の切り込みがこのタイプのものだった。


20221215-02.jpg


この歌詞インナースリーブをタイプAとしよう。
もう一種類はタイプBとしよう。
そうすると、次の三パターンが存在することになる。

パターン1 タイプAのインナースリーブが付属しているもの。
パターン2 タイプBのインナースリーブが付属しているもの。
パターン3 歌詞インサートと汎用インナースリーブが付属しているもの。

オオヒラさんのもののようにタイプAとタイプBのインナースリーブが混在していることもあるので、混在型まで含めれば、いったい何パターン存在しうることになるんだ?
全部で9パターンか?

気になるのは、この歌詞インナースリーブまたは歌詞インサートの付属パターンのどれかが初盤条件になるのかってことだ。

インサートよりインナースリーブの方が製造コストがかかるだろうから、2枚組で5ポンドだったところから考えれば、当初はインナースリーブ仕様だったものの、コスト面からインサート仕様に変更した可能性が高い気もする。
もっとも、その仕様変更が、リリースより前に行われていたとすると、発売日に店頭に並んだものには、混在型まで含めて全パターンが存在していた可能性がある。
しかも、盤とジャケットとインナースリーブやインサートが別々に製造されて、最後に組み合わされたとすると、もう全部初盤でいいんじゃないかという気もする(笑)

発売日に店頭に並んでいたものが一種類だとすると、それが初盤ということになると思うのだが、さて、真相はどうだったのだろう?
タグ:The Clash
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