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The Miles Davis Quintet, Miles Smilesの謎 [アナログ・コレクターの覚書]

昨日5月26日は、マイルス(Miles Davis)の誕生日だったので、このレコードを聴いていた。


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マイルスが第二期黄金クインテットで1967年にリリースしたアルバム"Miles Smiles"のUSオリジナルである。
1967年なのでモノラルも存在するのだが、ボクが持っているのはステレオ盤(Columbia CS 9401)だ。

盤面は綺麗なのに、ちょっとチリパチが気になったので、昨日の夜から、丁寧に洗浄してはターンテーブルに載せることを繰り返し、今日もこのレコードを聴いている。
チリパチはだいぶ低減してきて、ほぼ気にならなくなった。

このレコード、久しぶりに聴いたのだが、放置している間に溝にゴミがたまるというのも考えにくいので、以前はチリパチの許容範囲が今よりずっと広くて、このぐらいのチリパチは許容範囲内だったんだろうな。
あるいは、当時はボクの洗浄技術が未熟で、これ以上は無理だと諦めたのか(笑)

いずれにしろ、このレコード、ターンテーブルに載せたのは10年ぶりぐらいなのである。

だって、ほら、マイルスは名盤が多いから、ジャズをメインに聴いているわけでもないボクがマイルスを聴こうと思っても、このレコードはなかなか思いつかないのだ。
それに、このジャケット、名盤感が欠片も感じられないじゃないか(笑)
”'Round About Midnight”や"Kind Of Blue"みたいに、名盤オーラを放ちまくっているジャケットだったら、もっとターンテーブルに載せる機会が多くなると思うんだけどさ。

それにもかかわらず、今回は何故このレコードを選んだかと言えば、「5月に聴きたいクインテット」という特集だった先週5月21日のジャズ・トゥナイト@NHK FMで"Footprints"がオンエアされたからである。
一曲聴いたら全部聴きたくなるし、昨日聴いても今日もまた聴きたくなる。
要するに、このアルバムもまた名盤なんである。

それはそうと、このレコードについて、少し不思議なことを発見した。

うちの盤は、マト1C/1Bのテレホート工場プレスなのだが、Discogsを見ると、サンタマリア工場プレスもマト1C/1Bだし、ピットマン工場プレスにもマト1C/1Bがある。
コロンビアって、ラッカーをたくさん切って工場ごとに違うラッカーを送るんだと思ってたけど、昔は違ったのね。

って、不思議なのはそこじゃない。

ピットマン工場プレスにはマト1A/1Aの登録があるのだが、テレホート工場やサンタマリア工場にはマト1A/1Aの登録がない。
まぁ、それだけなら、「存在はするが単に未登録」ってだけかもしれないのだが、実はマト1A/1Aの盤はかなり登録されているのである。
ピットマン工場プレスだと明示されているものもあれば、どこの工場かわからないものもあるが、KCS 9401のカタログ・ナンバーで再発された盤(レーベルは当然2EYEではない。)のマトは、みんな1A/1Aなんである。

2EYEレーベルのCS 9401オリジナルの時代にすでに、ピットマン工場プレスはマト1F/1Fまであるのに、どうしてKCS 9401再発のマトが、みーんな1A/1Aなの?

マト1A/1Aは実はボツ・カッティングで、ホントは廃棄しなきゃいけなかったのに残っていて、再発に近い追加プレスのときに使用されて(2EYEのピットマン工場プレスのマト1A/1A)、そのまま再発で使用された(KSC 9401再発のマト1A/1A)んじゃないかと疑っているのだが、さて、真相やいかに?

タグ:Miles Davis
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