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流石の明菜 [中森明菜]

Guitar magazine(ギター・マガジン)5月号の特集に連動して、先週水曜(4月13日)のTHE TRAD@TOKYO FMのコラボレーション企画は「もっと恋する歌謡曲」だったのだが、そのうえ日曜(4月17日)朝のギター・マガジン・レディオ@TOKYO FMのテーマも(ある意味当然だが)「もっと恋する歌謡曲 延長戦」であった。

そんな特集に触発されて、中森明菜『BEST』(ワーナー・パイオニア L-13030)を引っ張りだした。


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このベスト盤、特に音の良いレコードというわけではないので、一曲一曲をちゃんと聴くならシングルを聴くのだが、なにせシングルはとっかえひっかえがメンドーだ。
まとめて聴くには、ベスト盤が便利である。

それに、特に音が良いわけではないと言っても、うちのシステムでは、ハイレゾロスレスの配信よりもはるかにアナログらしい実在感のある音で鳴る。

おまけに、このジャケットである。
LPサイズのこのジャケットを眺めながら聴くのは、サイコーなのである。

で、何が「流石の明菜」なのかというと、これである。


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うちの盤は、マトが両面1-A-3と見本盤レベルなのだが、このPMにはちょっと吃驚した。
6S23ということは、CBS SONYのプレス工場で、1986年2月に最初に使用されたスタンパーで3月にプレスされたことを意味する。
このベスト盤の発売日は、1986年4月1日だから、このスタンパーが最初に使用された2月というのは前々月ということになる。
1日発売ということを考えても、1986年といえば、すでにCDも同時発売されているから、前々月からアナログ盤のプレスを始める必要があったというのは、当時の彼女の破竹の勢いを実によくあらわしていると言えるんじゃないだろうか。

「流石の明菜」なのである。

タグ:中森明菜
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