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シングル・マン [RCサクセション]

昨日5月2日が忌野清志郎さんの命日だということもあり、22時からBSプレミアムで「名盤ドキュメントRCサクセション『シングル・マン』」という番組が放送された。

番組は、影響を受けたミュージシャン等の曲解説に、親交のあったミュージシャン(CHABOさん、陽水さん、ムッシュさんも出てくる)やプロデューサーの多賀英典さん等へのインタビューによって明かされる当時のエピソードなどを織り交ぜて進む。

その流れの中に、当時レコーディングに参加したドラマーの西哲也さん・アレンジャーの星勝さん・エンジニアの茂木省造さんにサンプラザ中野くんが加わって、「うわの空」「やさしさ」「甲州街道はもう秋なのさ」の、マルチトラックテープをさまざまに再生しながらの楽曲解剖が放り込まれる。
これが実に興味深かった。

一度完了したトラックダウンをアレンジャー抜きでやり直したってのはビックリだったなぁ。
プログレ・アレンジの「甲州街道はもう秋なのさ」、フルで聴いてみたいぞ。


RCサクセションについては、ボクはコアなファンというわけではなかった。
でも、その一方で特別な思い入れもある。

ボクが上京したのは1982年4月のことなのだが、それから10年ほど住むことになったのが、RCサクセション(というか忌野清志郎さん?)にゆかりのある国立市だった。
そんなこともあって、上京してすぐに、アルバム「シングル・マン」を買った。

「PLEASE」や「BLUE」は、友人から借りたレコードをカセットテープに録音して持っていたから、聴いたことがないサード・アルバムを買うことにしたんだと記憶している。

借りてカセットに録音したものより、自分で買ったレコードのほうが、当然のことながらよく聴く。
ってことで、ボクにとって、「シングル・マン」というアルバムは、RCサクセションのアルバムの中でも一番聴いたアルバムだった。
それこそ溝が擦り切れるほど聴いたのである。

そういえば、生まれて初めて行ったロック・コンサートも、RCサクセションの武道館だったなぁ。

コアなファンというわけではなかったが、RCサクセションそしてとくに「シングル・マン」というアルバムは、ボクの青春の1ページに、確実にしかもかなり色濃く刻まれているのである。

さて、昨日リリースされた新リマスターCD、どうしようかなぁ・・・


RCサクセション シングル・マン+4


e-onkyoからハイレゾもDLできるんだけど、高い・・・

http://www.e-onkyo.com/music/album/uml00600406589934/


とりあえず、アナログをひっぱり出して聴きながら、考えよう。
(倉庫にあるので、これから取りにいってきます 笑)

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