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色つきの女でいてくれよ [思いを馳せる]

思いを馳せるべきレコードを手に入れた。

ザ・タイガースが「同窓会」と銘打って行った再結成の際にリリースした『色つきの女でいてくれよ』(JULIE 7DX1160)である。


20200907-01.jpg


PSには、サインペンで「THE TIGERS 岸部一徳」と書かれている。
でも、何故、一徳さんだけなんだろう?

当時は「推しメン」なんて概念はなかったし(まぁ、誰が一番好きってのは、もちろんあったんだろうけど、それがシステム化された「推しメンのサインだけもらうサイン会」なんてのはなかったはず)、イベントでサインをもらうなら、全員のサインだよねぇ。

なんか、すごーく個人的なルートでもらったサインだったりして。
いろいろ妄想してしまうのである(笑)


それはそうと、久しぶりに聴いてみたら、この歌、けっこう刺さる。


     ♪ さよなら ぼくの美少女よ
     ♪ きりきり舞いの美少女よ
     ♪ いつまでも いつまでも
     ♪ 色つきの女でいてくれよ


「さよなら」って言うんだから、「ぼく」を「きりきり舞い」させた美少女は、「ぼく」のもとを去っていくんだな。

記憶ってのは色褪せていくもんだから、彼女の記憶だって、色褪せてしまうのは必然。

色褪せないでくれと願ったって(「色つきの女でいてくれ」ってそういうことだよね?)、それは無理な話というもの。

だいたい、色褪せてくれなかったら、次の人にいけないじゃん。

ん?次の人に無理に行く必要なんてないのか?


そこでふっと、映画『いま、会いにゆきます』を思い出した。

巧にとって澪の記憶は、一生色褪せないだろう。

巧は心からそれを望んでいるし、その願いはきっと叶う。


さて、ボクをきりきり舞いさせた彼女の記憶は、果たして色褪せるんだろうか?

もうずいぶん会っていないが、いまのところ、まだ、まったく色褪せていない(笑)

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