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Sylvia Vrethammar, Stardust & Sunshine [アナログ・コレクターの覚書]

シルヴィア・ヴレタマー(Sylvia Vrethammar)のことは、去年のベースの日(11月11日)に、THE TRAD@TOKYO FMでハマくんが選曲した"Mrs. Robinson"で知った。

シルヴィアのボーカルも良かったが、さすがベースの日のハマくんの選曲、マッズ・ヴィンディング(Mads Vinding)のベースがとにかく凄い。
(ちなみに、ドラムはエド・シグペン(Ed Thigpen)。)





ボクは速攻でDiscogs検索して、"Mrs. Robinson"が収録された1975年のアルバム"Stardust & Sunshine"のスウェーデン・オリジナル(Sonet SLP-2565)を発注していた。
(といっても、Discogsを見る限り、同時発売されたカセットがあるだけで、再発も各国盤も存在しないし、CD化もされていない。とはいえ、Spotifyでは聴けるようになっているので、音源自体は気軽に聴ける。)

一週間ほどで到着したあと、この"Stardust & Sunshine"というレコードは、ボクの愛聴盤のひとつになった。

シルヴィアのボーカルが良いのはもちろんだが、収録曲12曲中8曲で聴けるマッズ・ヴィンディングのベースが良い。
タイトル曲的位置づけだと思われるA3のスタンダード"Stardust"とB2のスティーヴィー・ワンダー(Stievie Wonder)のカバー"You Are The Sunshine Of My Life"、それからB5の"Great Day"で聴けるヤン・アラン(Jan Allan)のトランペットにも痺れる。
B4の"Here's That Rainy Day"のトゥーツ・シールマンス(Toots Thielemans)のハーモニカも良い味を醸し出している。

メトロノーム・スタジオでの、オーバーダビングいっさいなしのライブ録音なので、鮮度感が高く良音だというのも、頻繁にターンテーブルに載せたくなる理由の一つだ。

しかーし、前所有者も気に入って聴きこんだらしく、ちょっとチリパチが気になってたんだよねぇ・・・

それに、マトがね・・・
B面は末尾無しなのだが、A面はA-2なのだ。
Discogsに出てるマトもA-2/Bだし、再発がまったくないってことはそんなに売れなかったレコードだと思うので、このマトしかないんじゃないかとは思ったのだが、それでも少し気になる。

ってことで、もう一枚買ってみた(笑)


20210506.jpg


艶消しのラミネートが施されたジャケットもなかなか素晴らしいと言いたいところなのだが、シルヴィアの写真はともかく、アルバム・タイトルをイメージしたんだろうけど、このデザインはかなりトホホだよねぇ・・・

内容は素晴らしいんだから、ジャケットがもうちょっとセンス良ければ売れたんじゃないかと思ったり(笑)

さて、肝心のマトのほうだが、やっぱりA-2/Bだった。
これしか存在しないのかもなー

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