弘法じゃないのでしばしば筆を誤る [アナログ・コレクターの覚書]
「ホテル・カリフォルニアへの長い旅」の続編は、準備が整うまでにもうすこし時間がかかりそうなので、それまではボチボチ小さな話題でも提供することにしよう。
今日はレコードの日である。
レコード・ショップに繰り出したいのはやまやまなのだが、なにせ重度障害のある子どもと二人暮らしのボクに、そんな都合よく自由な時間が作れるはずもない。
こういうイベントは、指を咥えて見ているしかないのである(涙)
しかし、イベントにあわせてレコード・ショップに繰り出すことはできないとしても、なんとか時間をつくり自分の都合に合わせて漁盤(「猟盤」というとなんだか肉食系で、基本的に安レコ掘りばかりしているボクのイメージに合わないので、あえてこっちの字で 笑)に出掛けることはできる。
ってことで、数日前、ちょこっと出掛けてきた。
そこでの出来事である。
レコ掘り達人であればめったにミスもおかさないだろうが、たまにしか漁盤に行けないボクはわりと頻繁にミスをおかす。
弘法じゃないのでしばしば筆を誤るのである(笑)
さて、本題に入ろう。
レコード・ショップの新着コーナーで見つけたのは、このレコードである。
エアロスミス(Aerosmith)の"Toys in the Attic"(Columbia PC 33479)だ。
このレコード、以前にも話題にしたことがあって、そのときは「所有盤がUSオリジナル初盤でよかった」みたいなことを書いたのだが、その後、ツイッター上のやりとりで、どうやらボクの所有盤は初盤ではないということがわかった。
まぁ、エアロスミスにそれほど思い入れがあるわけではないので、初盤でなくてもいいやと半分思いつつ、初盤道場の門下生としては、それでもどこかに初盤が転がってないかなーと探してはいた。
で、今回発見したこのレコードだ。
タグには、「PC規格初版 USオリジナル」と書いてある。
すかさず、ひっくり返して裏を見る。
重要なのは、右上のカタログ番号の上にコロンビアのロゴが存在しないことである。
よし! ない!
見た通り、ボロい。
ボロいので安い。
750円である。
逆に、これだけボロくても750円というのが、USオリジナル初盤ということか(笑)
もっとも最近のボクはこのボロさに惹かれるところがあるので、そのときは、「この一枚を掘り出したってだけで、今日漁盤に来た甲斐があったってもんだ」くらいの気持ちだった。
ほかに掘り出した2000円前後の数枚についてはきっちり検盤したが、これについては検盤もしなかった。
下手に検盤して盤に傷がついているのを発見したりすると、その場で思わずキャンセルしてしまい、後になって、「あの値段だったら別に傷があっても買っとけばよかった」なんて思うことがしばしばあるからだ。
家に帰ってあらためてジャケットを眺めると、今回入手した盤は微妙にテクスチャーがかかっているように見える。
それがこのエイジド感を醸し出す要因になっているようだ。
それで、ますます気に入ったのだが、盤をみると・・・
レーベルの違和感より、RunoutのMatrix末尾が1A-2HK/1A-2Gとわけがわからんうえに、TML刻印がない!
よくよくレーベルを見ると・・・
まにゅふぁくちゃーど・ばい・しーびーえす・れこーず・かなだぁ?
カナダ盤かよっ!
