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Bee Gees, Spirits Having FlownのUSオリジナル [STERLINGの仕事]

昨日からTLにバリー・ギブ(Barry Gibb)関連のツイートがよく流れてくるなーと思ったら、9月1日が彼の誕生日だったのね。

つられて、なんとなく、聴いちゃったよ。


20220902-1.jpg


ビー・ジーズ(Bee Gees)が1979年にリリースした15枚目のスタジオ・アルバム"Spirits Having Flown"である。
日本盤のタイトルは『失われた愛の世界』だっけ?

このレコードは、そりゃもう、ものすごく売れたし、収録曲は良い曲ばっかりだから、とくにファンじゃなくても、一家に一枚はあるよね(笑)
まぁほとんどは日本盤なんだろうけど、うちのはUSオリジナルである(RSO RS-1-3041)。

両面マト1だが、PRCのコンプトン工場プレスなので末尾CMP-1(PRCW-1とも手書きされている。)で、この時期のRSOの場合、いろんな工場で、工場ごとにマト1があるので、別にマト1だからといって特にありがたいわけでもない。

カッティングは、STERLINGでジョージ・マリノ(George Marino)によって行われたことは、内ジャケに明記されている。


20220902-2.jpg


ここで、ふっと、思い出した。
STERLING刻印にもバリエーションがあるのだが、それをボチボチ整理しようと思っていたんだった。

このレコードのSTERLING刻印は、幅5ミリほどの字間が詰まった刻印である。


20220902-3.jpg


とりあえず、「一人のエンジニアが同時期に違う種類の刻印は使用することはない。」という前提で、整理していこうと思っている。
ってことで、1979年のジョージ・マリノは、幅5ミリのこのSTERLING刻印を使用していたと整理しておきたい。

まぁ、売れに売れたレコードなので、もしかして、ジョージ・マリノ以外のエンジニアがカッティングしている可能性もないわけではないが・・・

このレコードの送り溝に、もし、違う種類のSTERLING刻印を発見した場合には、ぜひ教えてくださいませ。

タグ:Bee Gees
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