ふしぎなプロモ [Carpenters]
ふしぎなプロモを手に入れた。
カーペンターズ(Carpenters)”Now & Then”のUS盤(A&M Records SP-3519)プロモである。
このレコードのUS盤を買うのはこれで6枚目になる(プロモも2枚目になる)が、好きだから、いいのだ(笑)
それに何と言っても「ふしぎなプロモ」(以下「ふしぎなプロモ」と呼ぶことにする。)である。
買わないという選択肢はない。
このプロモ、どこが不思議かといえば、すでに持っているプロモ(以下「通常プロモ」と呼ぶことにする)といろいろ違っているのである。
まずはレーベルだ。
通常プロモはこうなっている。
ふしぎなプロモはこうである。
そう、A&Mロゴの下に”PROMOTION COPY NOT FOR SALE”がない。
まぁ、この記載がないだけなら、単純なミスということも考えられるが、他にも少し違っているところがある。
たとえば、Side 1では、スピンドルホール上下のスペースがずいぶん違う。
どーも単純なミスとも思えない。
それに、レーベル以外のところも、あれこれ違うのだ。
Side 2の溝を見てみよう。
通常プロモはこうなっている。
ラジオ局が使いやすいようにバンドが切ってある。
ふしぎなプロモはこうである。
通常盤と同じように、バンドが切られていない。
「要するに通常盤と同じなんでしょ?」と思った貴方!
違うんである。
通常プロモのMatrixは、次のようなものだ。
Side A: A+M SP3555-M1 -EX (MR) Δ17883(5)
Side B: A+M SP3556(DJ VERSION)-M2 (MR) Δ17936(3)
ふしぎなプロモのMatrixは次のようなものである。
Side A: SP3555
Side B: SP3556
ウソではない。
ホントにこれだけだ。
SPの前のA+Mさえない。
で、通常プロモより、さらに鮮度の高い音がする。
何だこれ?
一番不思議なのは、Runoutのどこにも製造工場を示す刻印がなく、しかも、レーベル形状が、この時期にA&Mが使っていたどの工場のものとも一致しないことだ。
この縁が少し隆起したレーベル形状ってどこだ?
知らないぞ・・・
「フェイクなんじゃないの?」と思った貴方!
ボクも一瞬そう思ったのである。
しかし、こんな売れまくってゴロゴロしているレコードなんか、フェイクを作るとも思えない。
マニア向けにプロモ・オンリーのフェイクとかならありうるかと一瞬思ったが、そんなもの元がとれるほど売れるとも思えない。
それに、音は確かに、以前から持っていたプロモより鮮度が高いのだ。
しかも、入っていたジャケットの鮮明度も、以前から持っていた5枚のどれよりも高い。
(車の中のリチャードとカレンの顔がどれよりもはっきりわかる。)
そもそも、紙質が違っていて、通常盤のジャケットよりも上質っぽいが薄く、大きさも数ミリだが小さい。
重量を計ってみると、以前から持っていたものが210g~230gぐらいなのに対して、185gしかないのだ。
どーも、試作品の匂いがする。
まぁ、ただの直感だけど(笑)
ちなみに、音の方は、鮮度が高いというだけではなく、かなり違っている。
ミックス違いに聴こえるくらい違う。
ただ、ミックス違いと断定できるようなところはいまのところ発見できていないので、マスタリング違いなだけかもしれないが、少なくとも、かなり大袈裟に違うことだけは確かである。
というわけで、ボクはこの「ふしぎなプロモ」、テストプレスとWLPの中間的なものの気がしているんだが、どうだろう?
