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Michael Franks, Tiger in the RainのUSオリジナル [STERLINGの仕事]

トラ・ジャケというと、このレコードもすぐに思い浮かんだのだが、ボクのTLには流れてこなかった。


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マイケル・フランクス(Michael Franks)が1979年にリリースした5thアルバム"Tiger in the Rain"である。

トラがわかるように拡大してみよう。


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アンリ・ルソーの油絵『熱帯嵐のなかのトラ』を使用したいわゆる名画ジャケなので、トラ・ジャケの仲間に入れてもらえなかったのかな?
でも、ボクはこまかいことはあんまり気にしない。
これもトラ・ジャケでいいんである(笑)

このアルバム、ボクが持っているのは、もちろんUSオリジナル(Warner Bros. Records BSK 3294)だ。
1979年なので、すでにレーベルはバーバンクから白いノート・レーベルに切り換わっている。
これがファースト・プレスのレーベルである。


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うちの盤は、キャピトルのロサンジェルス工場プレスで、マトはLW2/LW4だ。
Discogsにもこれより若いマトは登録されていないので、LW1/LW1とかが存在するのかはわからない。
(ウィンチェスター工場のWW1/WW1やジャクソンヴィル工場のJW2/JW2が存在するのは、Discogsで確認できるが、先にロサンジェルス工場向けのがカッティングされたためにボツが出てマトが進み、ウィンチェスター工場やジャクソンヴィル工場向けのはその後でカッティングされたためにマトが進んでいないという可能性もあると思う。)

カッティングはSTERLINGで行われていて、両面にSTERLING刻印がある。
音はすこぶる良い。

内容もとても良い。
いつもながら楽曲が粒ぞろいで、甘く優しいマイケルのボーカルが堪能できる。

マイケル・フランクスって、AORだと思って聴いていたのだが、Wikiのジャンル分けだとJAZZに分類されてるのね。
確かに、このアルバムも、ケニー・バロン(Kenny Barron)、ロン・カーター(Ron Carter)、バッキー・ピザレリ(Bucky Pizzarelli)、デイヴィッド・サンボーン(David Sanborn)などの名うてのジャズ・ミュージシャンが脇を固めているから、AORの中ではかなりJAZZ寄りではある。

でも、これ、JAZZかなぁ?
まぁ、JAZZだと思ってきけば、確かにそうか。

ラストにおさめられた"Lifeline"て曲が大好きなんだけど、この曲はJAZZじゃないよねぇ?

     ♪ You are my lifeline...
     ♪ Now I'm sailing toward the island of your love

ボクのライフラインはどこにいるんだろう?(笑)

タグ:Michael Franks
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