SSブログ

白いだけではない―Johnny Mathis, HeavenlyのUSオリジナルWLP [アナログ・コレクターの覚書]

昨日のサンデー・ソングブックで、ジョニ―・マティス(Johnny Mathis)の"Gina"がかかった。

リクエストに応えたものだったのだが、達郎さん曰く、「日本の放送局ではあまりかからないので、啓蒙的な意味合いも込めて」とかなんとか・・・

なるほど、ならばボクも啓蒙的な意味合いも込めて紹介しよう。

と言いたいところだが、実は、ジョニ―・マティスって名前ぐらいしか知らない(笑)
なので、紹介なんてとんでもない。
むしろ、啓蒙されるほうなんである。

うん、"Gina"って、なかなか良い曲だな。

そういえばジョニー・マティスのレコード、確か一枚持っていたはずだ。
50年代コロンビアの6eyeのWLPだという、ただそれだけの理由で買ったものだが。
(そういうことあるよね?)

買ったときに一度聴いただけで棚に放り込んでしまったレコードを引っ張り出す。
"Heavenly"(Columbia CL 1351)は1959年の夏にリリースされたアルバムで、WIKIによるとUSチャートでナンバーワンに到達したものらしい。
売れたアルバムなのね。
ってことは名盤?(笑)


20210125-1.jpg


いまのMONO再生セッティング(ortofon CG 25 Di MK II→ST-M25→合研GK05monoLP)のおかげか、なんだかとんでもなく良い音で鳴っている(もちろん、コロンビア・カーブで再生)。

ジョニ―・マティス、良いではないか。
すっかり啓蒙されそうである(笑)

ちなみに、この頃のWLPは、ただ白いだけではない。


20210125-2.jpg
20210125-3.jpg


この頃はまだジャケットにTiming Stripが貼られたりしていないかわりに、レーベルに楽曲ごとの時間表記がある。
Discogsで確認したところ、通常盤レーベルには時間表記はない。

USコロンビアの通常盤レーベル上に楽曲ごとの時間表記があらわれるのは70年頃からだろうか。
マイルス(Miles Davis)なら"Bitches Brew"、ディラン(Bob Dylan)なら"Self Portrait"あたり?

な~んてことにあらためて気づいたのであった(笑)

タグ:Johnny Mathis
コメント(0) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント