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Hall & Oates, H2Oの日本盤 [アナログ・コレクターの覚書]

先日、ぶらりと寄ってみた近所のレコード屋で、ホール&オーツ(Daryl Hall & John Oates)"H2O"の日本盤見本盤を手に入れた。


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「これ、ホントに欲しいのか?」と自問自答しつつ、「見本盤」とか「プロモ」とかいう言葉に、すこぶる弱くなっている今日この頃なのである(笑)
まぁ、でも、高ければ思いとどまるんだが、これは安かったしね。

で、ジャケに見本盤シールが貼ってあるだけでなく、レーベルにもちゃんと「見本盤」と印刷してある。


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Runoutを見ると、A 111/B 111だ。
手持ちの日本盤はA 117/B 116だったから、流石見本盤である。

盤自体は通常盤と同じく半透明盤で、透け方もまったく同じだ。
ってことで、2枚並べて撮ってみた。


20180813-3.jpg


音は日本盤らしい優等生的なものだが悪くない。
というか、ずっと日本盤で聴いてきたので、こっちのほうが慣れ親しんだ音ではある(笑)
RLカットでキレッキレのUSオリジナルではなく、日本盤を聴きながら昔を懐かしみたい日もある(かもしれない)。

っていうか、そんなことより、前の"H2O"に関する記事の中で一つ訂正しなければならないことを発見したのだった。


20180813-4.jpg


背表紙を基準にして撮ってみたので、この写真でわかるだろうか。
帯付きが前から持ってた日本盤で、上に載ってるのが見本盤だ。


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ひっくり返すとこんな感じ。

そう、前の記事でボクは、「日本盤は、ジャケットの表裏どちらも90度間違えている」と書いたが、日本盤も最初はUS盤と同じだったのである。
つまり、「90度間違えた」のではなく、後から「あえて90度ずらした」んだと思う。

でも、どうしてこんな変更をしたんだろう?
なにか手がかりがないかとジャケを眺めていて、ボクはあることに気づいた。

この謎は、日本盤にあって、US盤にないものに気づくと解けるのだ(そんな大げさなもんじゃない 笑)

それは、これである。


20180813-7.jpg


日本盤は裏ジャケの下部、二人の顎の下の間に、曲名がクレジットされているのである。
そのため、US盤と同じ仕様だと困ったことが起こってしまう。


20180813-6.jpg


この写真でおわかりいただけるだろう。
そう、US盤と同じ仕様の初盤ジャケだと、せっかくの曲名クレジットが帯で隠れて見えなくなってしまうのである。

そんなわけで、「あえて90度ずらした」んじゃないかと思うのである。
これできっと正解だよね?

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