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許されない愛 [ジャケ買い倶楽部]

「ジャケ買い?それを知らないわけないだろ~」って声が聴こえてきそうだが、知らなかったんだから仕方ない。

沢田研二さんのソロになって二枚目のシングル『許されない愛』(Polydor DR 1679)である。


20191031-01.jpg


このシングルがリリースされたのは1972年3月だ。
歌詞の内容からいっても、当時9歳だったボクが興味をもつはずもないじゃないか(笑)

前にも書いたことがあるが、『時の過ぎゆくままに』は、ボクにとって楽曲的にもジャケット・アート的にも昭和歌謡における不動のナンバー・ワンではあるのだが、だからといって沢田研二さんの熱心なファンかと言えば、そういうわけでもないのである。

知らなくても当然なのだ(完全に開き直る 笑)

それにしても、このシングルのジャケットは良い。
日本のシングルにしては珍しく、スリーブの形(つまり袋状)になっている。

ひっくり返せば、ほらこの通り、折り返しが見える。


20191031-03.jpg


さらに、特筆すべきは、(すでに上の写真でわかったかもしれないが)テクスチャー加工がされている点である。
テクスチャーがはっきりわかるように、もう少し近づいてみよう。


20191031-02.jpg


いやぁ、ホントに素晴らしいっ!

しかも、このシングル、ロンドン録音である。
なんだか昭和時代のロンドンの空気がパッケージされている気がする(笑)

楽曲自体も悪くないが、ボクはアレンジがすごく気に入った。
左チャンネルで鳴っているオルガンが、実に効果的でかっこいいのである。

レコードを聴きながら、「許されない愛」という言葉にリンクしてふっと甦る記憶をたどる。


     ♪ 忘れられないけど 忘れようあなたを
     ♪ めぐり逢う時が 二人遅すぎた


「めぐり逢う時」自体は、遅すぎたわけじゃない気がするなぁ・・・

タグ:沢田研二
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