果てしない暗闇の先に [ETC]
今日(もう昨日かな?)の朝日新聞の夕刊に、「自閉症の息子へ そのままでいい」という記事が出ていた。
その記事は、相模原の事件のあと、自閉症のお子さんをもつ父親がフェイスブックに投稿した詩が反響を呼び、明日(もう今日か)、「障害を持つ息子へ~息子よ。そのままで、いい。~」という1冊の本が出版されるということを伝えていた。
自分の子供に重い障害があることがわかったとき、その現実を簡単に受け入れられる人はきっといない。
現実をありのままに受け入れることができるようになるまでには、長い時間がかかる。
少なくとも、ボクはそうだった。
どんな思いに至って、現実を受け入れることができるようになるのかは、人それぞれ違うんだと思う。
この記事の父親は「誰もが次第に体が不自由になってゆく」「健常者と障害者は、なだらかにつながっている」ということに思い至り、お子さんのことを「そのままで、いい」と受け入れられるようになったという。
ユウの障害と正面から向き合うことを決めたときから、ボクがずっと考え続けたのは違うことだった。
ボクは、「障害を持つ子が生まれてくる意味」をずっと考え続けていた。
右も左もわからない果てしない暗闇の中でもがきながら、ボクが辿り着いた答えは、「彼らは僕らに大切なことを気づかせるために生まれてくるのだ」ということだった。
彼らの前に立てば、自分の心がどれほど汚れているかに気づく。
自分の優しさは本物なのかを考える。
自分の強さは本物なのかを考える。
彼らにどう向き合うかが、僕らの人間としての格を示す。
僕らは彼らに試されている。
そう、ボクはいつだって、ユウに試されている。
一点の濁りもない澄んだ瞳に見つめられながら、ボクはいつだって、本物の優しさや強さを手に入れようともがいている。
現在(いま)の自分の限界は見失わない。
でも、未来の自分に限界は置かない。
果てしないと思っていた暗闇も、いつしかどこかに消え去って、ボクの頭上には青空が広がっていた。
先日、sa-saraさんのつぶやきがきっかけで聴いたこの曲で、当時のことを思い出してちょっと泣いちゃったりしたんだよなぁ・・・
♪ 果てしなく広がる闇に
♪ 泣きたい日もあるから
♪ 途方に暮れて惑う夜も
♪ 涙雨に濡れて
♪ 大丈夫
♪ こんな思いは 悲しい気持ちは
♪ 長くは続かないから
♪ 心配ないよ 怖くはないよ
♪ そう言ってほしいんだ
♪ ボクの手握りながら
larmelala(ラルムララ)さんの切なさが溢れるヴォーカルを優しく包み込むようなsa-saraさんのアレンジは、まさに愛そのものだ。
その記事は、相模原の事件のあと、自閉症のお子さんをもつ父親がフェイスブックに投稿した詩が反響を呼び、明日(もう今日か)、「障害を持つ息子へ~息子よ。そのままで、いい。~」という1冊の本が出版されるということを伝えていた。
自分の子供に重い障害があることがわかったとき、その現実を簡単に受け入れられる人はきっといない。
現実をありのままに受け入れることができるようになるまでには、長い時間がかかる。
少なくとも、ボクはそうだった。
どんな思いに至って、現実を受け入れることができるようになるのかは、人それぞれ違うんだと思う。
この記事の父親は「誰もが次第に体が不自由になってゆく」「健常者と障害者は、なだらかにつながっている」ということに思い至り、お子さんのことを「そのままで、いい」と受け入れられるようになったという。
ユウの障害と正面から向き合うことを決めたときから、ボクがずっと考え続けたのは違うことだった。
ボクは、「障害を持つ子が生まれてくる意味」をずっと考え続けていた。
右も左もわからない果てしない暗闇の中でもがきながら、ボクが辿り着いた答えは、「彼らは僕らに大切なことを気づかせるために生まれてくるのだ」ということだった。
彼らの前に立てば、自分の心がどれほど汚れているかに気づく。
自分の優しさは本物なのかを考える。
自分の強さは本物なのかを考える。
彼らにどう向き合うかが、僕らの人間としての格を示す。
僕らは彼らに試されている。
そう、ボクはいつだって、ユウに試されている。
一点の濁りもない澄んだ瞳に見つめられながら、ボクはいつだって、本物の優しさや強さを手に入れようともがいている。
現在(いま)の自分の限界は見失わない。
でも、未来の自分に限界は置かない。
果てしないと思っていた暗闇も、いつしかどこかに消え去って、ボクの頭上には青空が広がっていた。
先日、sa-saraさんのつぶやきがきっかけで聴いたこの曲で、当時のことを思い出してちょっと泣いちゃったりしたんだよなぁ・・・
♪ 果てしなく広がる闇に
♪ 泣きたい日もあるから
♪ 途方に暮れて惑う夜も
♪ 涙雨に濡れて
♪ 大丈夫
♪ こんな思いは 悲しい気持ちは
♪ 長くは続かないから
♪ 心配ないよ 怖くはないよ
♪ そう言ってほしいんだ
♪ ボクの手握りながら
larmelala(ラルムララ)さんの切なさが溢れるヴォーカルを優しく包み込むようなsa-saraさんのアレンジは、まさに愛そのものだ。
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