平成最後の日に、ツイッターのTLで数多の教えをいただいている廃盤廃人界重鎮の方々(昨日、関東では天上会議が開かれたとのこと。おそろしやおそろしや 笑)の審判を乞うのである。
カーペンターズ(Carpenters)”Now & Then”のUS盤(A&M Records SP-3519)プロモである。
このレコードのUS盤を買うのはこれで6枚目になる(プロモも2枚目になる)が、好きだから、いいのだ(笑)
それに何と言っても「ふしぎなプロモ」(以下「ふしぎなプロモ」と呼ぶことにする。)である。
買わないという選択肢はない。
このプロモ、どこが不思議かといえば、すでに持っているプロモ(以下「通常プロモ」と呼ぶことにする)といろいろ違っているのである。
まずはレーベルだ。
通常プロモはこうなっている。
ふしぎなプロモはこうである。
そう、A&Mロゴの下に”PROMOTION COPY NOT FOR SALE”がない。
まぁ、この記載がないだけなら、単純なミスということも考えられるが、他にも少し違っているところがある。
たとえば、Side 1では、スピンドルホール上下のスペースがずいぶん違う。
どーも単純なミスとも思えない。
それに、レーベル以外のところも、あれこれ違うのだ。
Side 2の溝を見てみよう。
通常プロモはこうなっている。
ラジオ局が使いやすいようにバンドが切ってある。
ふしぎなプロモはこうである。
通常盤と同じように、バンドが切られていない。
「要するに通常盤と同じなんでしょ?」と思った貴方!
違うんである。
通常プロモのMatrixは、次のようなものだ。
Side A: A+M SP3555-M1 -EX (MR) Δ17883(5)
Side B: A+M SP3556(DJ VERSION)-M2 (MR) Δ17936(3)
ふしぎなプロモのMatrixは次のようなものである。
Side A: SP3555
Side B: SP3556
ウソではない。
ホントにこれだけだ。
SPの前のA+Mさえない。
で、通常プロモより、さらに鮮度の高い音がする。
何だこれ?
一番不思議なのは、Runoutのどこにも製造工場を示す刻印がなく、しかも、レーベル形状が、この時期にA&Mが使っていたどの工場のものとも一致しないことだ。
この縁が少し隆起したレーベル形状ってどこだ?
知らないぞ・・・
「フェイクなんじゃないの?」と思った貴方!
ボクも一瞬そう思ったのである。
しかし、こんな売れまくってゴロゴロしているレコードなんか、フェイクを作るとも思えない。
マニア向けにプロモ・オンリーのフェイクとかならありうるかと一瞬思ったが、そんなもの元がとれるほど売れるとも思えない。
それに、音は確かに、以前から持っていたプロモより鮮度が高いのだ。
しかも、入っていたジャケットの鮮明度も、以前から持っていた5枚のどれよりも高い。
(車の中のリチャードとカレンの顔がどれよりもはっきりわかる。)
そもそも、紙質が違っていて、通常盤のジャケットよりも上質っぽいが薄く、大きさも数ミリだが小さい。
重量を計ってみると、以前から持っていたものが210g~230gぐらいなのに対して、185gしかないのだ。
どーも、試作品の匂いがする。
まぁ、ただの直感だけど(笑)
ちなみに、音の方は、鮮度が高いというだけではなく、かなり違っている。
ミックス違いに聴こえるくらい違う。
ただ、ミックス違いと断定できるようなところはいまのところ発見できていないので、マスタリング違いなだけかもしれないが、少なくとも、かなり大袈裟に違うことだけは確かである。
というわけで、ボクはこの「ふしぎなプロモ」、テストプレスとWLPの中間的なものの気がしているんだが、どうだろう?
平成最後の日に、ツイッターのTLで数多の教えをいただいている廃盤廃人界重鎮の方々(昨日、関東では天上会議が開かれたとのこと。おそろしやおそろしや 笑)の審判を乞うのである。
タグ:Carpenters
結論を伺いたいです(笑)。
by お名前(必須) (2020-09-03 08:53)
廃盤廃人界重鎮の2名がうちに遊びに来てくれたときに、盤やジャケを見てもらって、音も聴いてもらったのですが、プロモのテストプレスみたいなものっぽいけど、よくわからんという結論でしたw
by 想也 (2020-09-04 01:14)