もう一回ジャケをしげしげとみてみると、裏ジャケ下部にもカナダ製であることのクレジットを発見。
でも、このスレまくって消えかかってるのをレコ屋で発見しろというのは、老眼の身には酷である。
ちなみに、音のほうをさっき聴いてみたのだが、USオリジナルの素晴らしさをあらためて再確認させてくれるものだった。
(要するにカナダ盤はしょぼい 笑)
まぁ、いっかー
750円だし。
っていうか、この小道具にでも使えそうな絶妙のエイジド感があるジャケットだけでも、750円の価値はあるか。
うん、そんな気がしてきた。
という、なんだかビミョーなレコードの日なのであった(笑)
今日はレコードの日である。
レコード・ショップに繰り出したいのはやまやまなのだが、なにせ重度障害のある子どもと二人暮らしのボクに、そんな都合よく自由な時間が作れるはずもない。
こういうイベントは、指を咥えて見ているしかないのである(涙)
しかし、イベントにあわせてレコード・ショップに繰り出すことはできないとしても、なんとか時間をつくり自分の都合に合わせて漁盤(「猟盤」というとなんだか肉食系で、基本的に安レコ掘りばかりしているボクのイメージに合わないので、あえてこっちの字で 笑)に出掛けることはできる。
ってことで、数日前、ちょこっと出掛けてきた。
そこでの出来事である。
レコ掘り達人であればめったにミスもおかさないだろうが、たまにしか漁盤に行けないボクはわりと頻繁にミスをおかす。
弘法じゃないのでしばしば筆を誤るのである(笑)
さて、本題に入ろう。
レコード・ショップの新着コーナーで見つけたのは、このレコードである。
エアロスミス(Aerosmith)の"Toys in the Attic"(Columbia PC 33479)だ。
このレコード、以前にも話題にしたことがあって、そのときは「所有盤がUSオリジナル初盤でよかった」みたいなことを書いたのだが、その後、ツイッター上のやりとりで、どうやらボクの所有盤は初盤ではないということがわかった。
まぁ、エアロスミスにそれほど思い入れがあるわけではないので、初盤でなくてもいいやと半分思いつつ、初盤道場の門下生としては、それでもどこかに初盤が転がってないかなーと探してはいた。
で、今回発見したこのレコードだ。
タグには、「PC規格初版 USオリジナル」と書いてある。
すかさず、ひっくり返して裏を見る。
重要なのは、右上のカタログ番号の上にコロンビアのロゴが存在しないことである。
よし! ない!
見た通り、ボロい。
ボロいので安い。
750円である。
逆に、これだけボロくても750円というのが、USオリジナル初盤ということか(笑)
もっとも最近のボクはこのボロさに惹かれるところがあるので、そのときは、「この一枚を掘り出したってだけで、今日漁盤に来た甲斐があったってもんだ」くらいの気持ちだった。
ほかに掘り出した2000円前後の数枚についてはきっちり検盤したが、これについては検盤もしなかった。
下手に検盤して盤に傷がついているのを発見したりすると、その場で思わずキャンセルしてしまい、後になって、「あの値段だったら別に傷があっても買っとけばよかった」なんて思うことがしばしばあるからだ。
家に帰ってあらためてジャケットを眺めると、今回入手した盤は微妙にテクスチャーがかかっているように見える。
それがこのエイジド感を醸し出す要因になっているようだ。
それで、ますます気に入ったのだが、盤をみると・・・
レーベルの違和感より、RunoutのMatrix末尾が1A-2HK/1A-2Gとわけがわからんうえに、TML刻印がない!
よくよくレーベルを見ると・・・
まにゅふぁくちゃーど・ばい・しーびーえす・れこーず・かなだぁ?
カナダ盤かよっ!
もう一回ジャケをしげしげとみてみると、裏ジャケ下部にもカナダ製であることのクレジットを発見。
でも、このスレまくって消えかかってるのをレコ屋で発見しろというのは、老眼の身には酷である。
ちなみに、音のほうをさっき聴いてみたのだが、USオリジナルの素晴らしさをあらためて再確認させてくれるものだった。
(要するにカナダ盤はしょぼい 笑)
まぁ、いっかー
750円だし。
っていうか、この小道具にでも使えそうな絶妙のエイジド感があるジャケットだけでも、750円の価値はあるか。
うん、そんな気がしてきた。
という、なんだかビミョーなレコードの日なのであった(笑)
タグ:Aerosmith
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