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I'm dreaming of a White Christmas♪ [アナログ・コレクターの覚書]

クリスマス・イヴである。
クリスマス気分を盛り上げるために、こんな動画を観てみる。





マイケル・ブーブレ(Michael Bublé)とビング・クロスビー(Bing Crosby)の競演である。
なかなか、面白いじゃないか(笑)
2012年のクリスマス特別番組の映像のようだが、最近のテクノロジーって凄いなぁ。

せっかくなので、ビング・クロスビーの"White Christmas"を聴こうと、このレコードを引っ張りだした。


20221224-03.jpg


1955年にモノラルでのみリリースされたクリスマス・アルバム"Merry Christmas"の、これは1960年頃にリリースされたUSステレオ盤(Decca DL 78128)だ。
もちろん、リアル・ステレオではなく、疑似ステレオである。
まぁ、でも、気持ち悪くなるような音ではなく、エコーのかかったモノラルといった風情で聴ける。

それより、おもしろいのは、ここである。


20221224-04.jpg


"For proper Stereo reproduction use RIAA equalization setting."とある。
この書きぶりからして、モノラルの方には書いてないんだろうなと思いながら、同時期にリリースされたモノラル盤の裏ジャケットをDiscogsで確認してみたが、やっぱり書いてなさそうだ(解像度の低い画像しかないので、ちっちゃい字で書いてあったらわからないが、まぁ、ないだろう)。

Mercuryも、ステレオにはRIAAセッティングで再生しろと書いてあるのに、モノラルの方には書いてない。

そうかと思えば、Blue Noteなんかは、ステレオはもちろん、モノラルにも、RIAAカーブで再生しろと書いてある。

この違いの背後には、いったいどんな事情があるんだろうか?
実に興味深いのである。

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